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東大 学際情報学府 先端表現情報学の院試過去問|2010〜2020年度

東大学際情報学府・先端表現情報学コースの専門科目過去問(2010〜2020年度、11回67問)を分析。数学・情報・信号処理・力学・交通の出題と形式の変化、2027年度夏季は筆記試験がないこと、無料で読める43問の解答を案内します。

最終更新: 2026/10/28

学際情報学府 学際情報学専攻 先端表現情報学コース 専門科目の解答・解説PDF

収録:2010〜2020年度・11回分・解説67項目¥3,200

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東京大学の研究科別・公式過去問を見る

東京大学大学院学際情報学府学際情報学専攻の先端表現情報学コースは、2010〜2020年度の修士入試で専門科目の筆記試験を行い、その問題を学府のサイトで公開しています。この記事は、同コースを志望する人に向けて、11回分・67問の出題を院試Hubの解答原稿から整理したものです。 収録しているのは2010〜2020年度の古い問題です。2027年度夏季募集では、このコースの筆記試験(専門科目)は行われていません。現在の選考と過去問の使い方を、最初の節で説明します。

問題は学府の「過去の入学試験問題」ページで公開され、2021年度以降の先端表現情報学コースの問題は掲載されていません(2026年10月28日確認)。大学による解答はありません。 院試Hubでは、2010〜2016年度の大半の問題と、2017〜2020年度の第1問(2019・2020年度は共通問題T1)の解答、合計43問を年度別ページで無料公開しています。対象は無料解答の一覧にまとめました。

2027年度夏季の選考と、過去問の使い道

2027年度夏季の修士課程学生募集要項の4ページは、一次選考を筆記試験・外国語試験の成績証明書・書類選考、二次選考をオンラインの口述試験としたうえで、筆記試験を行うのは社会情報学・総合分析情報学・生物統計情報学の3コースだけと注記しています。先端表現情報学コースの入学試験案内でも、一般選考の筆記試験(専門科目)の欄は斜線で消されています。同コースの2027年度の選考は次のとおりでした。

区分2027年度夏季・一般選考
募集人員28人(特別選考枠を3分の1程度まで含む)。夏季のみの募集。
一次選考英語のスコア(TOEFL iBT、TOEIC L&R、IELTSのいずれか)と提出書類。
二次選考オンラインの口述試験。修士課程での研究計画とこれまでの研究実績を画面共有で説明する(本人の説明は10分以内)。基礎と専門の学力を問う場合がある。
筆記試験の欄に示された範囲共通問題:線形代数、微分積分学、微分方程式。選択問題:電子情報学・機械情報学・都市工学・社会基盤学などの基礎と、人間・環境・歴史・文化・メディア・コミュニケーションなどの基礎。

出願は2026年7月7〜10日、口述試験は8月17〜20日のうち指定された1日で、すでに実施済みです。英語のスコアは、2024年9月1日以降に受験したものが有効でした。2027年度は冬季募集を行うコースに先端表現情報学は含まれていません。2028年度以降の条件は、その年度の募集要項とコースの入学試験案内で確認してください。

案内書には、口述試験で「筆記試験(専門科目)」の欄に示された内容について試問を行う場合があると書かれています。2010〜2020年度の過去問は、この範囲の基礎を確かめる材料になります。第1問や共通問題は毎回、線形代数・微分積分・微分方程式などの数学で、他の問題には信号処理、回路、力学、交通、メディア論が並びます。 どの年度も現在の選考とは形式が違うので、時間を計る通し演習より、分野ごとに自分の言葉で説明できるかを確かめる使い方が合っています。

2010〜2020年度の試験形式

どの年度も試験は8月の14時〜16時(120分)で、問題文は日本語が正式、英語は参考とされています。答案は原則として日本語で、英語で書いても採点の対象になります。解答指示は年度によって次のように変わりました。

入学年度構成と解答指示
2019・2020共通問題1問(先端表現情報学 問T1)が必須。選択問題6問(先端表現情報学 問T2-A〜C、文化・人間情報学 問L2-A〜C)から1問を選ぶ。L2には英語の問題文がない。
2012〜2018第1問〜第3問の3問すべてに解答する。第3問はA〜Cから1問を選ぶ。
2010・2011先端表現情報学の5問(T1〜T5)と総合分析情報学の問題を収録。T1〜T5から3問、またはT1〜T5から2問とそれ以外から1問の計3問を選ぶ。

2020年度の問題のように、共通問題1問と選択問題1問を解く2019・2020年度の構成は、2027年度の入学試験案内で斜線が引かれた筆記試験欄の記載(数学分野の共通問題1問と、論述の選択問題1問)に最も近い形です。 2012〜2018年度の第3問は7回とも、Aが情報・メディア、Bが力学・材料・熱・制御、Cが交通・都市・防災の題材でした。

2010〜2020年度の出題テーマ

各年度の問題のテーマを、院試Hubの解答原稿の見出しから短くまとめました。問題番号は公式の問題冊子の表記に合わせています。

年度出題(問題番号とテーマ)
2020T1 基礎数学(連立一次方程式、固有空間、媒介変数の微分、高階微分、微分方程式)/T2-A 画像検索、T2-B 重力走行と振動、T2-C 交通流のボトルネック/L2-A 近代家族と親密権、L2-B 文化政策とソフトパワー、L2-C メディア・リテラシー
2019T1 基礎数学(行列の階数、固有ベクトル、極限、不等式、微分方程式)/T2-A オペアンプ回路、T2-B 流体の無次元数、T2-C 列車運行と待ち時間/L2-A 実証主義と解釈主義、L2-B 受け手研究、L2-C 問題基盤型学習
2018第1問 二次曲線/第2問 C言語と逆ポーランド記法/問3-A 色空間とDCT、3-B 橋梁の空力振動、3-C 道路線形
2017第1問 回帰と正則化/第2問 C言語と正規表現/問3-A 二色性反射、3-B 状態フィードバック、3-C 防災報道
2016第1問 ロジスティックモデル/第2問 動的計画法/問3-A 無線LANとフーリエ変換、3-B 材料力学、3-C エレベータの待ち行列
2015第1問 ガウス関数のフーリエ変換/第2問 乱数生成/問3-A レイトレーシング、3-B カルノーサイクル、3-C 緊急地震速報
2014第1問 積分の漸化式とアステロイド/第2問 水量の計測と状態探索/問3-A 画像処理、3-B ばね質点系の振動、3-C 交通工学
2013第1問 QR分解と最小二乗/第2問 集合のデータ構造/問3-A 標本化・量子化と可逆圧縮、3-B 流れの相似則、3-C 自動車交通の環境影響
2012第1問 線形最小二乗/第2問 ソートの計算量/問3-A 線形システムと相互情報量、3-B 応力・ひずみと材料特性、3-C 交通信号とスマートグリッド
2011T1 固有値と漸化式、T2 命題論理、T3 信号解析、T4 速度フィードバック制御、T5 曲率/総合分析情報学A2 再帰アルゴリズム、A4 割り込みとパイプライン
2010T1 線形微分方程式、T2 漸化式と高速計算、T3 z変換とデジタルフィルタ、T4 回路と力センサ、T5 チューリング・テスト/総合分析情報学A1 浮動小数点と記憶装置、A2 ページ置換、A3 C言語とリスト操作、A4 IPヘッダとNAT、A5 組合せ回路と順序回路、A6 空間データと距離減衰

数学では最小二乗が3回出ています(2012年度の線形最小二乗、2013年度のQR分解、2017年度の回帰と正則化)。2012〜2018年度の第2問は毎年プログラミングかアルゴリズムで、ソートの計算量、データ構造、幅優先探索、乱数生成、動的計画法、C言語と正規表現、逆ポーランド記法の評価と続きました。 交通の問題は信号の黄時間と全赤時間、交通流の基本図、待ち時間の確率モデルなど、計算と論述の両方を求めます。

解き方と失点しやすい箇所

以下は、院試Hubの解答原稿が各設問の山場や誤答例として取り上げた箇所です。完全な解答は年度別ページと解答PDFにあり、ここでは最初の一手と、答えがずれる典型を示します。

共通問題(基礎数学)は、条件を確かめてから答えを書く

2019年度T1(無料公開)の設問1は、文字を含む行列の階数を求めます。行列式が0になる値を出しただけでは、階数は決まりません。例えば全成分が1の行列は、行列式が0でも階数は2ではなく1です。値ごとに行基本変形まで進めて確かめます。

2020年度T1(無料公開)の設問2は、固有値が重なる対称行列の正規直交基底です。重なった固有値の固有空間からベクトルを2本選び、それぞれの長さを1にするだけでは直交しません。固有空間の中でもグラム・シュミットの直交化を行います。 設問3の媒介変数表示の2階微分では、d²y/dx² を y″/x″ と書くのが典型的な誤りです。1階微分 dy/dx を媒介変数の関数とみて、もう一度連鎖律を使います。

最小二乗は、解の存在と一意性を分ける

2017年度第1問(無料公開)は、線形回帰の係数を二乗損失の最小化で求め、正則化へ進む問題です。データ行列は正方行列ではないので、逆行列を掛けて係数を求めることはできません。勾配を0とおいた正規方程式を使います。

XTX w=XTyX^{\mathsf T}X\,w = X^{\mathsf T}y

データ行列の列が一次独立なら解は一つに決まります。横座標が同じ2点だけのように列が一次従属になると、最小解は存在しても一つに決まりません。これを「解なし」と書くと誤りです。正則化の項を加えると解が一つに決まることが、最後の設問のつながりです。 2012年度・2013年度の第1問(どちらも無料公開)も最小二乗で、正規方程式を残差の直交性から導く流れと、QR分解による解き方を確かめられます。

2015年度第1問:フーリエ変換を微分方程式で求める

2015年度第1問(無料公開)は、ガウス関数のフーリエ変換が満たす一階の微分方程式を導き、それを解いて変換を求める問題です。部分積分の符号を一つ誤ると、解が周波数とともに増える形になります。変換の絶対値は元の関数の積分で上から押さえられるので、増える解が出たら符号を見直します。

微分方程式は、両辺を未知関数で割るより積分因子で解くほうが、恒等的に0の解を落としません。定数は周波数0での値、つまり元の関数の積分で決めます。この関数は確率密度として正規化されていないので、その値は1ではありません。正規化済みの式と取り違えると、答え全体が一定の倍率でずれます。

アルゴリズムは、状態と漸化式で書く

2016年度第2問(無料公開)は、隣り合う要素を同時に選ばない条件で、選んだ要素の和を最大にする動的計画法です。大きい要素から順に選ぶ方法では最大にならない例があります。最後の要素を選ぶ場合と選ばない場合の両方を残した漸化式を立てます。 選ぶ側の式に一つ前までの最大値を使うと、隣り合う要素を同時に含めてしまいます。

2010年度T2(無料公開)は、漸化式を行列の累乗で計算し、累乗を二進展開で速くする問題です。結果を入れる行列を零行列で初期化すると、何を掛けても零のままになります。単位行列で初期化し、小さな添字の値を手計算と照合してから先へ進みます。

待ち時間の確率モデルと論述問題

2019年度T2-Cは、列車の運行間隔と乗客の待ち時間です。間隔が指数分布に従う場合、平均の待ち時間は平均間隔の半分にはなりません。乗客がたまたま来た時刻から見ると、長い間隔に当たりやすいからです。8分と12分の間隔が交互に来る場合も、二つの間隔を同じ確率で選ぶ計算は誤りで、長さに比例した重みを付けます。

2019・2020年度の文化・人間情報学の問題(L2)は、指定語を使った論述です。院試Hubの解答原稿は、答案例を唯一の正答とはせず、概念の定義・根拠・誤りやすい説明を解説で分けています。例えば2020年度L2-Aでは、原題の指定語「親密権」を、生活領域を指す「親密圏」と取り違えないこと、自治体のパートナーシップ証明を法律上の婚姻と同じ効果を持つものとして説明しないことを取り上げています。

分野別の練習と参考書

11回分の問題を分野で分けると、次のようになります。口述試験の準備として使う場合は、志望する研究室の分野に近い行と、共通問題の数学の行を優先します。

分野過去問練習すること
線形代数・最小二乗2011年度T1、2012・2013・2017・2018年度第1問、2019・2020年度T1階数と解の存在、固有空間の正規直交基底、正規方程式とQR分解、正則化。
微分積分・微分方程式2010年度T1、2014〜2016年度第1問、2019・2020年度T1定数係数の線形微分方程式、変数分離、積分の漸化式、媒介変数で表した関数の微分。
アルゴリズム・プログラミング2010年度T2・A2〜A4、2011年度T2・A2、2012〜2018年度第2問計算量の漸化式、動的計画法、幅優先探索、C言語のポインタとリスト、再帰と反復の書き換え。
信号処理・画像2010・2011年度T3、2012〜2018年度問3-A、2020年度T2-Az変換、フーリエ変換と畳み込み、標本化と量子化、DCT、フィルタの係数。
力学・材料・制御2010・2011年度T4、2012〜2018年度問3-B、2019・2020年度T2-Bばね質点系の振動、応力とひずみ、無次元数と相似則、状態フィードバック。
交通・都市・防災2012〜2018年度問3-C、2019・2020年度T2-C交通流の基本図、待ち時間の確率モデル、信号制御、地震速報の仕組み。
社会・メディア論2019・2020年度L2-A〜C指定語の定義と、対立する立場を、指定字数で説明する。

参考書は、過去問で止まった論点を確かめるために使います。線形代数と最小二乗は齋藤正彦『線型代数入門』(東京大学出版会)、アルゴリズムはT. コルメンほか『アルゴリズムイントロダクション』(近代科学社)、C言語はB. W. カーニハン、D. M. リッチー『プログラミング言語C』(共立出版)で該当箇所を確認できます。 分野ごとの論点は線形代数の院試対策、院試アルゴリズムの対策、信号処理の出題傾向と対策にもまとめています。

無料解答と解答PDFの使い方

次の問題は、年度別ページで解答と考え方を無料で読めます。自分で解いた後に、最終答だけでなく、使った定義や成立条件を答案に書いたかまで照合してください。

2010年度T4と2014年度問3-Aは、原題の条件だけでは答えが一つに決まらない設問を含むため、この一覧から外しています。解答PDFでは、条件不足の範囲を明記したうえで、一般式、条件付きの解、反例を載せています。

販売している解答・解説PDFは、2010〜2020年度の11回分、選択問題を含む67問・321の解説単位を表紙込み262ページにまとめたもので、価格は3,200円です。数学、プログラミング、信号処理、回路、力学、交通、メディアの設問で、定義と成立条件、導出、検算、具体的な誤答例を説明しています。 問題本文と原図は収録していないので、公式の問題PDFと並べて使います。2027年度夏季の選考には筆記試験がないため、このPDFは口述試験に向けて基礎を復習する教材として使う形になります。

学府の公式過去問の公開範囲と解答・解説の一覧は東大学際情報学府の過去問ページに、他の研究科の公式過去問は東大の研究科別公式過去問にまとめています。

途中式と最終答まで読める解説

学際情報学専攻 先端表現情報学コース 専門科目の収録解説の分野(2010〜2020年度・67項目)

院試hubの収録解説11実施回・67項目の見出しを分野別に数えたものです。設問を分割した項目や、公開資料の制約を説明する項目を含むため、公式問題の大問数や完成答案数とは一致しません。が47項目(全体の70%)で最多。は11実施回すべてに出ています。

分野項目数全項目に占める割合直近の連続出題最後に出た回
4770%11回連続2020年度
微分積分・解析46%—2016年度
力学46%1回連続2020年度
情報34%—2015年度
電磁気学・回路34%—2019年度
線形代数23%—2016年度

このほか1項目だけ収録した分野は 材料力学・材料・制御工学・微分方程式・流体力学 です。

収録年度と解説項目数

院試hubに収録した11実施回の一覧です。1回あたりの解説見出しは5〜11項目です。2019年度以降の収録分は7項目です。7実施回は収録解説を全文公開しています。

実施回解説項目数公開範囲
2020年度7第1問の途中式・最終答
2019年度7第1問の途中式・最終答
2018年度5第1問の途中式・最終答
2017年度5第1問の途中式・最終答
2016年度5収録した解答・最終答を公開
2015年度5収録した解答・最終答を公開
2014年度5収録解説・資料制約を公開
2013年度5収録した解答・最終答を公開
2012年度5収録した解答・最終答を公開
2011年度7収録した解答・最終答を公開
2010年度11収録解説・資料制約を公開

東大 学際情報学専攻 先端表現情報学コース 専門科目の解答で立てた注意点(196件)

院試hubの解説で、その設問だけに立てた小見出しです(「方針」「検算」のような全問共通の 見出しは除いています)。新しい実施回から並べています。

  • 2020年度 第1問 基礎数学対角化の検算 / 媒介変数微分の注意 / 微分方程式の型
  • 2020年度 第2問 画像検索厳密一致と類似検索を分ける / ヒストグラムの長所と限界 / 尺度の書き方
  • 2020年度 第4問 交通流ボトルネック基本図の読み取り / 速度と衝撃波速度の違い / 符号の検算
  • 2020年度 第5問 近代家族と親密権採点観点 / 親密権の位置づけ / 典型的な不足点
  • 2020年度 第6問 文化政策とソフトパワー規制と推進を対にする / ソフト・パワーの定義 / 典型的な不足点
  • 2020年度 第7問 メディア・リテラシー複数の系譜を明示する / 差異の書き方 / 現代的観点

力学12件

  • 2020年度 第3問 重力走行と振動角度の取り方 / 終端速度の検算 / 論述部分の採点観点
  • 2018年度 第4問 橋梁の空力振動タコマナローズ橋で強調すべき点 / 対策の対応関係 / 採点上の不足例
  • 2016年度 第4問 材料力学軸力の符号 / 単位換算 / 体積変化の近似
  • 2014年度 第4問 ばね質点系の振動比例係数と周期 / 減衰の分類 / Q値の物理的意味

微分積分・解析12件

  • 2016年度 第3問 無線LANとフーリエ変換正規化の確認 / 切片と零点 / 窓関数としての比較
  • 2015年度 第1問 ガウス関数のフーリエ変換微分方程式への持ち込み / 境界項の確認 / 正規化定数の決定
  • 2014年度 第1問 積分とアステロイド漸化式の境界項 / 偶数と奇数で分ける理由 / アステロイドの標準媒介表示
  • 2011年度 第3問 信号解析偶奇分解の検算 / スペクトルの性質 / 自己相関の形

電磁気学・回路9件

  • 2019年度 第2問 オペアンプ回路仮想短絡と仮想接地 / 抵抗値選択の観点 / 符号の扱い
  • 2010年度 第4問 回路と力センサモータ回路の採点観点 / Wheatstone ブリッジの式 / 力の位置推定の検算
  • 2010年度 第10問 組合せ回路と順序回路加算器の見分け方 / JK フリップフロップ / 温度計コードから 2 進コードへ

情報9件

  • 2015年度 第2問 乱数生成アルゴリズム一様性の根拠 / 逆関数法 / 正規乱数
  • 2013年度 第2問 集合データ構造配列と連結リストの対比 / deleteminの設計 / ハッシュ表の前提
  • 2011年度 第6問 再帰アルゴリズム最小性 / C実装の採点観点 / 末尾再帰の変換

線形代数6件

  • 2016年度 第5問 エレベータ待ち行列待ち時間の定義 / 連続流としての扱い / 容量比の直感
  • 2011年度 第1問 固有値と漸化式固有値の確認 / 極限の意味 / 採点上の注意

流体力学3件

材料力学・材料3件

  • 2012年度 第4問 応力ひずみと材料特性応力と荷重の違い / ひずみは無次元量 / 採点で落としやすい点

制御工学3件

  • 2011年度 第4問 速度フィードバック制御符号の扱い / 安定性と追従性 / 振動入力の解釈

微分方程式3件

  • 2010年度 第1問 線形微分方程式虚数根から実数解を作る理由 / 極大点の検算 / 非同次方程式の確認

頻出論点と、同じ論点を出す他大学

院試hubが解答した大問の論点を、他大学の出題と突き合わせたものです。併願先を 探すときの重なりの実数として使えます。

論点この専攻での出題出題年度同じ論点を出す他大学全国の出題大学
固有値・固有ベクトル5問2020・2019・2018・2016・2011神戸大学・京都大学・大阪大学・名古屋大学・北海道大学27大学
フーリエ変換4問2016・2015・2012・2011京都大学・名古屋工業大学・筑波大学・名古屋大学・東京科学大学16大学
固有振動数と振動系4問2020・2018・2016・2014名古屋大学・北海道大学・広島大学・筑波大学・東北大学18大学
境界層3問2019・2018・2013京都大学・東京科学大学・九州大学・東北大学・名古屋大学10大学
計算量理論3問2016・2010名古屋大学・九州工業大学・大阪大学・京都工芸繊維大学・静岡大学9大学
応力・ひずみ3問2016・2014・2012京都大学・東京科学大学・九州大学・電気通信大学・名古屋工業大学7大学
伝達関数2問2011・2010京都大学・九州大学・名古屋大学・東北大学・大阪大学13大学
正定値行列2問2018・2017名古屋大学・大阪大学・九州工業大学・京都大学・東北大学18大学
ヒルベルト空間2問2020・2013大阪大学・名古屋大学・京都大学・東北大学・東京科学大学12大学
線形空間・基底1問2019神戸大学・名古屋大学・京都大学・北海道大学・九州工業大学21大学

東大 公式の過去問の公開年度と公式解答例

公開されている年度
2010〜2020(先端表現情報学コースとして公開されている専門科目)
公式の解答例
解答例の掲載なし
英語の扱い
TOEFL/TOEIC 等の扱いは募集要項で年度別に確認。公式過去問ページは専門科目PDFを公開。
院試hubが最後にリンクを確認した日
2026-10-28
ページの内容
学際情報学府の修士課程過去問ページで、先端表現情報学コース専門科目の公開PDFを年度別に掲載。2021〜2026年度の同コース専門科目PDFは同ページで公開確認できず、2007〜2009年度は旧コース名のため別候補扱い。2027年度夏季の修士課程学生募集要項(注3)では、筆記試験を行うのは社会情報学・総合分析情報学・生物統計情報学の3コースのみで、先端表現情報学コースに筆記試験はない。

よくある質問

先端表現情報学コースの院試に、筆記試験(専門科目)はありますか。

2027年度夏季募集では行われません。学府の修士課程学生募集要項は、筆記試験を行うのは社会情報学・総合分析情報学・生物統計情報学の3コースだけとしており、先端表現情報学コースの入学試験案内でも筆記試験の欄は斜線で消されています。選考は英語スコアと提出書類による一次選考と、オンラインの口述試験による二次選考です。

筆記試験がないのに、過去問を解く意味はありますか。

口述試験では、入学試験案内の筆記試験欄に示された内容(線形代数・微分積分学・微分方程式と、電子情報学・機械情報学・都市工学・社会基盤学、人間・環境・歴史・文化・メディア・コミュニケーションなどの基礎)について試問を行う場合があるとされています。2010〜2020年度の問題は、これらの基礎を確かめる材料として使えます。試験形式の予想には使えません。

過去問はどこで公開されていますか。

学際情報学府の「過去の入学試験問題」ページで、先端表現情報学コースの専門科目が2010〜2020年度の11回分公開されています。2021年度以降の同コースの問題は掲載されていません(2026年10月28日確認)。2007〜2009年度は前身の学際理数情報学コースの問題です。公式の解答はありません。

2019・2020年度の試験は、それ以前とどう違いますか。

2019・2020年度は、共通問題(基礎数学)1問が必須で、先端表現情報学の3問と文化・人間情報学の3問、計6問から1問を選ぶ形式でした。2012〜2018年度は3問すべてに解答し、第3問だけA〜Cから選びます。2010・2011年度は先端表現情報学の5問と総合分析情報学の問題から計3問を選びました。試験時間はどの年度も14時〜16時の120分です。

無料で読める解答はどれですか。

2011・2015・2016年度は全問、2010年度は11問中10問、2012〜2014年度は5問中4問、2017〜2020年度は第1問(共通問題)の解答を年度別ページで読めます。合計43問です。解答・解説PDFは11回分67問を表紙込み262ページにまとめ、価格は3,200円です。

公式過去問と併用する解答・解説PDFを、東京大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。

東京大学の解答PDF一覧で、東京大学の研究科・専攻・科目をまとめて確認できます。

院試対策ガイド一覧(大学別)

学際情報学府 学際情報学専攻 先端表現情報学コース 専門科目の解答・解説PDF

収録:2010〜2020年度・11回分・解説67項目¥3,200

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