東京大学 院試 過去問 解答例
東大 理学系研究科 物理学専攻 専門科目(物理学) 2014年度 院試 解答例・解説
東京大学 理学系研究科 物理学専攻 専門科目(物理学) 2014年度の院試 過去問について、設問ごとの解法方針・部分点の置き所を解説。全6問収録の解答・解説PDFと併用できます。問題本文は含みません。
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第1問 — 量子力学:クーロン束縛状態と一様磁場中の荷電粒子
この設問は図表を含むため、解説はPDF版でご確認いただけます。
2014年度は公開から時間が経過しているため、解答・最終答まで全文公開しています
最終答
は軌道中心の 座標である。
第2問 — 統計力学:二次元フェルミ粒子とギャップをもつ二帯模型
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最終答
低温比熱はフェルミ面近傍の幅 の状態だけが寄与するため 。 二帯模型では熱励起により正エネルギー帯に少数の粒子,負エネルギー帯に少数の空孔が生じ, である。
第3問 — 電磁気学:誘電体と良導体の境界における平面波
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最終答
導体中では 境界条件は 良導体では
第4問 — 実験物理:X線スペクトルとモーズリーの法則
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最終答
結晶分光では から波長を測る。光子エネルギーは であり, の K 線は 水素様模型では K 線の傾きから 切片がゼロでないことは,内殻電子による遮蔽で有効核電荷が になることを示す。
第5問 — 熱力学:ギブス自由エネルギーと力を受ける重合反応
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最終答
力 を受ける重合反応では より したがって 揺らぎは単量体が入り込む隙間を作り,重合によってその揺らぎを一方向の仕事へ変換するため重要である。
第6問 — 素粒子実験:ヒッグス粒子の二光子崩壊
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最終答
であり,一つの光子のエネルギー分布はこの範囲で一様である。