東京科学大学大学院の外部受験|倍率・口頭試問・合格発表
東京科学大学の理工学系修士(旧東工大)は、外部の大学の卒業者・卒業見込者も出願できます。選抜は系単位で、A日程かB日程かは出願書類から大学側が決めます。出身大学だけでA・Bが分かれる制度ではありません。2027年4月・2026年9月入学の出願条件、口頭試問、合格発表と手続きを説明します。倍率表は別の入学年度である2026年4月・2025年9月入学の集計です。医歯学系・博士後期課程・留学生特別選考は対象に含めません。
公式資料の確認日:2026年10月16日。以下の日程・試験形式・英語条件は、2027年4月・2026年9月入学の理工学系修士課程のものです。試験と合格発表は終了しており、次回の選抜は新しい募集要項で確認してください。
外部の大学から出願できる条件と、教員への事前連絡
2027年4月入学では、国内の大学を卒業した人、2027年3月31日までに卒業する見込みの人は、募集要項の出願資格(1)に該当します。2026年9月入学を希望する場合、この期限は2026年9月27日へ読み替えます。同年9月28〜30日に卒業などで資格(1)〜(6)を満たす予定の場合は、入試課へ予定年月日を事前に連絡する条件があります。通常の学士取得者・取得見込者に、外部生であることを理由とする資格審査はありません。学部3年からの飛び入学など資格(9)(10)(11)で出願する場合は、出願前の個別審査が必要です。この選抜では審査書類が2026年5月11日必着でした。
出願は学院内の「系」を選び、指導希望教員を記入します。複数の系へ併願はできません。他大学との併願は可能ですが、科学大内の結果判明前の重複出願や、同じ入学時期の複数選抜への出願には制限があります。合格後の履修コースは指導教員との関係で決まり、出願した学院内のどの研究室にも自由に移れるという制度ではありません。
| 系 | 要項の条件 | 参照頁 |
|---|---|---|
| 化学系・材料系 | 第一志望の指導教員と出願前に必ず相談。教員の第5志望まで入力必須、第10志望まで入力可。 | 23・42頁 |
| 数理・計算科学系・生命理工学系 | 第一志望の指導教員へ出願前に必ず連絡。 | 50・55頁 |
| 情報通信系 | 出願前の研究室訪問が望ましいとする案内。必須とは書かれていない。 | 37頁 |
| 土木・環境工学系 | 事前連絡を強く推奨。 | 63頁 |
| 社会・人間科学系 | 志望欄に記載する教員全員と、出願前に必ず連絡。 | 70頁 |
共通FAQは「系から指示がある場合は出願前に相談」と説明しています。全員に一律の内諾書を求める制度としては案内されていません。ただし、特任教員などには個別の受入課程制限や事前問い合わせ条件があります。たとえばシステム制御系の教員一覧には、その条件が別に記載されています。研究室を決める際は、系の注意事項に加えて希望教員の備考まで確認してください。
A日程は内部生専用か。B日程とは何が違うか
外部生もA日程の受験資格者になり得ます。公式FAQでは、出身大学を問わず出願書類に基づいて系が決めると説明しています。志願者がA・Bを自由に選ぶ方式ではありません。2027年4月・2026年9月入学では、数学系・物理学系・社会・人間科学系はA日程を実施しません。
| 区分 | 選考方法 | 次の試験との関係 |
|---|---|---|
| A日程 | 口述試験と出願書類で合格内定者を決める。系が定める英語の評価も必須。 | 内定しなかった人はB日程を受験可能。内定者はBを受験できない。 |
| B日程 | 系が定める書類選考、筆答試験、口頭試問と出願書類で判定。 | 書類や筆答の結果により、筆答・口頭試問の受験資格を決める系がある。出願資格(9)はBのみ。 |
英語を含む筆答配点にも差があります。情報工学系は専門900点・英語100点、数理・計算科学系は専門100点・英語20点、システム制御系は専門150点・英語50点です。システム制御系のB筆答は数学のみで、口頭試問では準備した資料を使う発表があります。系名が近くても同じ試験とは限りません。
口頭試問は何を準備するか:18系の形式と試問内容
自分の系のA・B日程を確認してから、資料と説明の準備を進めます。システム制御系はオンライン発表、建築学系はポートフォリオ持参、地球惑星科学系Aは英語での試問です。全系で同じ面接を行うわけではありません。
次の表は、2026年に実施された選抜の要項にある形式・試問内容と、それを踏まえた準備の方法です。「説明する」「練習する」と書いた部分は本記事からの提案であり、実際に出題された質問の一覧ではありません。系別通知で指定される時間・資料・接続方法を優先してください。
理学院
| 系 | 形式・受験対象 | 試問内容と準備 |
|---|---|---|
| 数学系 | Aなし。Bは対面。 | 数学の基礎学力・専門知識と、セミナーを行うためのコミュニケーション能力。志望理由書に書いた数学書・定理や、セミナーで学んだ内容も説明できるようにする。 |
| 物理学系 | Aなし。Bで口頭試問。 | 物理学の知識と理解を問う。式を覚えるだけでなく、前提・物理的意味・導出を説明する練習につなげる。 |
| 化学系 | A・Bで実施。 | 化学の知識・理解、研究への適性と意欲、卒業研究の内容など。自分の研究で用いた考え方と化学の基礎を結び付けて説明する。 |
| 地球惑星科学系 | Aは英語。Bは大岡山キャンパスで実施し、筆答受験者全員が対象。 | Aは専門知識、卒業研究、修士の研究計画。Bは研究能力と英語を含む学力。Aでは研究目的・方法・結果を英語でも説明する準備が必要。 |
工学院
| 系 | 形式・受験対象 | 試問内容と準備 |
|---|---|---|
| 機械系 | A・Bとも日本語のみ。オンラインになる場合があり、実施方法は系の通知を確認。 | Aは学力・適性、Bは研究能力・適性。志望理由書に記した研究テーマの重要性、解決したい問題、方法を自分の言葉で説明する。 |
| システム制御系 | A・Bともオンライン。Bは準備した資料を使って発表。 | 学力・研究能力・適性。Bは現在の卒業研究または準ずる研究活動を発表する。資料や提出方法は受験資格者への個別通知も確認する。 |
| 電気電子系 | 日本語。Aはオンライン、Bは対面。B口頭は筆答と同じ8月18日で、筆答受験者全員が対象。 | Aは基礎・専門学力と適性、Bは志望分野と適性など。筆答の後に別日の準備期間があると考えず、研究分野を選んだ理由も試験前に整理する。 |
| 情報通信系 | A・Bとも個人面接。質問は日本語、回答は日本語・英語のいずれも可。 | 学力・適性。Bは筆答成績上位者が口頭試問の対象で、Aの口述結果はBの合否に加味しない。専門用語を含む説明を、回答する言語で練習する。 |
| 経営工学系 | 日本語。要項の注記ではA・Bとも対面。 | Aは専門知識・卒業研究、Bは学力・研究能力・適性。提出した研究計画について、新規性、方法、これまでの学修との関係を説明する。 |
物質理工学院
| 系 | 形式・受験対象 | 試問内容と準備 |
|---|---|---|
| 材料系 | Aは対面、Bはオンライン。詳細は資格者へ個別通知。 | Aは専門知識・卒業研究・適性。Bでは志望分野も問う。研究の結果だけでなく、材料を選んだ理由や評価方法まで説明する準備をする。 |
| 応用化学系 | A・Bともオンライン。Bの詳細は資格者へメール通知。 | Aは応用化学の専門的内容、Bは卒業研究や修士で行いたい研究など。現在の研究と修士の計画のつながりを説明する。 |
情報理工学院
| 系 | 形式・受験対象 | 試問内容と準備 |
|---|---|---|
| 数理・計算科学系 | A・Bとも対面のみ。Bは口頭試問受験資格者が対象。 | Aは卒業研究、希望分野・入学後の研究テーマ、専門知識。Bは数学・計算機科学等の学力と研究能力。定義・仮定から説明し、必要な証明やアルゴリズムを組み立てる練習をする。 |
| 情報工学系 | A・Bで実施。Bは筆答・英語の成績上位者が口頭試問の対象。 | Aは卒業研究、希望分野・入学後の研究テーマ、専門知識。Bは筆答・英語・口頭試問を総合して判定し、Aの結果は考慮しない。方式や持参物は自分への通知を確認する。 |
生命理工学院
| 系 | 形式・受験対象 | 試問内容と準備 |
|---|---|---|
| 生命理工学系 | A・Bとも日本語。Bはオンラインで、当日9時までに指定会場へ入室。 | 専門知識、卒業研究、修士の研究計画が中心。Aは英語力も試問の項目。実験の目的・対照条件・結果の解釈と、次に調べたい課題を説明する。 |
環境・社会理工学院
| 系 | 形式・受験対象 | 試問内容と準備 |
|---|---|---|
| 建築学系 | A・Bともポートフォリオを持参。 | 専門知識、大学院での研究計画、持参資料を問う。設計製図作品や卒業研究など、これまでの活動をまとめる。設計製図・卒業制作を行った人は図面を含めることが望ましい。 |
| 土木・環境工学系 | A・Bで実施。B口頭は受験資格者が対象。 | 専門知識と大学院での研究計画。研究対象の課題、使う手法、その手法を選ぶ理由を説明する準備につなげる。 |
| 融合理工学系 | A・Bともオンライン。使用言語は日本語・英語のいずれも可。 | Aは専門知識と卒業研究・課題研究、Bは希望分野と卒業研究・課題研究。通信環境等の問題は事前相談により学内の部屋で受験できる場合もあるが、方式はオンライン。 |
| 社会・人間科学系 | Aなし。Bは筆答なし、日本語のオンライン口頭試問。書類で資格者を選抜する場合あり。 | 修士での学修・研究の目的、内容、計画、関連分野の基礎学力、問題解決力や展望。参考文献と自分の主張を分け、研究計画を実行する方法まで説明する。 |
発表資料・ポートフォリオは、指定された内容に合わせる
システム制御系B:現在の卒業研究や、それに準ずる研究活動を資料で発表します。補足資料は、研究がまだない場合に学修した専門分野や内容を書く扱いも示しています。2026年のB口頭試問資格者向け通知では、詳細は登録メールへ送ると案内され、8月21日9時までに届かなければ迷惑メール等を確認して連絡するよう求めていました。資格者番号の発表を確認するだけで終えず、資料の提出期限・発表条件が届いているかも確認する必要があります。
建築学系:設計製図の作品や卒業研究など、これまでの取組を示すポートフォリオを持参します。作品を並べるだけでなく、課題をどう捉え、何を自分で検討し、図面や研究結果がどう変わったかを説明できるようにします。設計製図・卒業制作を行った人には、図面を含む資料が望ましいとされています。
生命理工学系B:2026年8月21日の通知では、8月23日17時までのZoom事前登録と誓約書提出を求めていました。当日の集合は8月24日9時です。受験資格者の発表を確認した後は、事前手続きと受験環境の指定も確認します。生命理工の試問内容と準備には、出願前の教員連絡や英語スコアの期限もまとめています。
本記事で確認した共通要項と上記資料だけでは、全系共通の面接時間やスライド枚数は決まりません。資料の持込み・画面共有も、指定のある系と日程について確認してください。
根拠:システム制御系Bの口頭試問資格者向け通知、同系の誓約書・補足資料の説明、建築学系の持参資料(60〜61頁)
専門知識と研究計画を説明する練習
- 提出書類を読み直す。志望理由・研究テーマ・希望教員について、記載した言葉を自分で説明できるか確かめます。数学系なら、志望理由書に書いた教科書や関心のある定理も対象です。
- 研究の目的・方法・結果・限界を整理する。まだ研究が進んでいなければ、確認できた事実と今後の計画を分けます。共同研究では、自分が担当した部分を明らかにします。
- 基礎を途中から説明できるようにする。使った定義・仮定・式の意味を確認し、条件を変えた場合にどこまで成り立つかを考えます。答えに詰まったときも、分かっていることと未確認のことを分けて話す練習をします。
- 修士で調べる問いと方法を結び付ける。先行研究で分かっていること、自分が確かめたいこと、必要なデータ・実験・証明、志望研究室で取り組む理由を説明します。系の使用言語に合わせて練習してください。
数理・計算科学系Bは数学・計算機科学等の学力と研究能力を問います。一方、情報工学系Bは筆答・英語の成績上位者を口頭試問の対象とし、3つの結果を総合します。近い名称の系でも、対象者や評価方法を取り違えないことが必要です。
系別・学院別の倍率:2026年4月・2025年9月入学の実数
公式結果の数値は志願者数と合格者数です。ここでは志願者数を合格者数で割り、小数第2位に丸めて表示します。欠席者を除いた受験倍率ではなく、個人の合格確率でもありません。2026年4月と2025年9月の入学者を対象にした結果で、2026年夏に行われた2027年4月入学の試験結果とは別です。
| 学院・系 | 2026年4月・2025年9月 志願/合格 | 志願÷合格 | 2025年4月・2024年10月 志願/合格 | 志願÷合格 |
|---|---|---|---|---|
| 理学院数学系 | 97/41 | 2.37倍 | 99/39 | 2.54倍 |
| 理学院物理学系 | 116/72 | 1.61倍 | 132/67 | 1.97倍 |
| 理学院化学系 | 118/71 | 1.66倍 | 78/72 | 1.08倍 |
| 理学院地球惑星科学系 | 29/24 | 1.21倍 | 35/26 | 1.35倍 |
| 工学院機械系 | 371/208 | 1.78倍 | 368/206 | 1.79倍 |
| 工学院システム制御系 | 101/66 | 1.53倍 | 108/63 | 1.71倍 |
| 工学院電気電子系 | 392/177 | 2.21倍 | 356/175 | 2.03倍 |
| 工学院情報通信系 | 129/75 | 1.72倍 | 150/79 | 1.90倍 |
| 工学院経営工学系 | 178/65 | 2.74倍 | 161/65 | 2.48倍 |
| 物質理工学院材料系 | 241/211 | 1.14倍 | 249/208 | 1.20倍 |
| 物質理工学院応用化学系 | 310/207 | 1.50倍 | 313/213 | 1.47倍 |
| 情報理工学院数理・計算科学系 | 79/54 | 1.46倍 | 100/53 | 1.89倍 |
| 情報理工学院情報工学系 | 398/111 | 3.59倍 | 363/113 | 3.21倍 |
| 生命理工学院生命理工学系 | 304/203 | 1.50倍 | 255/191 | 1.34倍 |
| 環境・社会理工学院建築学系 | 210/113 | 1.86倍 | 243/116 | 2.09倍 |
| 環境・社会理工学院土木・環境工学系 | 67/50 | 1.34倍 | 80/50 | 1.60倍 |
| 環境・社会理工学院融合理工学系 | 129/95 | 1.36倍 | 126/101 | 1.25倍 |
| 環境・社会理工学院社会・人間科学系 | 81/48 | 1.69倍 | 84/45 | 1.87倍 |
| 学院 | 志願者 | 合格者 | 志願÷合格 |
|---|---|---|---|
| 理学院 | 360人 | 208人 | 1.73倍 |
| 工学院 | 1,171人 | 591人 | 1.98倍 |
| 物質理工学院 | 551人 | 418人 | 1.32倍 |
| 情報理工学院 | 477人 | 165人 | 2.89倍 |
| 生命理工学院 | 304人 | 203人 | 1.50倍 |
| 環境・社会理工学院 | 487人 | 306人 | 1.59倍 |
公式表の総計3,436人/1,931人には、技術経営専門職学位課程86人/40人も含まれます。上の修士18系だけを合計すると3,350人/1,891人(1.77倍)です。公式注記では、清華大学との合同プログラム、国際大学院プログラム、修士外国人留学生特別選考、技術経営のデュアルディグリープログラムを集計に含めていません。
内部・外部別、A・B別、実際の受験者数はこの表にありません。「外部の倍率は何倍か」「A日程の何%が受かるか」は計算できません。学院全体の倍率を、その系や研究室の入りやすさと読み替えることもできません。
2027年4月入学の出願・試験日程は終了済み
以下は2027年4月・2026年9月入学の通常の修士選抜です。2026年10月16日時点で、出願から合格発表まで終了しています。出願はWeb入力と書類郵送の両方が必要でした。
| 手続き・試験 | 2026年の日付 | 条件 |
|---|---|---|
| 資格審査書類 | 5月11日必着 | 資格(9)(10)(11)による出願者。 |
| Web入力開始 | 6月1日9時 | 入力だけでは出願完了にならない。 |
| 出願書類郵送 | 6月4〜10日必着 | 窓口での提出は不可。 |
| A/B資格通知 | 7月2日正午頃 | 出願サイトのマイページ。 |
| A日程口述 | 7月10・11・13・14・15日の系指定日 | 結果通知は7月24日9時頃。 |
| B日程筆答 | 8月18日 | 時間・科目は系別。 |
| B日程口頭試問 | 8月18〜25日の系指定日 | 口頭試問受験資格者が対象。 |
| 合格発表 | 9月7日17時頃 | 大学ウェブサイトと出願マイページ。 |
合格者向けの「11月2日までの入学意向回答」は、合格後の手続きです。次回の通常の修士選抜の日程は、今回確認した公式資料では確認できませんでした。2027年4月入学の博士後期課程や、技術経営専門職学位課程の別募集を、理工学系修士全体の冬入試として扱わないでください。
根拠:募集要項2・8〜9・12〜13頁。次回の募集要項掲載先は理工学系大学院の募集要項一覧です。
合格発表の確認方法と、2027年4月入学までの手続き
2027年4月・2026年9月入学の修士選抜は、2026年9月7日17時頃に合格発表を行う日程でした。大学の合格者発表一覧に掲載された当該選抜の合格者受験番号と、出願サイトのマイページで確認します。口頭試問の受験資格者番号と、最終の合格者番号は別です。
- マイページ:合格した学院・系、指導教員名、入学年月を確認します。2026年9月7日の0時〜16時59分は合否照会ができない指定でした。
- 郵送の合格通知書:出願情報登録時に希望した人だけに、発表翌日以降に発送する方式です。全員への郵送を待つ必要はありません。
- 合否の問い合わせ:大学は電話等による合否照会に応じないとしています。公式発表と自分のマイページで確認してください。
履修可能コースが1つか、複数かを確認する
| 対象 | 行うこと | 要項に記載の期限・時期 |
|---|---|---|
| 履修可能コースが1つ | マイページに通知されたコースが決定コース。希望コースのWeb回答は不要。 | 合格発表時に確認 |
| 履修可能コースが複数 | 必ず指導教員と相談し、希望コースをWeb回答する。決定コースはマイページで確認。 | 回答は2026年9月16日予定まで。決定通知は11月初旬頃。 |
| どちらの合格者も | 入学意向をWeb回答する。コース希望回答を済ませた人にも必要。 | 2026年11月2日予定まで |
| 入学手続き案内 | 入学意向の回答をもとに、教務課からメールで案内が届く。 | 2027年2月初旬まで |
| 入学手続き | 案内された書類・手順に従って完了する。所定の期日までに手続きをしないと入学は許可されない。 | 2027年3月4日予定まで。変更の可能性があるため手続書類等で確定日を確認。 |
この表は2027年4月入学向けです。2026年9月入学は別の日程で、入学手続日は9月17日予定とされていました。希望コース回答をし忘れた、入学意向の回答方法が分からないなどの場合は、マイページの案内先へ状況を伝えて確認してください。
追加合格・繰上げ合格はいつ分かるか
確認した募集要項、合格者発表ページ、公式FAQには、この選抜の追加合格・繰上げ合格の固定日程や条件を確認できませんでした。そのため、特定の日に連絡が来る、辞退者が出れば必ず繰り上がる、といった案内はできません。新しい公式告知と個別の通知を確認し、必要な場合は系の入試担当へ制度や通知方法を確認してください。
英語は何をいつ提出するか:数学系と外部スコアの違い
数学系以外では、TOEIC L&R、TOEFL iBT、TOEFL iBT Home Editionが有効です。2027年4月・2026年9月入学の要項は、2024年6月11日以降に受験した試験を対象にしています。TOEFL ITP・TOEIC IP等の団体特別受験は認めていません。
- TOEIC L&R:オンラインから取得した、真偽確認用QRコード付きPDFを印刷します。QRのないOfficial Score Certificateは受理されません。
- TOEFL iBT・Home Edition:PDF版Test Taker Score Reportを印刷し、使用するスコアに理工学系修士のDIコード「G179」を設定します。受験済みのスコアにも設定が必要です。
- ETSから郵送される紙のスコアシートは、本人宛のものも大学への直送も受理されません。オンラインPDFの印刷という指定を区別してください。
提出は原則として出願時ですが、物理学系は出願時に提出せず、B日程筆答試験当日に持参します。物理学系では当日未提出の場合は不合格です。土木・環境工学系は、A日程を希望しない場合に限り7月29日必着の指定方法での後日提出も認めています。共通要項でも、系の提出期限に間に合わなければ、受験票が発行されていても受験資格はないとしています。
数学系は独自英語筆答が必須
数学系は外部スコアを使わず、全員が英語筆答を受けます。この選抜では8月18日15時40分〜16時40分。数学文献を読む基礎的な英文読解力を問い、合格・不合格で判定します。英語で合格することが選抜合格の必要条件です。英語辞書は持込可、電子辞書は不可で、TOEIC・TOEFL提出による免除もありません。
配点と合格必要点は別。新TOEFL尺度は独自換算しない
要項16頁には旧0〜120点のTOEFL iBTからPBTへの換算表と、PBTからTOEIC L&Rへの換算式が載っています。ただし、今回確認した要項・英語告知では、新しい1〜6尺度をこの選抜でどう使うかの明文を確認できませんでした。古い表から独自に1〜6尺度を換算することはできません。また、系別の英語配点は公表されていますが、全系共通の合格必要点は確認できません。配点や換算点だけでは、「この点数なら合格する」とは判断できません。
「東工大の英語過去問PDF」を探している場合
学部入試か大学院入試かで、入手できる資料が違います。旧東工大という呼び名だけで、学部・修士・博士の問題を混ぜないでください。
- 理工学系の学部入試:2026年度の公式過去問ページでは、前期日程の英語問題は著作権上の理由でウェブ非掲載と明記されています。英語の「出題の意図」はありますが、問題本文や模範解答とは異なります。
- 修士の数学系以外:上記の選抜は外部試験スコアで代替し、大学独自の英語筆答を行いません。まず自分の系で有効な試験と提出期限を確認する必要があります。
- 修士の数学系:独自英語を実施します。ただし、中央の過去問一覧にある2024年実施版と、数学系アーカイブにある2026年度版を確認したところ、いずれも数学専門の午前3頁・午後4頁で、英語問題本文は含まれていませんでした。英語本文を別途請求・閲覧できるかは、この資料からは確認できません。
中央一覧の数理・計算科学系にある「2024年から英文による出題なし」は、専門問題の出題言語の案内です。外部英語スコアの提出が不要になったという意味ではありません。大学院の一覧には著作権による非公開箇所の注意がありますが、数学系英語の非掲載理由を個別に説明した資料は今回確認していません。
数学専門の年度別傾向は数学系の過去問対策にまとめています。院試hubのこの解答集が扱うのは数学専門科目です。
過去問は何年分あるか(公式の公開年度と院試hubの収録年度)
2件
東京科学大学(旧東京工業大学)の理工学系大学院の過去問は、公式サイトで学院・系別に公開されています。公式の年表示は入学年度ではなく試験の実施年です。2025年実施分は問題と出題の意図を別々に掲載し、数学系の共通一覧は2020〜2024年実施分を掲載し、数学系の独自アーカイブには2026年度版もあります。
| 公式の配布先 | 公式が公開している年度 | 院試hubの収録年度 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 全学院共通(理学院・工学院・物質理工学院・情報理工学院 ほか) | 主に2021〜2025年実施(数学系は2020〜2024年実施) | 2019〜2026年度(8年度分)・59回数学 解答PDF専門科目(情報工学) 解答PDF専門科目(数理・計算科学) 解答PDF電気電子系 専門科目 解答PDF情報通信 解答PDF機械系 専門科目 解答PDFシステム制御系 数学 解答PDF生命理工学系 専門科目 解答PDF材料系 B日程筆答専門試験 解答PDF化学系 専門科目 解答PDF地球惑星科学系 専門科目 解答PDF | 2026-10-16 |
| 理学院 物理学系(系独自) | 系サイトに依存 | 2020〜2025年度(5年度分)・5回物理 解答PDF | 2026-10-15 |
公式の解答例が公開されている配布先
0件
確認した2件のうち、公式解答の掲載は「あり」0件・「一部あり」0件・「なし」2件・窓口閲覧0件です。
解答PDF(研究科・専攻 × 科目 × 収録年度)
12件
12件の解答PDFに、のべ64回の試験・487大問を収録しています。
| 研究科・専攻 | 科目 | 収録年度 | 大問数 | 価格 | 解答PDF |
|---|---|---|---|---|---|
| 工学院 システム制御系 | システム制御系 数学 | 2021〜2025年度(5年度分)・7回 | 28 | ¥3,200 | 解答PDF |
| 工学院 機械系 | 機械系 専門科目 | 2021〜2025年度(5年度分)・5回 | 22 | ¥2,880 | 解答PDF |
| 工学院 情報通信系 | 情報通信 | 2020〜2025年度(5年度分)・5回 | 21 | ¥2,880 | 解答PDF |
| 工学院 電気電子系 | 電気電子系 専門科目 | 2019〜2025年度(6年度分)・6回 | 28 | ¥3,200 | 解答PDF |
| 情報理工学院 情報工学系 | 専門科目(情報工学) | 2020〜2025年度(5年度分)・5回 | 21 | ¥2,880 | 解答PDF |
| 情報理工学院 数理・計算科学系 | 専門科目(数理・計算科学) | 2022〜2026年度(5年度分)・5回 | 60 | ¥2,880 | 解答PDF |
| 生命理工学院 生命理工学系 | 生命理工学系 専門科目 | 2021〜2025年度(5年度分)・5回 | 40 | ¥2,880 | 解答PDF |
| 物質理工学院 材料系 | 材料系 B日程筆答専門試験 | 2021〜2025年度(5年度分)・5回 | 69 | ¥2,880 | 解答PDF |
| 理学院 化学系 | 化学系 専門科目 | 2021〜2025年度(5年度分)・5回 | 55 | ¥2,880 | 解答PDF |
| 理学院 数学系 数学コース 修士課程 | 数学 | 2020〜2025年度(6年度分)・6回 | 75 | ¥3,200 | 解答PDF |
| 理学院 地球惑星科学系 | 地球惑星科学系 専門科目 | 2021〜2025年度(5年度分)・5回 | 38 | ¥2,880 | 解答PDF |
| 理学院 物理学系 物理学コース | 物理 | 2020〜2025年度(5年度分)・5回 | 30 | ¥2,880 | 解答PDF |
関連 リソース
外部受験のよくある質問
東工大・東京科学大のA日程は内部生だけですか?
いいえ。公式FAQでは、出身大学を問わず出願書類をもとに系がA・B日程の受験資格を決定すると説明しています。外部生もA日程の対象になり得ます。志願者は自由に選べず、数学系・物理学系・社会・人間科学系はA日程を実施しません。
東京科学大学大学院の外部倍率やA日程の合格率は分かりますか?
確認した2026年4月・2025年9月入学の公式表には、系別の志願者数と合格者数があります。情報工学系は398人・111人で、志願者数÷合格者数は3.59倍です。受験者数、内部・外部別、A・B別の人数はこの表にないため、それぞれの合格率は計算できません。
2027年4月入学の修士入試はいつですか?
理工学系の通常の修士選抜は、2026年6月4〜10日必着の出願、7月のA日程、8月18日のB筆答と8月18〜25日の系指定日の口頭試問、9月7日の合格発表でした。2026年10月16日時点で終了しています。博士後期や技術経営専門職の別募集を一般修士の冬入試と取り違えないでください。
東京科学大学大学院の合格発表はどこで確認できますか?
理工学系の2027年4月・2026年9月入学は、2026年9月7日17時頃に公式ウェブサイトの受験番号一覧と出願マイページで発表されました。合格した学院・系、指導教員、入学年月はマイページで確認します。郵送の合格通知書は、出願登録時に希望した人にだけ発表翌日以降に発送する方式です。
2027年4月入学の合格後は何をすればよいですか?
履修可能コースが複数ある人は、指導教員と相談して9月16日予定までに希望コースを回答し、11月初旬に決定を確認します。1つの人はコース希望回答が不要です。どちらも11月2日予定までの入学意向回答が必要で、2027年2月初旬までに教務課から入学手続き案内のメールが届きます。入学手続日は3月4日予定ですが、届いた手続書類で確定日を確認してください。
東工大・東京科学大の口頭試問は全系オンラインですか?
いいえ。2027年4月・2026年9月入学要項では、数理・計算科学系はA・Bとも対面のみ、システム制御系はA・Bともオンラインです。電気電子系と材料系はAとBで方式が異なります。自分の系とA・B日程を確認し、受験資格者への個別通知に従ってください。
院試の口頭試問には何を準備しますか?
まず志望する系が指定する試問内容と資料を確認します。この選抜では、システム制御系Bは卒業研究等の資料を使った発表、建築学系A・Bはポートフォリオ持参、地球惑星科学系Aは英語での試問があります。専門の基礎、卒業研究、修士の研究計画を、提出書類と矛盾なく説明する練習をしてください。発表時間や資料枚数は一律に決めず、自分への通知で確認します。
数学系もTOEIC・TOEFLを提出しますか?
数学系は独自の英語筆答を全員が受験し、外部スコアによる免除はありません。2027年4月・2026年9月入学要項では、数学文献を読む基礎的英文読解力を合格・不合格で判定し、英語合格を選抜合格の必要条件としています。他の系の外部スコア提出と区別してください。
英語は何点あれば合格できますか?
要項で確認できる英語配点は系によって違い、配点から合格必要点は分かりません。本記事で確認した資料には全系共通の合格必要点はありません。外部試験の種類、受験日、提出形式・期限を満たすことと、選抜に合格することは別の条件です。
東工大の英語過去問PDFはどこにありますか?
課程で異なります。2026年度の理工学系学部前期の英語問題は、大学公式が著作権を理由にウェブ非掲載と明記し、出題意図を掲載しています。修士は数学系を除き外部スコアで代替します。数学系は独自英語がありますが、確認した公式の2024年実施版と2026年度版の過去問PDFは数学専門科目のみで、英語本文を含みません。