院試 用語集
院試 用語集
21項目を6カテゴリに分けています。部分点・典型ミス・公式解答・過去問演習・専門科目には、院試hub が作った4164大問の解説と105件の公式配布先を調べたときの数字を添えています。
試験制度
- 院試(いんし)
- 「大学院入学試験」の略称。学部4年生または社会人が修士課程・博士課程に進学する際に受ける試験を指す。多くの研究科で夏(7-8月)と冬(1-2月)の2回実施されるが、研究科によって実施回数や時期が異なる。
- 夏入試(なついんし)
- 7月下旬から9月上旬に実施される院試の総称。多くの研究科でメインの試験。受験者数が冬入試より多いため、定員も大きい場合が多い。
- 冬入試(ふゆいんし)
- 1月下旬から2月にかけて実施される院試の総称。研究科や定員状況によって実施されない年度もある。夏入試の補欠的な位置づけになる場合もあるが、専攻によっては夏冬で同等の比重を持つ。
関連: 夏入試、冬入試、外部生
関連: 冬入試
関連: 夏入試
出願
- 募集要項(ぼしゅうようこう)
- 大学院の入試制度・試験科目・出願期間・必要書類を記載した公式文書。研究科ごとに発行され、年度で内容が変わる。出願前には必ず最新版を確認する必要がある。
- TOEFL iBT
- 英語能力試験のひとつ。多くの研究科で外部英語スコアの提出方式として認められている。スコアは2年間有効で、出願締切から逆算してスコア取得を計画する必要がある。
- TOEIC
- 英語能力試験のひとつ。理工系の研究科では TOEIC L&R を提出方式として認める例が多い。一部の研究科では TOEIC スコアを認めず TOEFL のみ受け入れる場合もあるため、募集要項で必ず確認する。
関連: 出願期間、試験科目
関連: TOEIC、IELTS
関連: TOEFL iBT、IELTS
試験科目
- 口述試験(こうじゅつしけん)
- 筆記試験とは別に実施される面接形式の試験。研究計画・卒業研究の内容・志望理由・基礎的な専門知識を問われる。研究室への適性を判断する場でもあり、事前の研究室訪問が推奨される。
- 専門科目(せんもんかもく)
- 院試で課される専攻ごとの試験科目。例えば情報理工学系研究科ではアルゴリズム・電磁気・信号処理・確率統計などが含まれる。多くの場合、複数の科目から指定数を選択する形式。
- 基礎科目(きそかもく)
- 専攻横断で課される共通の試験科目。理工系では一般的に数学(線型代数・微分方程式・複素関数論など)と物理(電磁気・力学)が含まれる。
- 4力(よんりき)
- 機械系工学の専門試験で課される4分野「材料力学・流体力学・熱力学・機械力学」の総称。多くの大学院機械工学専攻で必須または選択必須となる。
- 選択問題(せんたくもんだい)
- 出題された大問の中から指定数だけ解答する形式。本番で「どの問題を選ぶか」の判断が点差につながる。事前に過去問で得点率の高い分野を見極めておくのが基本戦略。
関連: 研究室訪問、面接
院試hub の解答から: 実際の試験名は87通りに分かれています(「専門科目」21実施回、「専門科目A」20実施回など)。
関連: 基礎科目、選択問題
関連: 専門科目
関連: 専門科目、材料力学、流体力学
関連: 専門科目
答案・採点
- 公式解答(こうしきかいとう)
- 大学院が公式に公開する模範解答。多くの研究科では公開されないため、受験生は自分の答案が採点者に通用するか判断しづらい。院試hub のような独自解答サービスや、合格者の手書き解答の有用性はここに由来する。
- 公式問題(こうしきもんだい)
- 大学院が公式に公開する過去問の問題冊子。多くの研究科のウェブサイトで PDF として無料配布されている。一方で解答は公開されないことが大半。
- オリジナル解答(おりじなるかいとう)
- 公式解答が公開されない院試問題に対して、第三者(個人・サービス)が独自に作成した解答・解説。院試hub の解答パックはこの形式で、年度別に方針・典型ミス・部分点の置き所まで併記している。
- 部分点(ぶぶんてん)
- 完答できなかった問題でも、途中までの正しい論理や式変形に対して与えられる点数。院試では完答が難しい問題が多いため、部分点の取り方が合否を分ける。方針宣言・条件明示・計算の途中式を残す習慣が重要。
- 典型ミス(てんけいみす)
- 多くの受験生が同じパターンで犯しやすい失点。例えば線形代数で固有空間と一般化固有空間の混同、流体力学で検査体積の不明示、量子力学で正規化忘れなど。事前に類型を知っておくと回避できる。
- 過去問演習(かこもんえんしゅう)
- 公式に公開されている過去問を解く学習法。院試対策の中心。年度別に解いて出題傾向を把握し、自分の弱点分野を特定する。直近5-7年分を最低2周するのが目安。
院試hub の解答から: 院試hub が確認した105配布先のうち、公式解答が全年度公開は6件、一部年度のみが16件、残る83件は問題のみ。
関連: 公式問題、オリジナル解答
院試hub の解答から: 31大学105配布先の所在を記録しています。
関連: 公式解答
院試hub の解答から: 27大学116科目・611実施回・4164大問ぶんを作成しています。
関連: 公式解答
院試hub の解答から: 解説の小見出しでは「採点の置き所」が171大問、「採点上の注意」が106大問、「試験で書くべきポイント」が664大問に付いています。
関連: 典型ミス
院試hub の解答から: 「典型ミス」の小見出しが付いている大問は1469件です。
関連: 部分点
院試hub の解答から: 1実施回あたりの大問数は平均6.8問・中央値5問。最も少ない回で1問、多い回で27問(611実施回ぶん)。
関連: 公式問題
進学・研究室
- 外部生(がいぶせい)
- 院試で、出願先の大学院とは別の大学で学部を卒業(または卒業見込み)の受験生を指す。情報量や教員との接点で内部生より不利になりやすいため、過去問演習・研究室訪問・募集要項の精読がより重要になる。
- 内部生(ないぶせい)
- 院試で、出願先の大学院と同じ大学の学部を卒業(または卒業見込み)の受験生を指す。研究室の情報や指導教員との接点があり、相対的に有利な立場にあるとされる。
- 研究室訪問(けんきゅうしつほうもん)
- 受験前に志望研究室を実際に訪れ、指導教員と面談すること。研究テーマの方向性、受け入れ枠、研究室の雰囲気を確認する場として、外部生にとっては特に重要視されている。
関連: 内部生、研究室訪問
関連: 外部生
関連: 内部生、外部生、口述試験
用語
- TeX(てっく)
- 数式・図・組版に強いドキュメント作成システム。理系の論文・教科書で標準的に使われる。院試hub の解答パックはすべて LaTeX で組版されており、手書きスキャン解答よりも読みやすい仕上がり。
関連: LaTeX
院試の部分点・典型ミスは解説のどこに書かれているか(4164大問の小見出し集計)
4164大問のうち4065大問の解説に小見出しが付いており、小見出しの延べ数は12836個、異なり6672種です。上位12件は次のとおりです。
| 解説の小見出し | 付いている大問数 |
|---|---|
| 方針 | 1710大問 |
| 典型ミス | 1469大問 |
| 検算 | 884大問 |
| 試験で書くべきポイント | 664大問 |
| 採点の置き所 | 171大問 |
| 採点上の注意 | 106大問 |
| 失点しやすい点 | 97大問 |
| 答案例 | 72大問 |
| 採点観点 | 72大問 |
| 途中式 | 67大問 |
| 途中式の要点 | 53大問 |
| 符号の確認 | 37大問 |
残る6660種の大半は、その大問だけに付く固有の小見出しです。
「専門科目」は実際に何と呼ばれているか(87通りの科目名)
解答を作った611実施回の試験名は87通りに分かれています。上位15件は次のとおりです。
| 募集要項・問題冊子での科目名 | 実施回 |
|---|---|
| 数学 | 93回 |
| 物理学 | 41回 |
| 物理 | 36回 |
| 専門科目 | 21回 |
| 専門科目(物理学) | 20回 |
| 専門科目A | 20回 |
| 専門科目B | 19回 |
| 専門科目(情報工学) | 17回 |
| 数理情報学 | 12回 |
| 基礎科目 | 9回 |
| 地球惑星科学系 専門科目 | 9回 |
| 専門科目(機械知能システム学) | 7回 |
| 2群 情報・生命系 基礎・専門科目 | 6回 |
| 6群 心理・哲学 専門科目 | 6回 |
| システム制御系 数学 | 6回 |