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東大 工学系 院試 物理学の過去問|力学・電磁気12問の傾向

東大工学系の一般教育科目「物理学」は、力学と電磁気学の2問を120分ですべて解きます。2021〜2026年度の12問・88設問の出題、物理学を受ける専攻、解く順番と誤りやすい箇所を解答原稿から整理しました。各年度の力学1問は無料で読めます。

最終更新: 2026/10/28

工学系研究科 物理学の解答・解説PDF

収録:2021〜2026年度・6回分・解説12項目¥3,200

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東京大学大学院工学系研究科の一般教育科目「物理学」は、力学と電磁気学から1問ずつ出る2問を、両方とも解く筆記試験です。2023〜2026年度の問題冊子では、試験時間は120分でした。 2027年度の修士課程募集要項では、精密工学専攻が数学とあわせて受け、マテリアル工学専攻とバイオエンジニアリング専攻は数学・物理学・化学から出願時に選びます。 この記事は、これらの専攻を受ける人に向けて、2021〜2026年度の6回分、12問・88設問の出題を院試Hubの解答原稿から整理したものです。

問題は工学系研究科の「過去の入試問題」で2017〜2026年度分が公開され、日本語と英語の問題文が載っています。大学による解答は掲載されていません(2026年10月28日確認)。 院試Hubでは、各年度の第1問(力学)の解答を年度別ページで無料公開しています。対象の6問は無料解答の一覧にまとめました。

試験時間と物理学を受ける専攻

2023年度以降は1冊の問題冊子に2問が入り、120分で両方に答えます。2021・2022年度は力学と電磁気学が別冊で、各60分でした。下の表は、各年度の問題冊子の表紙にある指示です。

入学年度試験時間と冊子解答指示
2023〜202613:00〜15:00(120分)、1冊第1問(力学)と第2問(電磁気学)の両方に解答する。問題ごとに解答用紙を1枚使い、裏面も使える。
2022物理学1(力学)と物理学2(電磁気学)の2冊、各60分各冊の問題すべてに解答する。解答用紙は各冊1枚。
2021物理学1・2の2冊(問題番号P1・P2)、各60分結果だけでなく導出過程も書く。表紙には、ネットワークトラブルが起きても解答を続けるといったオンライン実施の注意がある。

どの年度も、答案は日本語と英語のどちらで書いてもかまいません。2027年度は、物理学が2026年9月1日13時〜15時、数学が前日の8月31日13時〜15時30分に行われました(精密工学専攻の2027年度入試案内)。 2023〜2026年度も物理学は数学の翌日で、2026年度は2025年8月26日の実施です。2027年度の物理学の問題は、2026年10月28日の時点で研究科の過去問ページにまだ載っていません。

出題分野は、募集要項の別紙「一般教育科目の出題分野」で力学と電磁気学とされ、2問すべてに解答すると書かれています。 研究科が公開している一般教育科目の出題の意図も、力学と電磁気学の基礎的な学力を問う試験だと説明しています。

2027年度に物理学を受ける専攻

2027年度修士課程募集要項の3〜4ページで、一般教育科目に物理学が入っている専攻は次の3つです。

専攻一般教育科目専門科目英語のスコア募集人員
精密工学数学と物理学の両方なしTOEFL・IELTS・TOEIC L&Rのいずれか27人
マテリアル工学数学・物理学・化学から出願時に選択マテリアル工学基礎TOEFLまたはTOEIC L&R45人
バイオエンジニアリング数学・物理学・化学から出願時に選択なしTOEFL・IELTS Academic・TOEIC L&Rのいずれか24人

精密工学専攻とバイオエンジニアリング専攻は特別口述試験を行い、そこで選ばれた志願者は筆記試験などが免除されます。 物理工学専攻も「物理学」を課しますが、これは専攻の専門科目で、一般教育科目は数学です。名前が同じでも別の試験なので、専攻の公開問題は物理工学専攻のガイドで確認してください。

2021〜2026年度の出題テーマ

各年度の2問のテーマを、院試Hubの解答原稿の見出しから短くまとめました。2021・2022年度は、物理学1を第1問、物理学2を第2問として並べています。設問数は解答原稿で分けた数です。

年度第1問(力学)第2問(電磁気学)設問数
2026斜面上と鉛直に分かれた2質点、糸の向きが変わった後の重心運動と回転電気双極子の電位、一様電場中の導体球と表面電荷、小さな円電流のベクトルポテンシャル10
2025一様な球の慣性モーメント、撃力による転がり、なめらかな坂と段差の乗り越え平行導線の電場・容量・導線間の力、インダクタンスと特性インピーダンス、導体平面と鏡像電流16
2024一様な円板の慣性モーメント、斜面上でばねにつながる円板の転がりと振動、障害物との衝突一様帯電球・帯電層の電位と内部での運動、誘電体境界の鏡像法と分極電荷17
2023固定した支点、ばねで支えた支点、水平に動かす支点の振り子帯電円柱と金属円筒の静電誘導、平面波の反射・透過とポインティングベクトル17
2022一様な棒の剛体振り子と支点反力、質点を付けた小振動、物体との衝突同軸円筒の磁界と電場、漏れ電流と電荷の緩和、誘電体界面の電荷と力16
2021ばねにつながる物体への付着衝突・弾性衝突・再衝突磁場の中を動く導体棒と、抵抗・コンデンサの回路12

力学は剛体と衝突の組み合わせが多い

第1問は6回のうち2023年度を除く5回で、撃力、衝突、糸の向きが急に変わる瞬間の力積を扱いました。2022・2024・2025年度は、棒・円板・球の慣性モーメントを定義の積分で求める設問から始まり、その値を後半の回転運動や衝突で使います。 最初の設問で係数を誤ると、最後の設問まで影響が残る構成です。

振動もよく出ます。2021年度はばねにつながる物体の単振動、2022年度は質点を付けた棒の小振動の周期、2024年度は斜面上でばねにつながれて転がる円板の振動でした。 2023年度は大問全体が振り子で、支点を固定した場合、ばねで支えた場合、水平に動かした場合の3通りを順に扱っています。

電磁気学は静電場から入り、後半で主題が変わる

第2問は2022〜2026年度の5回とも、ガウスの法則か電荷の重ね合わせで電場・電位を求める設問を含みます。後半の主題は年度ごとに違い、誘電体界面の電荷と力(2022年度)、平面波の反射と透過(2023年度)、誘電体境界の鏡像法(2024年度)、伝送線路と導体平面の鏡像電流(2025年度)、一様電場中の導体球と円電流のベクトルポテンシャル(2026年度)でした。 2021年度は、磁場の中を動く導体棒と抵抗・コンデンサの回路を扱う電磁誘導の問題です。

前半と後半で設定が変わる年度は、前半で止まっても後半から書けます。2023年度は帯電円柱と平面波、2024年度は帯電球・帯電層と誘電体境界で、互いの結果を使いません。 一方、2025年度のIIで求める特性インピーダンスは、Iで求めた容量とIIのインダクタンスを両方使います。2026年度のIIの導体球も、Iで導いた双極子の電位を使います。

解く順番と失点しやすい箇所

以下は、院試Hubの解答原稿が各設問の山場や誤答例として取り上げた箇所です。完全な解答は年度別ページと解答PDFにあり、ここでは最初の一手と、答えがずれる典型を示します。

120分の使い方

2問とも解答するので、どちらかを捨てる練習はしません。最初に両方の設問を最後まで読み、前の答えを後で使う設問と、独立して書ける設問に印を付けます。 力学は前半の結果を後半で使う構成が多く、電磁気学は年度によって後半が独立しています。設問数は年度により10〜17と差があり、2023・2024年度は17設問でした。1問に60分ずつを割り当て、その中で独立した設問から先に書く順番を決めます。

2026年度第1問:糸の向きが変わる瞬間は力積で考える

2026年度第1問(無料公開)は、斜面上の質点Aと、台の端から鉛直に下がる質点Bを糸でつないだ問題です。前半の張力と到達直前の速度は、二つの運動方程式を足して加速度を求めれば出ます。 Aに働く張力の向きを逆に置くと張力が負になるので、糸がどちらへ引くかを図で確かめてから式を立てます。

山場はAが原点に達した後のIIIです。この瞬間に糸の向きが変わり、糸に沿った力積が働きます。到達直前の運動エネルギーを回転のエネルギーにそのまま移すと、角速度が正しい値の2/√3倍になります。 力積は糸に沿う内力なので、重心の速度と重心まわりの角運動量は変わりません。この二つを使うと、その後の運動を重心の放物運動と重心まわりの等速回転に分けて書けます。

2025年度第1問:撃力の腕と、段差で保存する角運動量

2025年度第1問(無料公開)は、床の上の一様な球を水平に打ち、直後から滑らずに転がる高さを求めてから、坂と段差を越える条件へ進みます。 重心まわりの角力積の腕は、床からの高さ h ではなく、重心からの高さ h−a です。腕を h とすると重心より下を打つ答えになり、球の回る向きと合いません。

段差の角Qにぶつかる瞬間は、弾まない衝突なので運動エネルギーが減ります。この瞬間に保存されるのは、Qのまわりの角運動量です。

LQ=Mv (a−H)+IC ω0L_Q = Mv\,(a-H) + I_C\,\omega_0

並進の項の腕は、Qから重心までの距離 a ではなく、鉛直方向の距離 a−H です。腕を a にすると、衝突後の角速度が段差の高さ H によらなくなり、そこで誤りに気づけます。 段差を越えるのに必要な撃力は、同じ高さのなめらかな坂を上る場合より大きく、H=a/2 では約1.56倍です。

2024年度第1問:糸を巻いた円板の拘束と、摩擦の最大値

2024年度第1問(無料公開)は、斜面上を滑らずに転がる一様な円板の上側に糸を巻き付け、その先をばねにつないだ問題です。円板の上端は中心の2倍の速さで動くので、中心が x だけ進むとばねは 2x 伸びます。 伸びを x とすると、釣り合いの位置を正しい値の4倍と答えることになります。力の式を立てる前に、糸と円板の拘束から変位の関係を決めます。

滑らないための静止摩擦係数を求めるIII.3では、振動の全区間で必要な摩擦力の最大値を使います。必要な摩擦力は変位とともに増え、最大になるのは釣り合いの位置ではなく、変位が最大の位置です。釣り合いの位置だけで計算した係数では、最大変位の付近で滑ってしまいます。慣性モーメントに円環の値 MR² を使うと、回転のエネルギーも有効質量もずれるので、Iの積分から順に確かめます。

2024年度第2問:誘電体境界の鏡像法

2024年度第2問の後半は、誘電率の異なる二つの媒質の境界の近くに点電荷を置き、像電荷で電場を表す問題です。像電荷の大きさは、界面で電位が連続すること(電場の接線成分の連続)と、電束密度の法線成分が連続することの二つで決まります。

ϕ1=ϕ2,ε1∂ϕ1∂z=ε2∂ϕ2∂z(z=0)\phi_1=\phi_2,\qquad \varepsilon_1\frac{\partial \phi_1}{\partial z}=\varepsilon_2\frac{\partial \phi_2}{\partial z}\qquad (z=0)

法線方向の電場そのものを連続にすると、分極の効果を消した別の答えになります。実電荷に働く力では、像までの距離が界面までの距離 a の2倍であることと、エネルギーから力を出すときの係数1/2に注意します。 距離を a にすると力は4倍、係数を落とすと2倍にずれます。力の向きは電荷の符号によらず、二つの誘電率の大小で決まります。

2023年度・2022年度第2問:磁場の符号と、固定する量

2023年度第2問の後半は、真空から誘電体へ垂直に入射する平面波の反射と透過です。反射波は進む向きが逆なので、電場の反射係数と同じ係数を磁場に掛けると符号を誤ります。 界面で電場と磁場の接線成分がそれぞれ連続することと、反射波のポインティングベクトルが界面から遠ざかる向きになることの二つで確かめます。

2022年度第2問の最後は、同軸円筒の間を二種類の誘電体で満たしたときのエネルギーと、界面に働く力です。二層は半径方向に直列につながるので、誘電率を平均した一様な容量では計算できません。 力はエネルギーを界面の位置で微分して求めますが、この設問は電荷が一定の孤立した系です。電圧一定の式をそのまま微分すると電源の仕事を落とし、力の向きまで逆になります。求めるのは単位面積当たりの力なので、最後に界面の面積で割ります。

論点別の練習と参考書

6回分の設問を論点で分けると、次のようになります。同じ論点の問題を続けて解くと、年度が違っても同じ手順を使っていることを確かめられます。

論点過去問練習すること
剛体の慣性モーメント2022年度第1問I.1、2024年度第1問I、2025年度第1問I棒・円板・球を定義の積分から求め、平行軸の定理で軸を移す。
撃力・衝突・拘束の切り替え2021年度第1問II・III、2022年度第1問III、2024年度第1問IV、2025年度第1問II・IV、2026年度第1問III瞬間の前後で保存する量(運動量か、どの点のまわりの角運動量か)を選び、エネルギーが保存しない区間を分ける。
振動2021年度第1問I、2022年度第1問II、2023年度第1問、2024年度第1問III平衡位置からのずれで式を書き直して単振動にする。支点が動く場合は、おもりの絶対速度で初期条件を決める。
静電場と電位2022年度第2問II、2023年度第2問I、2024年度第2問I、2025年度第2問I、2026年度第2問Iガウスの法則で使う閉曲面の取り方、電位の基準点、グラフの境界での値と傾きを確かめる。
境界条件・鏡像法2024年度第2問II、2025年度第2問III、2026年度第2問II導体と誘電体の境界条件を書き、像電荷・像電流を置く位置と符号を決める。
誘電体・電流・回路2021年度第2問、2022年度第2問III〜V、2025年度第2問II電流の連続と電荷の緩和、直列につながる容量、インダクタンスと特性インピーダンス。
電磁波2023年度第2問II磁場の向き、界面の境界条件、ポインティングベクトルによる確認。

参考書は、過去問で止まった論点を確かめるために使います。剛体の回転と撃力は戸田盛和『力学』(岩波書店 物理入門コース)の剛体の章、静電場と誘電体は長岡洋介『電磁気学I』、電磁誘導と電磁波は同じく『電磁気学II』で確認できます。 演習を増やすなら、後藤憲一ほか『詳解 力学演習』『詳解 電磁気学演習』(共立出版)から、上の表の論点に当たる問題を選びます。境界条件の使い方は電磁気学の院試対策にもまとめています。

無料解答と解答PDFの使い方

次の6問は、年度別ページで解答と考え方を無料で読めます。自分で解いた後に、最終答だけでなく、どの保存則をどの区間で使ったかを照合してください。

第2問(電磁気学)の解答は、年度別ページでは公開していません。販売している解答・解説PDFは、2021〜2026年度の6回分、12問・88設問を78ページにまとめたもので、価格は3,200円です。電磁気学の6問もこのPDFに入っています。 各設問で定義・公式の成立条件、導出、検算、具体的な誤答を説明し、自作の解説図を12点載せています。問題本文と原図は収録していないので、公式の問題PDFと並べて使います。

2025年度第2問には、原題の条件だけでは値が一つに決まらない箇所があります。I.3・I.4は原題の一様な電荷分布で計算した値を答え、表面が厳密に等電位な導体の値との違いを示しました。III.1は導体平面の初期の内部磁束を零とする通常の鏡像解で答え、指定のない初期磁束を含む場合の力は断定していません。

収録しているのは2021〜2026年度で、2026年に実施された2027年度の問題は入っていません。日程と英語の条件は東大工学系の入試情報、数学は一般教育科目「数学」のガイドにまとめています。 専攻ごとの試験はマテリアル工学専攻と精密工学専攻(博士後期課程の専門学術)のガイドで確認できます。

途中式と最終答まで読める解説

物理学の収録解説の分野(2021〜2026年度・12項目)

院試hubの収録解説6実施回・12項目の見出しを分野別に数えたものです。設問を分割した項目や、公開資料の制約を説明する項目を含むため、公式問題の大問数や完成答案数とは一致しません。力学が6項目(全体の50%)で最多。力学は6実施回すべてに出ています。

分野項目数全項目に占める割合直近の連続出題最後に出た回
力学650%6回連続2026年度
電磁気学・回路542%2回連続2026年度

このほか1項目だけ収録した分野は です。

収録年度と解説項目数

東大 物理学の解答で立てた注意点(121件)

院試hubの解説で、その設問だけに立てた小見出しです(「方針」「検算」のような全問共通の 見出しは除いています)。新しい実施回から並べています。

力学121件

  • 2026年度 第1問 拘束が変わる二質点系と重心運動運動方程式を立てる条件 / 糸の条件が結ぶのは速さの大きさ / 式への代入と符号の誤り / 等加速度の式の導出 / 仕事とエネルギーによる別の確かめ / 成分への分解と適用時刻 / 重心と重心まわりの角運動量 / 糸の向きが変わる瞬間の力積 / エネルギーを使い違えるとどうなるか / 並進と回転を足せる理由 / 初期値と糸の長さを確かめる / 初速度と回転半径の誤り / 回転角から時刻を決める条件 / 水平距離に重心の移動を含める / 尺度と誤答の検査
  • 2025年度 第1問 球への撃力と段差の乗り越え慣性モーメントの定義と円板分割 / 別の積分による確認 / 薄い球殻との取り違え / 剛体の速度の分解 / 上端と接触点で確かめる / 符号を逆にした式の誤り / 力積と角力積の導出 / 床の作用と撃力の高さ / 二つの式へ戻す検算と腕の誤り / すべらない静止摩擦は散逸を表さない / 球の重心が上がる高さ / 回転エネルギーを落とした誤答 / 弾まない衝突で使う保存則 / 衝突後にエネルギー保存へ戻れる理由 / エネルギー損失の符号と誤った比較 / 角運動量を並進と自転に分ける / 平行軸の定理と衝突後の拘束 / 極限と誤った腕の検算 / 段差の上で必要な位置エネルギー / 衝突の損失を含めた比較 / 衝突前の保存を仮定した誤り
  • 2024年度 第1問 ばねに結ばれた円板の転がりと衝突距離の二乗で質量を重み付けする / 平均二乗半径で確かめる / 円環の公式を使う誤り / ばねの伸びが重心移動の2倍になる理由 / 張力と摩擦力の役割 / ばねの伸びを x とする誤り / すべらない条件と回転の符号 / 回転が有効質量へ入る理由 / 静的極限と誤った係数 / 平衡位置をずらす置換 / 初期値と力学的エネルギーの検算 / 平衡位置と振幅の誤り / 静止摩擦力は上限以下で変わる / 全振動区間で最大値を取る / 釣り合い位置だけを調べる誤り / 衝突時に使う角運動量 / 離れる向きの速度を幾何から求める / 具体的な高さと誤答の確認
  • 2023年度 第1問 固定支点・ばね支点・強制変位の振り子接線方向へ投影して張力を消す / エネルギーと加速度の向きの検算 / 鉛直軸の向きを取り違える誤り / 小角近似の意味 / 初期速度と周期の確認 / 速さを角速度と同一視する誤り / 座標が動かない精度を区別する / 二次の補正と次の設問への使い方 / 向心力の項を一次へ混ぜる誤り / 質量零の節点は代数的な拘束になる / 符号と単位の検算 / 蝶番に重力成分を直接入れる誤り / 支点加速度を含む絶対座標 / エネルギーからの独立な導出 / 硬いばねと軟らかいばねの確認 / 絶対速度から初期角速度を決める / 初期値とエネルギーの検算 / 固定支点の初期条件を使う誤り / 支点が動き始める瞬間の初期条件 / 特解と同次解の係数 / 別の積分表示による確認 / 具体的な初期条件の誤りと適用範囲
  • 2022年度 第1問 一様な棒の振り子と衝突慣性モーメントの定義と回転エネルギー / 中心軸からの検算 / 棒全体を重心の質点とする誤り / 角運動量の式の成立条件 / 符号とエネルギーの確認 / 力の腕を端点まで取る誤り / 重心の落下距離を使う / 微分方程式への戻しと領域 / 端点の落下距離を用いる誤り / 反力には重心の並進運動を使う / 力と加速度の検算 / 支点固定を力のつり合いと取り違える誤り / 角加速度が零でも加速度は残る / 一般の鉛直反力による確認 / 角加速度だけで反力を決める誤り / 周期公式が生じる理由と条件 / 有効長と極限の確認 / 質量だけを2倍にする誤り / 振幅が大きい場合の時間を導く / 極小と許容範囲 / 小振動の四分の一周期を落下時間とする誤り / 保存する運動量を選ぶ / 有効質量と衝突速度の確認 / 並進運動量も保存する誤り / 衝突と、その後の運動を分ける / 閾値と極限の確認 / 衝突前の全エネルギーを上昇に使う誤り
  • 2021年度 第1問 ばねにつながる物体への衝突と再衝突衝突の保存則と振動の式をつなぐ / 初期値と損失の確認 / 付着時にもエネルギー保存を課す誤り / 位置の零点と速度の位相 / エネルギーと時間尺度の確認 / 四分の一周期を戻り時刻とする誤り / 弾性衝突の二つの条件 / 質量の極限と向きの確認 / 付着の共通速度を使う誤り / グラフを衝突時刻で区切る / 連続性とエネルギーを確かめる / B の正弦曲線を負の位置へ延長する誤り / 反発係数の定義と衝突後の運動 / 位相と符号の確認 / B に A と同じ等速運動を課す誤り / 衝突条件は速度一致ではない / それ以前に衝突していないことの確認 / 速度を等しくして決める誤り

東大 公式の過去問の公開年度と公式解答例

公開されている年度
2017〜2026
公式の解答例
解答例の掲載なし
英語の扱い
TOEFL iBT/ITP のスコア提出。
院試hubが最後にリンクを確認した日
2026-10-22
ページの内容
工学系研究科の一般教育科目(数学・物理・化学)の過去問を年度別に集約配布。化学は応用化学系とバイオエンジニアリング系の2種を掲載。解答非公開。

よくある質問

東大工学系の一般教育科目「物理学」は、何分で何問を解きますか。

2023〜2026年度の問題冊子では、13時〜15時の120分で、力学と電磁気学の2問すべてに解答します。2021・2022年度は物理学1(力学)と物理学2(電磁気学)が各60分の別冊でした。2027年度の修士課程募集要項も、力学・電磁気学から出る2問すべてに解答すると定めています。

物理学はどの専攻の受験者が受けますか。

2027年度の修士課程募集要項では、精密工学専攻が数学と物理学の両方を受け、マテリアル工学専攻とバイオエンジニアリング専攻は数学・物理学・化学から出願時に選びます。物理工学専攻が課す「物理学」は専攻の専門科目で、一般教育科目の物理学とは別の試験です。

公式の過去問と解答はどこで入手できますか。

工学系研究科の「過去の入試問題」ページで、2017〜2026年度の物理学の問題と、一般教育科目の出題の意図が公開されています。大学による解答は掲載されていません(2026年10月28日確認)。院試Hubでは各年度の第1問(力学)の解答を年度別ページで無料公開しています。

2026年に実施された2027年度の問題も、解答・解説PDFに入っていますか。

入っていません。収録しているのは2021〜2026年度の6回分、12問・88設問です。2026年10月28日の時点では、研究科の過去問ページにも2027年度の物理学は掲載されていません。

2021・2022年度の問題は、今の120分の形式の練習に使えますか。

使えます。2021・2022年度は物理学1(力学)と物理学2(電磁気学)が各60分の別冊でしたが、同じ年度の2冊を続けて120分で解けば、力学1問と電磁気学1問という2023年度以降の構成と同じになります。ただし2021年度の冊子はオンライン実施用で、解答用紙の枚数などの指示は現在と異なります。

公式過去問と併用する解答・解説PDFを、東京大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。

東京大学の解答PDF一覧で、東京大学の研究科・専攻・科目をまとめて確認できます。

院試対策ガイド一覧(大学別)

工学系研究科 物理学の解答・解説PDF

収録:2021〜2026年度・6回分・解説12項目¥3,200

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