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阪大 基礎工 化学工学の院試過去問|I・II全41問の分野と注意点
阪大基礎工の専門科目「化学工学」I・IIの2023〜2026年度41問を分析。Iは有機・無機・熱力学・量子化学・電気化学、IIは反応工学・分離・プロセス制御などの計算で、全問必答です。専用解答用紙が公開されていない設問の扱いと公式過去問も案内します。
最終更新: 2026/10/28
阪大基礎工(大阪大学大学院基礎工学研究科)の一般選抜で、専門科目に「化学工学」を選ぶ人向けのガイドです。2023〜2026年度の化学工学I(21問)と化学工学II(20問)を、公式問題と院試Hubの解答原稿から読み、分野の並び、180分の使い方、誤りやすい設問をまとめました。
問題は化学工学の公式ページで、2022〜2026年度のI・IIが公開されています。大学による解答は掲載されていません(2026年10月26日確認)。院試Hubの解答PDFは2023〜2026年度の4回分で、各年度のI・IIから1問ずつ、計8問の解答を年度別ページで無料公開しています(無料解答の一覧)。化学工学IIには、公開PDFに含まれない専用解答用紙を使う設問があり、その扱いは専用解答用紙の節で説明しています。
試験時間と問題の構成:IもIIも全問必答
2027年4月入学の一般選抜は、専門科目I・IIと面接、TOEICまたはTOEFLのスコアで選考しました。日程は次のとおりで、2026年8月に実施済みです。右の列は、2023〜2026年度の問題と院試Hubの解答原稿による構成です。
| 区分 | 2027年4月入学の日時 | 過去問の構成 |
|---|---|---|
| 化学工学I | 8月18日 13〜16時(180分) | 2024〜2026年度は有機・無機・熱力学・量子化学・電気化学の順に5問。2023年度は流れの問題を加えた6問。全問必答。 |
| 化学工学II | 8月19日 9時30分〜12時30分(180分) | 反応工学・分離・プロセス制御・伝熱・流体・収支などから5問。全問必答。 |
| 面接 | 8月20日 | 集合時刻と対象者の発表方法は領域ごとに異なる。 |
日程と科目は2027年度一般選抜要項(2・5〜7ページ)と基礎工学研究科の入試情報で確認できます。要項は化学工学I・IIとも化学工学関連科目としていますが、実際のIは化学の基礎5分野から出ています。科目別の配点は要項に載っていません。
5問を180分で解くので、1問あたり平均36分です。IIは設問ごとに数値を出す計算が中心で、前の設問の結果を次で使う流れが多いため、最初の収支式を誤ると後の数値がすべてずれます。図から値を読む設問(x–y線図、圧力–エンタルピー線図、三角線図)もあるので、定規を使って作図する時間を見込みます。
募集と第2志望・英語の条件
専門科目は志望領域にかかわらず8科目から1つを選び、IとIIで同じ科目を受けます。化学工学領域は物質創成専攻に属し、同専攻(物性物理工学・機能物質化学・化学工学・未来物質)の募集人員は113人です。研究科全体の267人は、推薦入学など他の選抜の合格者を含む人数です。 物質創成専攻のうち物性物理工学・機能物質化学・未来物質は3領域内で第2志望を指定できますが、化学工学領域は第2志望を選べません。出願後の領域変更もできません。
英語はTOEIC L&R公開テスト(2023年6月1日以降の受験分)か、TOEFL iBT(Home Editionを含み、2024年8月1日以降の受験分)のスコアで評価します。IPテストやTOEFLのMyBest・ITPは使えません。願書は募集要項の本紙を取り寄せる必要があり、手続きは阪大基礎工の入試情報ページにまとめています。
年度別の出題と傾向
各大問のテーマを、院試Hubの解答原稿の見出しから短くまとめました。問題番号の順に並べています。
| 年度 | 化学工学I | 化学工学II(5問) |
|---|---|---|
| 2026 | 5問:反応剤の選択と合成経路の設計/VSEPR・Lewis酸塩基・配位化合物/van der Waals気体の内部エネルギー・エントロピー・断熱変化/アリルラジカルのヒュッケル法/ダニエル電池の電極電位と定電流放電 | 液境膜内の瞬間反応を伴うガス吸収/循環液を用いる発熱反応プロセスの物質収支・熱収支/気液反応の総括速度と触媒粒子/連続槽型反応器の動特性と伝達関数/精留塔の側流抜出しと多段抽出 |
| 2025 | 5問:アルケンへの付加・求核置換・合成経路・Robinson環形成/八面体錯体の配位子場分裂とルビーの吸収/2成分系の気液平衡と共沸/1次元の箱と共役π電子系/水素電極と銀・塩化銀電極の電池 | アンモニア合成の固定層反応器/蒸気加熱槽の熱収支とむだ時間を含む制御系/全圧追跡法による反応次数の決定/水–エタノール–ベンゼン系の共沸蒸留/発熱のある平板の熱伝導 |
| 2024 | 5問:求核置換の立体化学・合成経路・分子内Michael反応/NOの分子軌道・金属カルボニル・錯イオンの形と色/連鎖則とMaxwellの関係・水の熱膨張/正n員環のヒュッケル法とアズレンの極性/pHの電気化学測定とpH–電位図 | 硫黄と固体燃料の燃焼計算/Bernoulliの式・円管内層流・タンクからの流出/棚段吸収塔の操作線と放散塔の液ガス比/並発反応の選択率と回分反応器のデータ解析/直列2槽の動特性と周波数応答 |
| 2023 | 6問:円管のHagen–Poiseuille流れと配管網の流量配分/SN2反応の立体化学と合成経路/分子の点群と鉄(II)錯体のスピン状態/凝固点降下とデバイ長・活量係数/等核2原子分子の分子軌道/溶解度から求める標準電池電位と析出条件 | 精留塔の階段作図と還流比/逐次反応のPFRとCSTR・中間体の選択率/Nusselt数と球形温度計の放射誤差/タンク液面の線形化と比例制御のオフセット/メタン液化の圧縮仕事と液化率 |
Iは化学の基礎5分野が順番どおりに並ぶ
2024〜2026年度のIは、第1問が有機化学、第2問が無機化学、第3問が熱力学、第4問が量子化学、第5問が電気化学で、並び順まで同じでした。2023年度は第1問に円管内の流れと配管網の流量配分があり、続く5問が同じ5分野でした。 量子化学はヒュッケル法(2024・2026年度)、1次元の箱(2025年度)、等核2原子分子の分子軌道(2023年度)で、電気化学はネルンストの式で電位と濃度・pHを結ぶ問題が4年度続いています。
熱力学は、連鎖則とMaxwellの関係による水の熱膨張の説明(2024年度)、2成分系の気液平衡と共沸(2025年度)、van der Waals気体の断熱変化(2026年度)と、熱力学の関係式から式を導く問題が中心です。有機は合成経路と反応機構、無機は分子軌道・結晶場・VSEPRで、同じ研究科の専門科目「化学」と範囲は重なりますが、問題は別です。
IIは反応工学・分離・プロセス制御が毎年出る
IIの20問は、反応工学5問、分離と物質移動(蒸留・吸収・抽出)5問、プロセス制御4問、伝熱2問、物質収支・熱収支2問、流体1問、熱力学1問でした。プロセス制御は4年度とも1問ずつ出ており、物質収支から微分方程式を立て、定常値のまわりで線形化して伝達関数を求める流れが共通です。 反応工学は、逐次反応のPFRとCSTR(2023年度)、並発反応の選択率(2024年度)、固定層反応器と全圧追跡法(2025年度)、気液反応の総括速度(2026年度)で、選択率や律速段階を式で比べる設問が多く出ます。
分離は、精留塔の操作線(2023・2026年度)、吸収塔と放散塔(2024年度)、共沸蒸留(2025年度)、多段抽出(2026年度)と、線図を使う問題が続いています。伝熱は球形温度計の放射誤差(2023年度)と発熱のある平板(2025年度)、流体はBernoulliの式と円管内層流(2024年度)でした。
専用解答用紙が公開されていない設問
化学工学IIには、試験で配られる専用の解答用紙に印刷された線図や表に書き込む設問があります。この用紙は大学が公開する問題PDFに含まれていません。院試Hubの解答PDFでは、問題PDF内にある図から読み取れる値、判定の基準、式と仮定の数値例で答え、図から読んだ値には読み取りの幅を示しています。
用紙の値がないと答えが確定しない次の3設問は、確定した値や判定を収録していません。年度別ページにもこの制約を表示しています。
| 年度・設問 | 収録している内容 |
|---|---|
| 2024年度 問題3(b-1) | 専用用紙に描かれた点P・Qが公開PDFにないため、液相・気相のどちらの抵抗が支配的かの確定した判定は収録していません。二重境膜説からの判定基準と、仮定した2つの数値例を収録しています。 |
| 2025年度 問題3(c) | 表を完成させる各時刻の圧力が専用用紙にあるため、表の数値と反応次数の確定した判定は収録していません。各列の計算式と判定の手順、仮定の数値例での判定を収録しています。 |
| 2026年度 問題5(b-1)(b-2) | 三角線図の溶解度曲線・タイラインが公開PDFにないため、図から読む組成と抽出率の確定値は収録していません。組成の決め方、抽出率の一般式、仮定した条件での数値例を収録しています。 |
ほかに、2023年度の問題1(b-1)(b-2)と問題2(b-1)(c)、2025年度の問題1(b)と問題4も、専用用紙への作図や書き込みを求めます。これらは問題PDFの図で作図した値や自作の図で答えており、用紙そのものへの記入は再現していません。演習では、問題PDFの図を印刷して自分で作図し、解答の読み取り値と幅を比べてください。
設問ごとの最初の一手と誤りやすい箇所
院試Hubの解答原稿では、各設問に誤答例と確かめ方を付けています。ここでは他の年度にも通じる例を挙げます。完全な解答は年度別ページと解答PDFで確認してください。
化学工学II
プロセス制御は、線形化の係数が最初の一手です。2023年度問題4では、流出量が液面の平方根に比例するので、線形化で √h の微分の係数1/2が出ます。これを落とすと、ゲインと時定数がどちらも半分になります。 2026年度問題4の連続槽型反応器では、流量の変化にかかる係数が入口と出口の濃度差を体積で割った量になります。出口濃度の項を落とすと、ゲインを大きく見積もります。2025年度問題2(無料公開)のむだ時間は、液が配管を流れる時間であり、槽の滞留時間を入れると設計が大きくずれます。
物質収支では、何が保存されるかを先に決めます。2024年度問題1(無料公開)の固体燃料の燃焼では、灰分が燃焼で変化しないことから残渣の量が決まり、燃えた炭素の量が燃焼ガス組成の比の尺度を固定します。2026年度問題2では、気体のGが液に溶けて生成物Sになるので、液の総物質量は反応の前後で変わりません。Gの分を液に足すと、混合部で収支が閉じなくなります。
物質移動では、量論係数を流束の関係に入れます。2026年度問題1(無料公開)のガス吸収では、成分AとBが2:1で消えるので、反応面での流束の関係に係数2が入ります。この係数を落とすと、Bの寄与を半分に見積もり、吸収速度を小さく出してしまいます。 2024年度問題3の吸収塔では、塔頂から j 段までの収支で操作線を立て、操作線上の点の組を正しく選ぶのが山場です。
流体と熱では、2024年度問題2で容器の底に円管を付けた場合、管の入口の圧力に運動エネルギーの項を入れないと、管が短いほど流速が無限に大きくなる矛盾が残ります。2023年度問題5(無料公開)のメタン液化では、絞り弁での変化がエンタルピー一定であることと、てこの関係で液と蒸気の割合を逆にしないことが要点です。 2025年度問題5の発熱のある平板では、右側面で「内側から来る熱流束」と「外へ失う熱流束」が等しいという式を立て、対流、放射、両方の場合で右辺だけを替えます。
化学工学I
熱力学の2024年度問題3は、偏微分の連鎖則の積が −1 になる関係を、状態量の組に当てはめて使います。右辺を +1 と取り違えると結果の符号が逆になり、理想気体に当てはめると圧力が温度とともに下がるという結果になるので、理想気体で検算できます。2026年度問題3(無料公開)は、最初の設問で示す恒等式が、van der Waals気体の内部エネルギー、エントロピー、断熱変化の不変量のすべての出発点です。
量子化学のヒュッケル法では、共鳴積分 β が負であることを最初に確かめます。2024年度問題4では λ が大きい軌道ほどエネルギーが低く、この順序で電子を詰めた準位図が、C₅H₅ と C₇H₇ がどちらの電荷のイオンになりやすいか、アズレンの極性の説明の根拠になります。β の符号を忘れて準位を上下逆に描くと、イオンのなりやすさの判断も逆になります。2026年度問題4のアリルラジカルでは、係数の符号と規格化をそろえておくと、結合次数と反応位置の設問が代入だけで済みます。
電気化学では、2025年度問題5の電池で、純固体の活量、水素の活量、H⁺ と Cl⁻ の活量の関係をどう置くかが計算の中心です。2026年度問題5の定電流放電は、ファラデーの法則で時間とイオン濃度を結び、ネルンストの式で電位に直す2段の計算です。2023年度問題4(無料公開)の凝固点降下では、ln(1−y)≈−y と 1/(1−y)≈1 の2つの近似を、それぞれ導出のどこで使うかを答案に明記します。
分野別の練習と参考書
IとIIで使う道具が違うので、準備も分けて考えます。下表の問題数は2023〜2026年度の合計です。
| 分野 | 問題数 | 練習すること |
|---|---|---|
| 反応工学(II) | 5問 | PFR・CSTR・回分反応器の設計方程式、選択率、反応次数の決定、気液反応の総括速度。 |
| 分離・物質移動(II) | 5問 | McCabe–Thiele法の階段作図、q線、還流比、吸収塔の操作線、二重境膜説、三角線図とてこの規則。 |
| プロセス制御(II) | 4問 | 収支式の線形化、伝達関数、ステップ応答、最終値の定理、むだ時間、周波数応答、ブロック線図。 |
| 伝熱・流体・収支・熱力学(II) | 6問 | 熱伝導と境界条件、Nusselt数、Bernoulliの式と層流、燃焼計算、循環系の物質収支・熱収支、線図による圧縮仕事。 |
| 化学の5分野(I) | 20問 | 有機の合成経路と機構、無機の分子軌道と結晶場、熱力学の偏微分、ヒュッケル法と箱の中の粒子、ネルンストの式。 |
| 流れと配管網(I) | 1問 | 2023年度のみ。円管内層流の流量と、圧力損失が流量に比例する配管網の連立。 |
IIの準備には、化学工学会編『化学工学―解説と演習―』のように、単位操作・反応工学・プロセス制御を演習つきで扱う教科書が使えます。反応器の設計方程式と選択率は、橋本健治『反応工学』で導出の流れを確かめられます。 Iの化学5分野は、同じ研究科の化学のガイドで挙げた物理化学・有機化学・無機化学の教科書の該当章で補います。
IIの線図問題は、問題PDFを原寸に近い大きさで印刷し、定規で操作線と階段を描く練習をします。読み取り値は人によって少しずれるので、解答の値と完全に一致するかより、作図の手順と読み取りの幅に収まっているかを確かめてください。
無料解答と解答PDFの使い方
次の8問は、年度別ページで解答と考え方を無料で読めます。Iは熱力学3問と電気化学1問、IIは物質移動・プロセス制御・燃焼計算・液化プロセスで、専用解答用紙の制約がある設問は含みません。
| 科目・年度 | 無料で読める問題 |
|---|---|
| 化学工学I 2026年度 | 問題3:van der Waals気体の内部エネルギー・エントロピー・断熱変化 |
| 化学工学I 2025年度 | 問題3:2成分系の気液平衡と共沸混合物 |
| 化学工学I 2024年度 | 問題5:pHの電気化学測定と金属MのpH–電位図 |
| 化学工学I 2023年度 | 問題4:凝固点降下の熱力学的な導出と、電解質水溶液のデバイ長・活量係数 |
| 化学工学II 2026年度 | 問題1:液境膜内の瞬間反応を伴うガス吸収 |
| 化学工学II 2025年度 | 問題2:蒸気加熱槽の熱収支とむだ時間を含む制御系 |
| 化学工学II 2024年度 | 問題1:硫黄の燃焼ガスと固体燃料の物質収支 |
| 化学工学II 2023年度 | 問題5:メタン液化の圧縮仕事、液化率、プロセスの改良 |
販売している解答・解説PDFは、化学工学Iが2023〜2026年度の21問・122設問(157ページ)、化学工学IIが同じ4年度の20問・91設問(111ページ)で、価格は各2,580円です。公式ページにある2022年度の問題は収録していません。 各設問で使う法則・収支式と成立条件、導出、次元や極限による確かめ、具体的な誤答を説明しています。化学工学IIの専用解答用紙を使う設問は、上の節のとおり、問題PDF内の図、判定基準、式と仮定の数値例で答えています。問題本文と原図は収録していないため、公式PDFと並べて使います。
演習では、1年度分を180分で解き、IIは収支式と数値を設問ごとに照合します。数値が合わないときは、解説の確かめ(単位、極限での振る舞い、収支が閉じるか)を自分の答案に当てはめて、どこでずれたかを探してください。収録年度は2023〜2026年度で、2026年8月に実施された2027年4月入学の一般選抜の問題は含みません。
物理系の専門科目は物性物理科学のガイドで比べられます。他の領域の公式過去問は阪大の研究科別過去問一覧から開けます。
途中式と最終答まで読める解説
基礎工学研究科 物質創成専攻の収録解説の分野(2023〜2026年度・41項目)
収録年度と解説項目数
院試hubに収録した2科目・8件の一覧です。1回あたりの解説見出しは5〜6項目です。
| 実施回 | 科目 | 解説項目数 | 公開範囲 |
|---|---|---|---|
| 2026年度 | 化学工学I | 5 | 第3問の途中式・最終答 |
| 2026年度 | 化学工学II | 5 | 第1問の途中式・最終答 |
| 2025年度 | 化学工学I | 5 | 第3問の途中式・最終答 |
| 2025年度 | 化学工学II | 5 | 第2問の途中式・最終答 |
| 2024年度 | 化学工学I | 5 | 第5問の途中式・最終答 |
| 2024年度 | 化学工学II | 5 | 第1問の途中式・最終答 |
| 2023年度 | 化学工学I | 6 | 第4問の途中式・最終答 |
| 2023年度 | 化学工学II | 5 | 第5問の途中式・最終答 |
阪大 基礎工学研究科 物質創成専攻の解答で立てた注意点(99件)
院試hubの解説で、その設問だけに立てた小見出しです(「方針」「検算」のような全問共通の 見出しは除いています)。新しい実施回から並べています。
熱・統計力学48件
- 2026年度 第3問 van der Waals気体の内部エネルギー・エントロピー・断熱変化使う関係と成立条件 / 問題のどこが合図か / Joule の法則との整合と符号の誤り / 偏微分で固定する量 / 次元と極限 / T(∂ p/∂ T)_V を取り違えたとき / 式(3)の物理的な意味 / 「引力」を使った説明の組み立て / 斥力や圧力で説明したとき / 積分できる理由 / 数値例 / 積分の向きと b の扱い / 理由の述べ方 / 引力の項は効かない / 数値と極限 / 使う式と条件 / エントロピーによる別解 / ポアソンの式との対応と、dU の取り違え / 使う関係と条件 / 数値例:断熱膨張後の温度 / T_f が a によらない点 / nb を落とした式と a を含めた式
- 2025年度 第3問 2成分系の気液平衡と共沸混合物使う関係と条件 / 検算と誤り / 近似の意味と大きさ / 積分定数の決め方 / 別の見方 / 証明で外せない条件 / モデルと使う条件 / 図と数値で確かめる / 符号と対称性の確認 / 不等式の読み方 / 符号と数値例 / 対数の落とし穴と範囲の端
- 2023年度 第4問 凝固点降下の熱力学的な導出と、電解質水溶液のデバイ長・活量係数使う条件と、等置の根拠 / 式の符号の意味と数値 / 標準化学ポテンシャル同士を等置する誤り / 仮定と別の導出 / 近似の大きさと、凝固点降下定数 / 活量とモル分率の取り違え / 粒子の数で決まる性質 / 単位と、項の取り違え / w_e,i の物理的な意味と次元 / 平均活量係数の定義と、中性条件の使い方 / 符号と電荷の取り違え / x の読み方と、ギブズ--デュエムの式の使い方 / 数値の確かめ / 値が大きく変わる誤り
- 2024年度 第5問 pH の電気化学測定と金属 M の pH-電位図Nernst 式と、電位が pH に比例する理由 / 測定の条件と校正 / 数値の確かめと読み違い / 標準電極電位が表す量 / 確かめと誤りの値 / 平衡定数と線の形 / 溶解度積との関係 / 式の向きと係数の誤り / 傾きの決まり方 / 2つの導き方の一致 / 図の領域と傾きの取り違え
- 2026年度 第1問 液境膜内の瞬間反応を伴うガス吸収式の出どころ / 領域ごとに式を立てる / 境界条件の数と意味 / 直線になる理由と図 / 確かめと誤り / 化学量論を流束の条件にする / 結果の読み方と数値例 / 係数の付け間違い / 結果の意味 / 単位と数値 / (c)の誤りの影響 / 比が x_r/δ に等しい理由 / 極限と数値例 / 瞬間反応という仮定の位置づけ / 係数2の脱落
- 2024年度 第1問 硫黄の燃焼ガスと固体燃料の物質収支使う関係 / 基準の取り方 / 酸素原子の収支と数え間違い / 灰分を基準物質にする / 残渣の内訳と割合の分母 / 量論係数から求める / 空気比と水素の数え方 / 比の与え方が尺度を固定する / 酸素原子から数える方法 / ガス基準の決め方 / 酸素原子の収支による確かめ / 水素分の酸素を引き忘れる場合
制御工学13件
- 2025年度 第2問 蒸気加熱槽の熱収支とむだ時間を含む制御系各項の意味と単位 / 基準温度が消える理由 / 熱負荷として読む / 数値例(仮定) / 偏差変数とゲイン・時定数 / 起こりやすい誤り / 置換と成立条件 / 具体例による確かめ / むだ時間の仮定と大きさ / 制御で効く理由(数値例) / むだ時間を取り違える誤り / 空欄を決める手がかり / 閉ループの式と符号
阪大 公式の過去問の公開年度と公式解答例
- 公式の過去問ページ
- 基礎工学研究科(8領域)
- 公開されている年度
- 領域別。電子光・物性物理・化学・化学工学・数理科学は2022〜2026年度など
- 公式の解答例
- 解答例の掲載なし
- 英語の扱い
- 受験する年度・専攻の募集要項で確認してください。
- 院試hubが最後にリンクを確認した日
- 2026-10-26
- ページの内容
- 機械科学は2014年度、知能システム学は2021年度、生体システム工学は2009年度まで掲載。I・IIは専門科目の区分です。
よくある質問
阪大基礎工の化学工学I・IIは何問を何分で解きますか。
化学工学Iは2023年度が6問、2024〜2026年度が5問、化学工学IIは4年度とも5問で、いずれも選択問題はなく全問に解答します。2027年4月入学の一般選抜では、Iが8月18日13〜16時、IIが8月19日9時30分〜12時30分で、各180分でした。
化学工学Iは化学工学の問題ですか。
要項では化学工学I・IIとも化学工学関連科目とされていますが、2023〜2026年度のIは、有機化学・無機化学・熱力学・量子化学・電気化学から1問ずつの構成でした。2023年度だけは円管の流れと配管網の問題が加わり6問でした。単位操作や反応工学、プロセス制御はIIで出ています。
専用解答用紙が公開されていない設問は、解答PDFでどう扱っていますか。
化学工学IIには、専用の用紙に描かれた図や表に書き込む設問があり、その用紙は公開PDFに含まれていません。解答PDFでは問題PDF内の図、判定基準、式と仮定の数値例で答えています。2024年度問題3(b-1)、2025年度問題3(c)、2026年度問題5(b-1)(b-2)は、図や表の値による確定した答えを収録していません。
化学工学の過去問は何年度分ありますか。
化学工学の公式ページで2022〜2026年度のI・IIが公開されています(2026年10月26日確認)。大学による解答はありません。院試Hubの解答PDFは2023〜2026年度の4回分で、Iが21問、IIが20問、価格は各2,580円です。2022年度は収録していません。各年度のI・IIから1問ずつ、計8問の解答は年度別ページで無料で読めます。
大阪大学の解答PDF
公式過去問と併用する解答・解説PDFを、大阪大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。
- 大阪大学 基礎工学研究科 システム創成専攻 数理科学Iの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 システム創成専攻 数理科学IIの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 システム創成専攻 電子光科学Iの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 システム創成専攻 電子光科学IIの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 物質創成専攻 化学Iの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 物質創成専攻 化学IIの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 物質創成専攻 化学工学Iの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 物質創成専攻 化学工学IIの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 物質創成専攻 物性物理科学Iの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 基礎工学研究科 物質創成専攻 物性物理科学IIの解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 情報科学研究科 専門科目(情報工学)の解答PDF(収録1年分)
- 大阪大学 情報科学研究科 生物情報の解答PDF(収録5年分)
- 大阪大学 情報科学研究科 情報基礎数学専攻 数学の解答PDF(収録21年分)
- 大阪大学 情報科学研究科 情報数理学専攻 専門科目(情報数理学)の解答PDF(収録5年分)
- 大阪大学 理学研究科 数学の解答PDF(収録6実施回分)
- 大阪大学 理学研究科 物理学専攻・宇宙地球科学専攻 物理学の解答PDF(収録1年分)
大阪大学の解答PDF一覧で、大阪大学の研究科・専攻・科目をまとめて確認できます。