専攻ごとの試験日と第2次募集
2027年4月入学の出願期間は全専攻共通で、2026年7月6〜9日でした。合格発表は理学研究科A棟1階正面玄関の掲示で行われ、研究科のホームページには掲載されません。
第2次募集は専攻で扱いが違います。宇宙地球科学は出願を10月5〜8日に締め切り、10月31日に口頭試問、11月10日に合格発表を行います(第1次の合同入試の合格者は出願できません)。生物科学は2027年2月6日13時半からの試験が予定され、出願期間と合格発表日は10月22日時点で専攻のページに「未定」とあります。物理学・数学・高分子科学は第2次募集を実施しません。
2028年4月入学の日程はまだ公表されていません。2026年は4月30日に春〜夏の試験日程が告知され、一般選抜の募集要項は5月29日に公表されました。
| 専攻 | 2027年4月入学・第1次の試験 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 生物科学 | 筆記8月1日13〜15時、口頭試問8月2日 | 8月7日13時 |
| 高分子科学 | 筆記8月8日(化学Ⅰ・化学Ⅱ)、口頭試問8月9日 | 8月19日13時 |
| 数学 | 数学A・B 8月19日、英語8月20日10〜11時(免除者は受験しない)、口頭試問8月20・21日 | 9月3日13時 |
| 化学 | 筆記8月20日13時半〜16時、口頭試問8月21日(志願者全員) | 9月3日13時 |
| 物理学・宇宙地球科学(合同) | 物理8月25日9時〜12時半、口頭試問8月27日(第1希望コース)・28日(第2希望コース) | 9月7日13時 |
出典:2027年4月入学 博士前期課程一般選抜 学生募集要項、2027年4月入学 宇宙地球科学専攻 第2次募集要項、生物科学専攻・入試情報(大学院)、理学研究科・大学院入試、2026年度春〜夏の大学院入試の日程と要項公表時期
6専攻の募集人員
一般選抜の募集人員は6専攻で計246人です。生物科学は入学定員54人のうち34人が一般選抜で、20人は7月に行った特別選抜(自己推薦10人・奨励10人)の枠です。化学は無機・物理化学のAコースと有機化学のBコースが各約30人です。物理学と宇宙地球科学は合同で試験を行います。
化学と高分子科学は、2026年10月入学(各若干名)の選抜も2027年4月入学と同じ日程で行いました。宇宙地球科学の第2次募集は若干名です。
| 専攻 | 一般選抜の募集人員 | 入学定員 |
|---|---|---|
| 数学 | 32人 | 32人 |
| 物理学 | 68人 | 68人 |
| 宇宙地球科学 | 28人 | 28人 |
| 化学 | 60人(A・Bコース各約30人) | 60人 |
| 生物科学 | 34人 | 54人 |
| 高分子科学 | 24人 | 24人 |
出典:2027年4月入学 博士前期課程一般選抜 学生募集要項、2027年4月入学 生物科学専攻 特別選抜要項、2026年10月入学 一般選抜要項(化学・高分子科学)、2027年4月入学 宇宙地球科学専攻 第2次募集要項、理学研究科・基礎データ(2026年度4月入学)
専攻別の試験科目
合否は、筆記試験、口頭試問、学業成績証明書、TOEFLまたはTOEICの成績(数学で英語試験を受ける人を除く)、研究分野等希望調書を総合して判定します。筆記試験と口頭試問の配点は募集要項に掲載されていません。物理学・宇宙地球科学では、筆記と英語外部試験の成績で面接コースごとに口頭試問の受験資格を判定します。
| 専攻 | 筆記試験 | 英語・口頭試問 |
|---|---|---|
| 数学 | 数学A(180分・全4問)、数学B(180分・6問から3問を選択) | 英語60分(基準以上の外部スコアで免除)、口頭試問 |
| 物理学・宇宙地球科学 | 物理(3時間30分)。2026年度入試は問題1〜4のすべてに解答 | 英語は外部試験の成績。口頭試問は6つの面接コース別で、第1・第2希望を選ぶ |
| 化学 | 化学(150分)。全6問のうち問1〜3は必修、問4〜6から2問を選択 | 英語は外部試験の成績。口頭試問は志願者全員 |
| 生物科学 | 生物学等(120分)。2026年度入試は【1】必須、【2】〜【6】から2問を選択 | 英語は外部試験の成績。口頭試問 |
| 高分子科学 | 化学Ⅰ(90分、基礎物理化学・基礎有機化学)、化学Ⅱ(60分、4科目から2科目を選択) | 英語は外部試験の成績。口頭試問 |
出典:2027年4月入学 博士前期課程一般選抜 学生募集要項、物理学・宇宙地球科学 2027年度入学案内資料・12頁、化学専攻・大学院入試、生物科学専攻 2026年度入学試験問題・表紙、数学専攻 2027年度入試 数学問題B・表紙、高分子科学専攻 2026年4月入学 化学Ⅱ・表紙
TOEFL・TOEICの提出形式と換算
全専攻とも、2024年7月1日以降に受けたTOEFL iBTかTOEIC L&Rが対象です。TOEFLはETSの電子送付(コードG112)とスコアPDFの印刷提出の両方が必要で、MyBestではなくTest Date Scoresを使います。出願後に成績証を差し替えることはできず、出願時に出せなければ英語は0点として評価されます。
数学は外部試験が任意です。TOEIC 700以上、TOEFL iBT 75以上(2026年1月21日以降の新しいスコアでは4以上)の成績証の原本を出せば英語試験が免除され、満点として扱われます。基準未満の成績証は受け付けられません。
TOEICの提出形式は専攻で逆になっています。数学・化学・生物科学は紙の公式認定証の原本で、デジタル公式認定証は使えません。物理学・宇宙地球科学・高分子科学はデジタル公式認定証を印刷して提出し、紙の認定証は使えません。IPを認めるのは生物科学だけで、公式認定証を出せない場合に限られます。
| 専攻 | 英語の点数の決め方 |
|---|---|
| 物理学・宇宙地球科学 | 100点に換算。TOEIC 225以下0点・550で50点・785以上100点、TOEFL iBT 17以下0点・42で50点・72以上100点(間は線形補間) |
| 化学 | 100点に換算。TOEIC 265以下0点・550で50点・834以上100点、TOEFL iBT 17.5以下0点・44で50点・78.5以上100点 |
| 高分子科学 | 100点に換算。TOEIC 350で37点・550で56点・775で78点、TOEFL iBT(2026年1月20日以前)20で37点・40で56点・70で78点 |
| 生物科学 | 100点への換算式はなく、TOEFLとTOEICの換算の目安表を掲載 |
2026年4月入学の倍率と専攻別の志願者
大阪大学の実施状況表では、2026年4月入学の理学研究科博士前期課程は志願者484人、受験者440人、合格者351人、入学者297人です。受験者数÷合格者数は約1.25倍ですが、専攻別・選抜区分別の内訳はありません。2025年4月入学は志願者533人、受験者471人、合格者358人でした。2027年4月入学の実施状況は10月22日時点で公表されていません。
研究科の基礎データには専攻別の志願者数と入学者数があり、受験者数と合格者数は載っていません。
| 専攻(2026年4月入学) | 入学定員 | 志願者 | 入学者 |
|---|---|---|---|
| 数学 | 32人 | 68人 | 36人 |
| 物理学 | 68人 | 145人 | 74人 |
| 化学 | 60人 | 86人 | 61人 |
| 生物科学 | 54人 | 98人 | 69人 |
| 高分子科学 | 24人 | 30人 | 27人 |
| 宇宙地球科学 | 28人 | 57人 | 30人 |
出典:大阪大学・2026年度大学院入学試験実施状況表、大阪大学・2025年度大学院入学試験実施状況表、理学研究科・基礎データ(2026年度4月入学)
出願書類と志望研究室
出願は、書類を理学研究科大学院係の窓口に出すか、書留速達で郵送します。Web出願ではなく、オンラインで行うのは検定料3万円の納入だけです。募集要項と願書は印刷物がなく、ダウンロードして使います。
化学と生物科学は、出願前に志望研究室の教授(生物科学は代表者)に連絡して了解を得ることが必須です。物理学・宇宙地球科学は第1・第2希望の面接コースを選び、コース内で研究グループに順位を付けます。合格者の所属専攻は、原則として配属された研究グループの専攻になります。
研究分野等希望調書は専攻ごとに様式が違います。数学は、特に興味をひかれた数学の事柄の要旨を2ページ以内で書き、手書きが原則です。生物科学は自筆・楷書で書いたものだけを受け付けます。
出典:2027年4月入学 博士前期課程一般選抜 学生募集要項、2027年4月入学 出願書類(研究分野等希望調書)、生物科学専攻・入試情報(大学院)
専攻別の公式過去問
過去問は専攻ごとのページで公開されています。数学は2027年度入試(2026年8月実施)の数学A・Bまで掲載済みです。生物科学は専門の解答例も公開していますが、他の専攻は問題だけです。化学の英語の問題は、大学院係への問い合わせを案内しています。
- 数学専攻(数学A・B、二次募集の問題)
- 物理学専攻(物理、1998〜2026年度)
- 宇宙地球科学専攻(第1次の物理・第2次の小論文)
- 化学専攻(化学、平成30〜令和8年度)
- 生物科学専攻(専門・専門解答例)
- 高分子科学専攻(化学Ⅰ・Ⅱ、令和4〜8年度)
- 院試Hubの阪大理学・公式過去問の一覧
出典:数学専攻・大学院入試情報、物理学専攻・大学院入試情報、化学専攻・過去の前期(修士)課程入試問題、生物科学専攻・入試情報(大学院)


