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九州工業大学 院試 過去問 解答例

九工大 情報工学府 専門科目(知的システム工学) 2026年度 院試 解答例・解説

九州工業大学 情報工学府 専門科目(知的システム工学) 2026年度の院試 過去問について、設問ごとの解法方針と確認点を解説。全6問収録の解答・解説PDFと併用できます。問題本文は含みません。

最終更新:

設問ごとの解法方針と確認点を公開しています。

続きの途中式・最終答は解答・解説PDFに収録しています。問題本文は含まれません。

1 — ロボット工学系科目群

採点上の注意

用語問題では、近い言葉でも階層を混同しないことが重要である。たとえば、ミドルウェアを「OS」や「ドライバ」とだけ書くと不十分になりやすい。カーネルとアプリケーションの間で共通機能を提供する、という位置づけまで書くと安定する。

PWMの典型ミス

デューティ比はHighの時間割合である。周期 40ms40\,\mathrm{ms}25%25\%10ms10\,\mathrm{ms} であり、周波数 25Hz25\,\mathrm{Hz} と混同して 25ms25\,\mathrm{ms} としない。

続きの解答(途中式・最終答)はPDFに収録

2 — 古典制御

正弦定常応答

安定な線形系では、入力 2sin2t2\sin 2t に対する定常応答は 2G(j2)sin(2t+argG(j2))2|G(j2)|\sin(2t+\arg G(j2)) で決まる。したがって係数比較ではなく、まず s=j2s=j2 の周波数応答を作るのが早い。

Routh条件

3次多項式 a3s3+a2s2+a1s+a0a_3s^3+a_2s^2+a_1s+a_0 では、全係数が正で、さらに a2a1>a3a0a_2a_1>a_3a_0 が必要である。ここでは a2a1=(a+b)a_2a_1=(a+b)a3a0=abKa_3a_0=abK となる。

続きの解答(途中式・最終答)はPDFに収録

3 — 現代制御

ランク判定

4次元系では、可制御性・可観測性の判定はランクが4かどうかで決まる。行列を作った後に、零行、重複列、比例関係を見ると計算量を減らせる。

フィードバックの符号

ここでは u=Kxu=Kx とおくため閉ループ行列は A+BKA+BK である。教科書でよく使う u=Kxu=-Kx の形とは符号が逆になるので、係数比較の前に必ず確認する。

続きの解答(途中式・最終答)はPDFに収録

4 — 機械力学

基礎励振の符号

相対変位 z=xyz=x-y を使うと、右辺は my¨-m\ddot{y} になる。台が上向きに加速すると、相対座標では質量に逆向きの慣性力が見える、と考えると符号を間違えにくい。

無次元化

kmω2=k(1v2),cω=2ζkv k-m\omega^2=k(1-v^2),\qquad c\omega=2\zeta kv を用いれば、振幅比は一気に無次元形へ整理できる。採点では、vvζ\zeta の定義も添えると答案が読みやすい。

続きの解答(途中式・最終答)はPDFに収録

5 — 流体力学

マノメータの読み

傾斜管では、管に沿った長さ ll をそのまま高さにしてはいけない。鉛直高さは lsinθl\sin\theta である。さらに容器側の液面低下 Δh\Delta h を足すかどうかで、a/Sa/S の項が出る。

急拡大損失

損失水頭は、拡大後に失われる相対的な速度差のエネルギーで決まる。断面積比を入れるときは、v2=(A1/A2)v1v_2=(A_1/A_2)v_1 を使う。

続きの解答(途中式・最終答)はPDFに収録

6 — 材料力学

仮想反力を残してから微分する

不静定力 VCV_C を先に力の釣合いだけで消そうとすると式が閉じない。ひずみエネルギーを P,VCP,V_C の関数で作り、拘束点変位ゼロの条件 U/VC=0\partial U/\partial V_C=0 で決めるのが定石である。

モーメントだけの片持ちはり

集中力がないのでせん断力図はゼロ線、曲げモーメント図は一定線になる。曲率を2回積分すると放物線になるが、最大たわみは自由端で ML2/(2EI)ML^2/(2EI) である。

続きの解答(途中式・最終答)はPDFに収録

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