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北大 院試 過去問の解答|地球惑星科学 5実施回57問

北大 理学院 自然史科学専攻 地球惑星系の2024〜2026年度5実施回57問について、解答・解説PDFと、数学・物理・化学・地球科学I/IIから2分野を選ぶ判断、答案の始め方、典型ミスをまとめました。

最終更新: 2026/10/12

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結論は、年度順に全部解くより、最初の10分で数学・物理・化学・地球科学I・地球科学IIから2分野を選べる状態を作ることです。夏期は分野の幅を測る診断、冬期は数学と地球科学の答案開始を短く固める検査として使うと、公式PDFを消費しただけで終わりにくくなります。

この記事の根拠

  • 解答解説は、2026夏期11本、2025夏期13本、2025冬期13本、2024夏期14本、2024冬期6本、合計57本の\Problem[...]見出しを確認しました。
  • 解答解説PDFは、2026夏期28ページ、2025夏期38ページ、2025冬期28ページ、2024夏期36ページ、2024冬期21ページです。問題本文・公式図表はこの記事にも商品PDFにも転載していません。
  • 2026年5月30日に、公式の過去入試問題ページと、北海道大学理学院の大学院入試案内を確認しました。公式ページは最新の募集要項・日程・出願条件の確認用として使い、この記事では過去問演習の判断に絞ります。

5実施回57問のテーママップ

実施回解答制作で確認した主題演習で見ること
2026夏期線形最小二乗、複素数と留数、マクローリン展開、転がり運動、理想気体サイクル、平板コンデンサー、地質図、生命進化、恒星進化、放射年代、固溶体。初回診断。数学・物理・地球科学のどこを2分野の軸にできるかを10分で分類する。
2025夏期線形代数、ベクトル解析、フーリエ変換、極座標運動、荷電粒子、エントロピー、U-Pb年代、熱水湖物質収支、有機化学、原生代環境、層序、火山学、ケイ酸塩鉱物。最も横断的な本番演習。計算分野で時間を使いすぎたとき、地球科学I/IIへ逃げられるかを見る。
2025冬期ベクトル解析、複素積分、ラプラス変換、振り子、電磁気、気体分子運動論、元素存在度、炭酸平衡、有機地球化学、大陸移動、堆積場、相平衡、鉱物分類。弱点検査。問題数が絞られるので、数学を避ける戦略や地球科学の用語暗記だけでは逃げにくい。
2024夏期線形代数、常微分方程式、複素関数、積分とフーリエ変換、振り子、熱力学サイクル、電磁場、音波、地球史、堆積相、活断層、火山噴出物、鉱物化学、固溶体。物理数学と地球科学IIが重い年度。答案の最初の条件設定が書けるかを採点する。
2024冬期行列の対角化と連立常微分方程式、複素積分・ガウス積分・最大化、地球史、地質図・堆積相・花粉化石、火成岩・相図・微量元素、鉱物結晶構造。入口年度。6問構成なので、数学か地球科学I/IIのどれが短時間で答案化できるかを見やすい。

最初の10分で選ぶ分野を決める

北大地球惑星は、全問題を同じ深さで読むと時間を失います。問題冊子を開いたら、まず分野単位で「主戦場2つ、保険1つ、見送り」を決めます。

分野先に選ぶサイン保留するサイン答案の一行目
数学行列、固有値、線形最小二乗、留数、ラプラス/フーリエ変換の型がすぐ分かる。積分経路、初期条件、正規方程式、収束条件を説明できない。未知量、行列、積分経路、変換規約、初期条件を定義する。
物理力学・熱力学・電磁気で座標、正方向、境界条件、符号規約を置ける。電場・磁場の向き、仕事の符号、近似条件が曖昧。座標軸、保存量、熱力学の符号、Gauss/Ampereの適用面を書く。
化学・地球化学元素存在度、U-Pb、炭酸平衡、有機地球化学、物質収支を式で始められる。半減期、単位換算、pH近似、保存する元素が曖昧。保存量、反応式、親娘核種、濃度単位、近似条件を書く。
地球科学I地質図、堆積相、生命進化、地球史、海洋化学を観察事実と解釈に分けられる。用語名だけを知っていて、年代・環境・上下判定の根拠を書けない。観察事実、切る/切られる関係、指標が何を示すかを書く。
地球科学II相図、固溶体、XRD、鉱物分類、火成岩、微量元素を操作として読める。相線やタイラインを図の印象だけで判断する。相数、自由度、タイライン、Bragg条件、規格化対象を書く。

後回しにしてよいこと

最初から研究室ごとの最新論文、北海道周辺の細かな地名暗記、鉱物名の総ざらい、惑星科学の発展的な話題まで広げる必要はありません。5実施回57問で繰り返し効いていたのは、分野選択、答案の初手、単位、符号、図の読み取り操作です。

逆に、数学が苦手だから完全に見ない、地球科学Iだけを暗記で押し切る、相図を眺めるだけで相律やてこの規則を書かない、という準備は危険です。2分野選択では、得意分野が重い年度に備えて保険分野を作る方が安定します。

90分ごとの演習ワークフロー

  1. 0〜10分:全問を眺め、主戦場2分野、保険1分野、見送り分野を決める。各分野について答案の一行目だけ書く。
  2. 10〜45分:1分野目を書く。計算を完走するより、定義、単位、境界条件、図の読み取り根拠を残す。
  3. 45〜80分:2分野目を書く。重い小問で止まったら、保険分野の短い説明問題へ移る。
  4. 80〜90分:符号、単位、半減期、相図の読み取り、地層の新旧関係、XRD条件だけを見直す。

5実施回の使い方は、2024冬期で入口確認、2026夏期で診断、2025冬期で弱点検査、2024夏期と2025夏期で本番形式が現実的です。夏期だけ、冬期だけに寄せず、問題数の違いを利用してください。

北大 院試 の他専攻ガイド

北大 大学院 理学院 地球惑星科学コースは、物理学コース、工学院の応用量子科学・機械宇宙工学と隣接した連続体・流体問題が中心です。地球惑星科学で身につけた「保存則・連続体方程式の宣言」は、物理学の解析力学、応用量子科学の量子力学、機械宇宙工学の流体でも答案の骨格として効きます。下記の同大学他専攻ガイドも合わせて読むと、北大 院試 物理系全体の出題傾向が見えます。

途中式と最終答まで読める解説

問題本文は含みません。公式の問題冊子と併用してください。

専門科目(地球惑星科学)の収録解説の分野(2024〜2026年度・57項目)

院試hubの収録解説5実施回・57項目の見出しを分野別に数えたものです。設問を分割した項目や、公開資料の制約を説明する項目を含むため、公式問題の大問数や完成答案数とは一致しません。が38項目(全体の67%)で最多。・地質は5実施回すべてに出ています。

分野項目数全項目に占める割合直近の連続出題最後に出た回
3867%5回連続2026年度夏期募集
地質1018%5回連続2026年度夏期募集
鉱物・岩石59%—2025年度冬期募集
化学24%2回連続2026年度夏期募集

このほか1項目だけ収録した分野は 電磁気学・回路・熱・統計力学 です。

収録年度と解説項目数

院試hubに収録した5実施回の一覧です。1回あたりの解説見出しは6〜14項目です。2026年度夏期募集以降の収録分は11項目です。

北大 専門科目(地球惑星科学)の解答で立てた注意点(66件)

院試hubの解説で、その設問だけに立てた小見出しです(「方針」「検算」のような全問共通の 見出しは除いています)。新しい実施回から並べています。

地質14件

鉱物・岩石8件

化学2件

電磁気学・回路1件

熱・統計力学1件

頻出論点と、同じ論点を出す他大学

院試hubが解答した大問の論点を、他大学の出題と突き合わせたものです。併願先を 探すときの重なりの実数として使えます。

論点この専攻での出題出題年度同じ論点を出す他大学全国の出題大学
固有値・固有ベクトル6問2026・2025・2024神戸大学・京都大学・東京大学・大阪大学・名古屋大学25大学
結晶構造5問2025・2024東京大学・東京科学大学・名古屋工業大学・九州大学・東北大学9大学
留数定理4問2026・2025・2024東京大学・名古屋大学・筑波大学・大阪公立大学・九州大学18大学
重積分と極座標3問2025・2024神戸大学・京都大学・大阪大学・名古屋大学・電気通信大学23大学
X線回折3問2026・2024東京大学・京都大学3大学
剛体の回転運動2問2026・2025京都大学・広島大学・九州工業大学・筑波大学・九州大学16大学
フーリエ変換2問2025・2024京都大学・東京大学・名古屋工業大学・筑波大学・名古屋大学14大学
ラグランジアン2問2026・2024名古屋大学・京都大学・広島大学・筑波大学・九州大学13大学
テイラー展開2問2026・2025京都大学・九州工業大学・東京大学・東北大学・静岡大学18大学
マクスウェル方程式2問2025・2024九州大学・東京大学・大阪大学・名古屋工業大学・大阪公立大学8大学

北大 公式の過去問の公開年度と公式解答例

公開されている年度
公式一覧は2023〜2025年度、問題冊子は2024〜2026年度入学(計5回)
公式の解答例
解答例の掲載なし
院試hubが最後にリンクを確認した日
2026-10-16
ページの内容
専門科目の5回分を公開。2025年度夏期の表記は2025年8月実施・2026年度入学の問題。公式一覧の2025年度冬期は募集未実施。この一覧に解答例の掲載はない。

よくある質問

この記事は北大地球惑星科学の募集要項まとめですか。

いいえ。InshiHubで作成した北海道大学大学院 理学院 自然史科学専攻 地球惑星系の2026夏期、2025夏期・冬期、2024夏期・冬期の解答解説57本を見直し、2分野選択の決め方、答案の初手、失点しやすい条件を整理した過去問演習記事です。

最初にどの実施回から見るべきですか。

最初は2026夏期をおすすめします。数学I、物理II、化学III、地球科学IVの11問構成で、線形最小二乗、留数、熱力学、電磁気、地質図、生命進化、放射年代、固溶体まで横断できるため、自分が2分野を選べるかを短時間で診断できます。

数学や物理だけで受けても大丈夫ですか。

数学・物理は主戦場にできますが、年度や期によって出題分野の有無と問題数が変わります。保険として地球科学Iか地球科学IIの答案開始を作っておく方が安全です。

夏期と冬期で使い方は変わりますか。

変わります。夏期は分野数と問題数が多く、2分野選択の診断に向きます。冬期は問題数が絞られるため、数学と地球科学I/IIのどこで確実に部分点を残せるかを見る弱点検査として使います。

公式過去問と併用する解答・解説PDFを、北海道大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。

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院試対策ガイド一覧(大学別)