東京大学 院試 過去問 解答例
東大 工学系研究科 建築学専攻 建築学 専門科目 2023年度 院試 解答例・解説
東京大学 工学系研究科 建築学専攻 建築学 専門科目 2023年度の院試 過去問について、設問ごとの解法方針と確認点を解説。全5問収録の解答・解説PDFと併用できます。問題本文は含みません。
最終更新:
設問ごとの解法方針と確認点を公開しています。
続きの途中式・最終答は解答・解説PDFに収録しています。問題本文は含まれません。
第1問 — 専門課題I(建築学基礎)
計算の検算
CO2濃度は外気より高く、換気量30 に対し発生量20 L/hなので1000 ppm程度になる。壁表面温度は外気0度と室温20度の間に収まる。これらのオーダー確認を答案の最後に入れると、単位ミスに気づきやすい。
第2問 — 専門課題II 第1群(建築設計)
典型ミス
山車展示を通常階高の室に入れてしまう、舟着き場と道路側入口のレベル差・バリアフリーを説明しない、搬入動線と観光客動線が交差する、ライブラリーが単なる余室になる、という失点が起きやすい。
第3問 — 専門課題II 第2群(建築計画・建築史・構法)
点を伸ばす書き方
この年度は「図から特徴を読む」問題が多い。作品名を答えた後、断面で何が起きているか、平面でどう人が動くか、構法がどの空間を可能にしているかを分けて書くと、答案が散らばらない。
第4問 — 専門課題II 第3群(建築環境)
記述問題の注意
200字問題は、定義だけでなく、式・代表値・設計上の対策を1つずつ入れると密度が出る。PMVなら6要素と快適範囲、断熱ならUA値と部位仕様、結露なら水蒸気侵入・温度低下・防湿透湿の順に書く。
第5問 — 専門課題II 第4群(建築構造・建築材料)
部分点の取り方
骨組曲げは図の支点条件を読み切れないと崩れるため、固定端・ピン・ローラーを最初に明記する。土質問題は、全応力ではなく有効応力の低下が液状化の本質であることを書くと、説明問題の点が安定する。