東京大学 院試 過去問 解答例
東大 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 知能機械情報学 2018年度 院試 過去問 解答例・解説(全3問)
全3問。制御工学1問・電磁気学・回路1問。テーマタグは5件(伝達関数・剛体の回転運動・固有振動数と振動系)。2017年度と共通のテーマは伝達関数・剛体の回転運動。
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- 解説3問/全3問(847字)
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- 途中式と最終答(最終答つき3問)
- 問題本文
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東大 知能機械情報学 2018年度 院試 過去問の出題内容(全3問)
この3問の分野は制御工学1問・電磁気学・回路1問です。
2018年度の出題テーマと、同じテーマを出した他大学・他年度
この年度は2問に5テーマが出ています。
前年度(2017年度)との違い
- 大問数
- 2017年度 3問 → 2018年度 3問
第1問 — 必答問題:回路・線形回帰・基礎用語
回路計算の整理
RCラダーは、暗算で処理しようとすると符号や係数を落としやすい。 節点を1つ置いてキルヒホッフの電流則を書くと、分母の一次項 を機械的に導ける。数値例では2つの極がほぼ重なるため、 2次ローパスとしての折れ曲がりを明確に描くとよい。
線形回帰の答案
目的関数、正規方程式、解の3点を順に書くのが最も安全である。 バイアス項は拡張ベクトル に定数1を入れることで、係数ベクトルと同じ形で扱える。
第2問 — 選択問題2A:一リンクアームとDCモータ制御
減速機の効果
減速機では、角速度は になり、トルクは 倍になる。 そのため、負荷慣性はモータ側に で反映される。 この性質はロボットアームのアクチュエータ選定で非常に重要で、減速比を大きくすると 重いリンクを動かしやすくなる一方、バックラッシュや摩擦、応答遅れの問題も増える。
振動性の読み方
特性方程式を と見比べると、剛性を上げるフィードバックは を大きくし、 逆起電力による速度項は減衰に相当する。減速比が大きいと速度項が で効く点を 答案に書けると、定性的説明として十分である。
第3問 — 選択問題2B:スタック・キュー・逆ポーランド記法
ポインタ構造の読み方
この問題は、配列ではなくリンク構造を追う力を見ている。スタックでは先頭だけを更新すればよいが、 キューでは末尾に追加して先頭から取り出すため、先頭ポインタと末尾ポインタを両方持つと実装が簡潔になる。
逆ポーランド記法
演算子を見た瞬間に、直前の2つの値がその演算子の被演算子になる。 引き算と割り算では、後からpopした値が左オペランド、先にpopした値が右オペランドである。 ここを逆にすると答えが変わるので注意する。
東大 知能機械情報学 院試 過去問の収録5年度
必答問題:力学・論理回路・基礎用語 / 選択問題2A:平面マニピュレータ / 選択問題2B:情報表現・符号・エントロピー
必答問題:電子回路・整列アルゴリズム・基礎用語 / 選択問題2A:振動系と加速度センサ / 選択問題2B:地図情報のデータ構造
2018年度(このページ・全3問)
必答問題:回路・線形回帰・基礎用語 / 選択問題2A:一リンクアームとDCモータ制御 / 選択問題2B:スタック・キュー・逆ポーランド記法
必答問題:倒立振子・論理回路・基礎用語 / 選択問題2A:昇降機と2質点振動系 / 選択問題2B:C言語・Python・パーセプトロン
2016年度(全3問)解答・最終答まで全文公開
必答問題:衝突・情報量・電動機 / 選択問題2A:磁気浮上とワイヤ駆動機構 / 選択問題2B:線形識別とマージン