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電通大 基盤理工 生物系選択 院試対策|2年4問で見る分子生物・細胞神経の選び方

電気通信大学大学院 情報理工学研究科 基盤理工学専攻の2025・2026年度相当、分子生物学・生物化学と細胞・神経生物学4問の解答制作メモから、最初の10分の選択判断、答案の初手、参考書の戻り先を整理します。

最終更新: 2026-05-30

電気通信大学 電通大 基盤理工 生物 院試 過去問の解答PDFを見る

公式過去問PDFと併用する、院試hub(東大大学院出身者が運営する解答制作チーム)独自の解答・解説PDF。問題本文は含みません。

解答の入手方法を比較する

この記事は、電気通信大学大学院 情報理工学研究科 基盤理工学専攻の募集要項を要約する記事ではありません。InshiHubで2026年度相当と2025年度相当の科目番号5「分子生物学・生物化学」と科目番号11「細胞・神経生物学」について、次の4本のローカル解答ファイルを確認して作った、選択判断と答案開始のメモです。

  • 2026年度相当:answers/university-of-electro-communications/graduate-school-of-informatics-and-engineering/2026/fundamental-science-and-engineering-molecular-biochemistry-cell-neurobiology/solutions/problem01.texproblem02.tex
  • 2025年度相当:answers/university-of-electro-communications/graduate-school-of-informatics-and-engineering/2025/fundamental-science-and-engineering-molecular-biochemistry-cell-neurobiology/solutions/problem01.texproblem02.tex

結論から言うと、生物系で受けるなら最初に2026年度相当を解き、代謝・核酸・細胞内イオン・GPCRを場所、向き、順序、収支まで書けるかで点検してください。その後に2025年度相当で転写翻訳、DNA複製、神経筋接合部、細胞小器官へ広げると、「用語は知っているが説明が浅い」箇所を短時間で見つけられます。

この記事で確認した証拠

2026・2025年度相当のsource-notes、生成済みPDFのbuild/main.txt、解答TeX内のInshiHubPointを確認しました。2026年度相当のローカルソースには公式問題PDFと公式解答例PDF、2025年度相当には公式選択問題PDF由来の保存ソースがあります。問題本文、公式図表、公式解答例本文はこの記事にも商品PDFにも転載していません。

年度相当科目解答制作で見たテーマ準備への結論
2026分子生物学・生物化学解糖系、発酵、糖新生、肝臓・骨格筋グリコーゲン、電子伝達系の脱共役、DNA/RNA、mRNA、非コードRNA、RT-PCR。最初に使う年度。代謝は収支、核酸は構造差と機能差、PCRは逆転写の理由を文章で説明する。
2026細胞・神経生物学細胞内外の陽イオン濃度、GPCRシグナル、運動装置、神経伝導、顕微鏡の分解能と試料条件。細胞内で何を低く保つか、受容体からGタンパク質へ何が渡るかを最初に固定する。
2025分子生物学・生物化学プロモーターの向き、mRNA、翻訳産物、酸性アミノ酸、DNA複製フォーク、校正機構、テロメア、イントロン。鎖の向きとエネルギーの所在で差がつく年度。転写翻訳を配列暗記ではなく流れで説明する。
2025細胞・神経生物学神経筋接合部、アセチルコリン、Na+共輸送、運動ニューロン、軸索輸送、核・ミトコンドリア・ゴルジ体・小胞体、細胞内分解系。シナプス伝達は順序、小器官は数・形・機能、分解系は対象物の大きさで分ける。

最初の10分で選ぶ場所

基盤理工学専攻は、公式上は全11科目から4科目を選ぶ試験です。生物系だけを読むのではなく、科目番号5と11を得点源にするか、他の化学・数学・力学・電気系科目へ逃がすかを最初に決める必要があります。

見る順先に確認するもの答案の初手判断
1代謝・生化学反応場所、基質、生成物、ATP/NADH収支、不可逆段階を置く。収支を表にできるなら先に取る。酵素名だけなら部分点狙いに回す。
2DNA/RNA・遺伝子発現5'→3'の向き、鋳型鎖、酵素、成熟RNAまでの順序を書く。配列の向きが読めるなら着手。向きが曖昧なまま翻訳しない。
3神経・シグナル伝達刺激、チャネル、イオン、伝達物質、受容体、下流応答を順に並べる。流れを説明できるなら高得点候補。分子名だけ暗記なら時間を使いすぎない。
4小器官・顕微鏡・分解系構造、局在、機能、比較軸を一つ決めてから表にする。知識問題として拾えるが、羅列で終わると伸びない。短く確実に書く。

分野別の答案開始テンプレート

代謝: 収支と場所を最初に書く

2026年度相当の分子生物学・生物化学では、解糖系、発酵、糖新生、グリコーゲン、電子伝達系の脱共役がまとまって出ます。ここで最初に書くべきなのは「解糖系でATPがいくつ」という結論ではなく、グルコース1分子から三炭糖が2本になること、NADHをどこで作りどこで消費するか、糖新生が不可逆段階を別酵素で迂回することです。

答案の書き出しは「細胞質で解糖系が進み、ミトコンドリアでTCA回路・電子伝達系へ接続する」のように場所を置いてから、ATP、NADH、基質、生成物を表にします。脱共役の説明では、電子伝達そのものとプロトン駆動力によるATP合成を分けて書くと、暗記語ではなく機構の説明になります。

DNA/RNA: 向き、酵素、情報の流れを固定する

2025年度相当では、プロモーターの向き、mRNA、翻訳産物、DNA複製フォーク、校正、テロメアが出ています。2026年度相当では、B型DNA、DNA/RNAの構造差、mRNA、非コードRNA、RT-PCRが出ています。

開始テンプレートは「鋳型鎖を3'→5'に読み、新生鎖を5'→3'に伸ばす」「mRNAはTをUに置き換えた相補情報を持つ」「RT-PCRではRNAをcDNAにしてから増幅する」です。転写、翻訳、複製、検査法を同じ向きの言葉で書けるようにしておくと、年度が変わっても答案が崩れません。

神経・シグナル伝達: 分子名より順序を書く

2025年度相当の細胞・神経生物学では、神経筋接合部、アセチルコリン、コリン再取り込み、活動電位、軸索輸送が並びます。2026年度相当では、陽イオン濃度、GPCRシグナル、運動装置、神経伝導が出ています。

答案の初手は、活動電位、Ca2+流入、小胞融合、伝達物質放出、受容体開口、筋細胞脱分極の順序です。GPCRなら、リガンド結合、Gタンパク質のGDP/GTP交換、エフェクター活性化、セカンドメッセンジャー、下流応答までを一列に置きます。分子名を全部覚えていても、順序が逆だと答案として弱くなります。

細胞小器官・顕微鏡: 比較軸を先に決める

2025年度相当の小器官問題では、核、ミトコンドリア、ゴルジ体、粗面小胞体、分解系が出ています。2026年度相当では、顕微鏡比較、細胞骨格、運動装置が絡みます。

開始テンプレートは「核は遺伝情報の保持、ミトコンドリアはATP産生、粗面小胞体は分泌・膜タンパク質合成、ゴルジ体は修飾と選別」のように、構造と機能を対にすることです。顕微鏡では倍率だけでなく、分解能、試料調製、生細胞観察の可否を比較軸にします。

よくある失点

  • 代謝で、ATPとNADHの正味収支だけを書き、どの段階で消費・生成されるかを書かない。
  • 糖新生を「解糖系の逆反応」とだけ説明し、不可逆段階の迂回酵素を落とす。
  • 転写翻訳で、鋳型鎖の向きとmRNAの向きを固定せずにコドンを読む。
  • DNA校正で、ヌクレオチド三リン酸が伸長反応のエネルギーを持つことを書かない。
  • 神経筋接合部で、Ca2+流入、小胞融合、アセチルコリン放出、Na+流入の順序が混ざる。
  • GPCRを、受容体名とGタンパク質名の暗記だけで終え、GDP/GTP交換や下流応答を書かない。
  • 小器官を名称だけで羅列し、細胞内での場所、数、大きさ、機能の対応を示さない。

参考書は章単位で戻る

  • 分子生物学: 『Essential細胞生物学』または『細胞の分子生物学』のDNA複製、転写、翻訳、RNAプロセシング、遺伝子発現制御。戻る目的は用語暗記ではなく、5'→3'の向き、酵素、エネルギーの所在を答案にすることです。
  • 生化学: 『ヴォート基礎生化学』または『レーニンジャーの新生化学』の解糖系、糖新生、発酵、グリコーゲン代謝、電子伝達系と酸化的リン酸化。ATP/NADH収支を、反応ごとの表で再現できるところまで戻ります。
  • 細胞生物学: 細胞小器官、膜輸送、細胞骨格、細胞内分解系、細胞内輸送の章。図を隠して、構造、局在、機能、比較軸を3文で説明する練習に変えてください。
  • 神経生物学: 神経筋接合部、活動電位、シナプス小胞、受容体、イオンチャネル、GPCRの章。流れ図を描いたあと、図なしで文章化できるかを確認します。

捨ててよいこと

短期対策では、生命科学の教科書を最初から最後まで通読し直す必要はありません。細かい全酵素名、全シグナル経路名、顕微鏡装置の歴史、研究室レベルの実験条件まで広げるより、過去問で出た代謝収支、核酸の向き、シナプス伝達、小器官比較を答案化する方が先です。

また、生物系2科目だけで基盤理工の4科目選択を完結させようとしないでください。選択群Iの科目番号5を使うなら、残りは物理化学、基礎数学、力学、電気電子・光デバイス系など、自分の学部背景で答案を書ける科目を組み合わせる方が現実的です。

90分で回す演習手順

  1. 0〜10分: 4科目選択の候補を決める。生物系2問は、代謝・核酸・神経・小器官のどれが書けるかを先に見る。
  2. 10〜35分: 分子生物学・生物化学を解く。代謝収支やDNA/RNAの向きは、結論前に表か矢印で固定する。
  3. 35〜60分: 細胞・神経生物学を解く。刺激から応答までの順序、小器官の比較軸、顕微鏡の分解能を先に書く。
  4. 60〜75分: 自分が選ぶ残り2科目のうち、短く得点化できる設問を処理する。
  5. 75〜90分: 生物系答案を見直す。用語の羅列になっている箇所を、場所、向き、順序、理由を含む文に直す。

自己採点チェックリスト

  • 代謝の答案で、ATP、NADH、基質、生成物、細胞内の場所を明示したか。
  • 糖新生や脱共役を、熱力学的な理由またはプロトン駆動力の言葉で説明したか。
  • DNA/RNAで、5'→3'の向き、鋳型鎖、酵素、成熟産物を混同していないか。
  • 翻訳産物やRNA検査法で、開始点、終止、逆転写などの必要な一手を書いたか。
  • 神経伝達で、活動電位、Ca2+、小胞融合、伝達物質、受容体、筋応答の順序が通っているか。
  • 細胞小器官や顕微鏡で、名称だけでなく比較軸を示したか。
  • 公式解答例がある年度でも、公式本文や図を写すのではなく、自分の説明として再構成できているか。

公式情報の確認

2026年5月30日に、電気通信大学の大学院入試過去問ページを確認し、2025年8月実施分から2021年8月実施分までの博士前期課程一般入試専門科目が掲載され、基盤理工学専攻では選択問題PDFが公開されていること、2025年8月実施分には解答例PDFも掲載されていることを確認しました。

同日に入試の種類と募集人員ページも確認し、2027年4月・2026年10月入学向けの記載として、基盤理工学専攻の一般入試専門科目は180分、選択群I・IIの全11科目から選択群Iを1科目以上含む4科目を選ぶ構成で案内されていることを確認しました。出願時は必ず最新の募集要項、試験方法、英語スコア条件を大学公式ページで確認してください。

InshiHub解答パックの使い方

生物系選択で使うなら、まず公式PDFを自力で解き、答案の最初に「場所、向き、順序、収支」を書いた状態を残してください。その後で電気通信大学 基盤理工 分子生物学・生物化学/細胞・神経生物学 解答パックを開き、最終語句ではなく、機構説明の順番、図なしで伝わる文章、部分点を拾える根拠を照合します。

4科目選択の残りを固める場合は、基礎数学・力学ガイド電気電子・光デバイス系ガイドも併読してください。生物を主力にする場合でも、残り2科目を早く決めるほど、過去問演習の見直しが具体的になります。

本記事はInshiHubの解答制作メモと、公開時点で確認できる電気通信大学公式情報に基づく非公式の対策記事です。募集要項、出願資格、日程、英語スコア、選択科目、公式過去問の公開範囲は必ず大学公式ページで最新情報を確認してください。

電通大 院試 の他専攻ガイド

電通大 基礎理工学プログラムは生物・化学・数学力学が情報理工学研究科と接続します。生物で身につけた「生命系の保存則・速度論の宣言」は、化学の反応工学、数学の偏微分方程式、情報学の確率モデルでも答案の骨格として効きます。下記の同大学他専攻ガイドも合わせて読むと、電通大 院試 全体の科目選択判断ができます。

上記の出題範囲をカバーするオリジナル解答・解説PDFを年度別に整備しています。

対応する解答パックを見る

筆記対策と並行して、電気通信大学 院試の倍率・日程・配点・出題範囲・面接対策・研究計画書・英語スコア要件・準備のタイムラインを確認できます。

よくある質問

この記事は電通大 基盤理工の募集要項まとめですか。
違います。2026・2025年度相当の科目番号5 分子生物学・生物化学、科目番号11 細胞・神経生物学について、InshiHubで作成した4本の解答TeX、source notes、生成PDFのQA記録を確認し、選択判断と答案の書き出しを整理した過去問演習メモです。
生物系2科目は最初に何年度から解くべきですか。
最初は2026年度相当をすすめます。解糖系・糖新生・DNA/RNA、イオン濃度・GPCR・細胞骨格・顕微鏡比較が並び、暗記ではなく機構を順に説明できるかを確認しやすい年度です。次に2025年度相当で転写翻訳・DNA複製・神経筋接合部へ広げる順が現実的です。
生物系だけで4科目選択を組めますか。
公式上は全11科目から選択群Iを1科目以上含む4科目を選ぶ構成です。生物系の商品は科目番号5と11の2科目だけなので、実際の受験では化学、基礎数学、力学、電気電子・光デバイス系などから残り2科目を組み合わせる必要があります。
答案で最初に何を書くべきですか。
代謝なら細胞内の場所と収支、DNA/RNAなら鎖の向きと使う酵素、シナプスならCa2+流入から伝達物質放出までの順序、細胞小器官なら構造と機能の対応を最初に置くと、説明が崩れにくくなります。
公式解答例はありますか。
2025年8月実施分には基盤理工学専攻の公式解答例PDFが掲載されています。ただし、公式解答例や問題本文を読むだけで終わらせず、自分の答案で機構の順序、場所、物質名、収支を書いてからInshiHubの解答パックで照合してください。
InshiHubの解答パックはどう使うべきですか。
公式PDFを先に解き、まず『用語だけの答案』を『場所、向き、順序、理由を含む答案』に直してください。その後で解答パックを開き、図の代わりに文章でどこまで説明できているかを照合する使い方が有効です。

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