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電通大 基盤理工 生物系選択 院試対策|2年4問で見る分子生物・細胞神経の選び方

電気通信大学大学院 情報理工学研究科 基盤理工学専攻の2025・2026年度相当、分子生物学・生物化学と細胞・神経生物学4問の解答解説メモから、最初の10分の選択判断、答案の初手、参考書の戻り先を整理します。

最終更新: 2026/10/12

電気通信大学の4専攻・公式過去問を見る

専攻別の志願者・受験者・合格者、2027年4月入学の英語換算・配点・面接の扱いは、電通大大学院の倍率・受験条件にまとめています。この記事では以下の科目の過去問対策を扱います。

この記事は、電気通信大学大学院 情報理工学研究科 基盤理工学専攻の過去問対策です。InshiHubで2026年度相当と2025年度相当の科目番号5「分子生物学・生物化学」と科目番号11「細胞・神経生物学」について、次の4本の解答解説ファイルを確認して作った、選択判断と答案開始のメモです。

    結論から言うと、生物系で受けるなら最初に2026年度相当を解き、代謝・核酸・細胞内イオン・GPCRを場所、向き、順序、収支まで書けるかで点検してください。その後に2025年度相当で転写翻訳、DNA複製、神経筋接合部、細胞小器官へ広げると、「用語は知っているが説明が浅い」箇所を短時間で見つけられます。

    この記事の根拠

    大学の過去問ページで公開されている問題と、院試hubが作成した2026・2025年度相当の解答解説をもとにしています。問題本文、公式図表、公式解答例本文はこの記事にも商品PDFにも転載していません。

    年度相当科目解答制作で見たテーマ準備への結論
    2026分子生物学・生物化学解糖系、発酵、糖新生、肝臓・骨格筋グリコーゲン、電子伝達系の脱共役、DNA/RNA、mRNA、非コードRNA、RT-PCR。最初に使う年度。代謝は収支、核酸は構造差と機能差、PCRは逆転写の理由を文章で説明する。
    2026細胞・神経生物学細胞内外の陽イオン濃度、GPCRシグナル、運動装置、神経伝導、顕微鏡の分解能と試料条件。細胞内で何を低く保つか、受容体からGタンパク質へ何が渡るかを最初に固定する。
    2025分子生物学・生物化学プロモーターの向き、mRNA、翻訳産物、酸性アミノ酸、DNA複製フォーク、校正機構、テロメア、イントロン。鎖の向きとエネルギーの所在で差がつく年度。転写翻訳を配列暗記ではなく流れで説明する。
    2025細胞・神経生物学神経筋接合部、アセチルコリン、Na+共輸送、運動ニューロン、軸索輸送、核・ミトコンドリア・ゴルジ体・小胞体、細胞内分解系。シナプス伝達は順序、小器官は数・形・機能、分解系は対象物の大きさで分ける。

    最初の10分で選ぶ場所

    基盤理工学専攻は、公式上は全11科目から4科目を選ぶ試験です。生物系だけを読むのではなく、科目番号5と11を得点源にするか、他の化学・数学・力学・電気系科目へ逃がすかを最初に決める必要があります。

    見る順先に確認するもの答案の初手判断
    1代謝・生化学反応場所、基質、生成物、ATP/NADH収支、不可逆段階を置く。収支を表にできるなら先に取る。酵素名だけなら部分点狙いに回す。
    2DNA/RNA・遺伝子発現5'→3'の向き、鋳型鎖、酵素、成熟RNAまでの順序を書く。配列の向きが読めるなら着手。向きが曖昧なまま翻訳しない。
    3神経・シグナル伝達刺激、チャネル、イオン、伝達物質、受容体、下流応答を順に並べる。流れを説明できるなら高得点候補。分子名だけ暗記なら時間を使いすぎない。
    4小器官・顕微鏡・分解系構造、局在、機能、比較軸を一つ決めてから表にする。知識問題として拾えるが、羅列で終わると伸びない。短く確実に書く。

    よくある失点

    • 代謝で、ATPとNADHの正味収支だけを書き、どの段階で消費・生成されるかを書かない。
    • 糖新生を「解糖系の逆反応」とだけ説明し、不可逆段階の迂回酵素を落とす。
    • 転写翻訳で、鋳型鎖の向きとmRNAの向きを固定せずにコドンを読む。
    • DNA校正で、ヌクレオチド三リン酸が伸長反応のエネルギーを持つことを書かない。
    • 神経筋接合部で、Ca2+流入、小胞融合、アセチルコリン放出、Na+流入の順序が混ざる。
    • GPCRを、受容体名とGタンパク質名の暗記だけで終え、GDP/GTP交換や下流応答を書かない。
    • 小器官を名称だけで羅列し、細胞内での場所、数、大きさ、機能の対応を示さない。

    捨ててよいこと

    短期対策では、生命科学の教科書を最初から最後まで通読し直す必要はありません。細かい全酵素名、全シグナル経路名、顕微鏡装置の歴史、研究室レベルの実験条件まで広げるより、過去問で出た代謝収支、核酸の向き、シナプス伝達、小器官比較を答案化する方が先です。

    また、生物系2科目だけで基盤理工の4科目選択を完結させようとしないでください。選択群Iの科目番号5を使うなら、残りは物理化学、基礎数学、力学、電気電子・光デバイス系など、自分の学部背景で答案を書ける科目を組み合わせる方が現実的です。

    90分で回す演習手順

    1. 0〜10分: 4科目選択の候補を決める。生物系2問は、代謝・核酸・神経・小器官のどれが書けるかを先に見る。
    2. 10〜35分: 分子生物学・生物化学を解く。代謝収支やDNA/RNAの向きは、結論前に表か矢印で固定する。
    3. 35〜60分: 細胞・神経生物学を解く。刺激から応答までの順序、小器官の比較軸、顕微鏡の分解能を先に書く。
    4. 60〜75分: 自分が選ぶ残り2科目のうち、短く得点化できる設問を処理する。
    5. 75〜90分: 生物系答案を見直す。用語の羅列になっている箇所を、場所、向き、順序、理由を含む文に直す。

    電通大 院試 の他専攻ガイド

    電通大 基礎理工学プログラムは生物・化学・数学力学が情報理工学研究科と接続します。生物で身につけた「生命系の保存則・速度論の宣言」は、化学の反応工学、数学の偏微分方程式、情報学の確率モデルでも答案の骨格として効きます。下記の同大学他専攻ガイドも合わせて読むと、電通大 院試 全体の科目選択判断ができます。

    途中式と最終答まで読める解説

    問題本文は含みません。公式の問題冊子と併用してください。

    情報理工学研究科の収録解説の分野(2022〜2026年度・10項目)

    院試hubの収録解説5実施回・10項目の見出しを出題区分別に数えたものです。設問を分割した項目や、公開資料の制約を説明する項目を含むため、公式問題の大問数や完成答案数とは一致しません。細胞・神経生物学が5項目(全体の50%)で最多。細胞・神経生物学・分子生物学・生物化学は5実施回すべてに出ています。

    出題区分項目数全項目に占める割合直近の連続出題最後に出た回
    細胞・神経生物学550%5回連続2026年度
    分子生物学・生物化学550%5回連続2026年度

    収録年度と解説項目数

    院試hubに収録した2科目・5件の一覧です。どの回も解説見出しは2項目です。

    実施回科目解説項目数公開範囲
    2026年度基盤理工学専攻 専門科目(分子生物学・生物化学・細胞・神経生物学)2第2問の途中式・最終答
    2025年度基盤理工学専攻 専門科目(分子生物学・生物化学・細胞・神経生物学)2解法方針まで公開
    2024年度専門科目(分子生物学・生物化学・細胞・神経生物学)2解法方針まで公開
    2023年度専門科目(分子生物学・生物化学・細胞・神経生物学)2解法方針まで公開
    2022年度専門科目(分子生物学・生物化学・細胞・神経生物学)2解法方針まで公開

    電通大 情報理工学研究科の解答で立てた注意点(39件)

    院試hubの解説で、その設問だけに立てた小見出しです(「方針」「検算」のような全問共通の 見出しは除いています)。新しい実施回から並べています。

    細胞・神経生物学20件

    • 2026年度 第2問濃度表は細胞が何を低く保つかで覚える / GPCR はヌクレオチド交換を中心に書く / 運動装置と伝導装置は構造から機能へつなげる / 顕微鏡比較は分解能と試料条件を対にする
    • 2025年度 第2問神経筋接合部は流れで覚える / コリン再取り込みは二次性能動輸送 / 小器官表は数と機能を対応させる / 分解系は対象物の大きさで分ける
    • 2024年度 第2問細菌と真核細胞の違いを核膜から整理する / シグナル伝達は距離と特異性で区別する / 活動電位はチャネルの状態を書く / 筋疲労を Ca2+ 制御として書く
    • 2023年度 第2問膜タンパク質の行き先は分泌経路で追う / 静止膜電位はポンプとチャネルを分ける / 興奮と抑制は閾値からの距離で判断する / Ca2+ 必要性は操作と救済で示す
    • 2022年度 第2問安静膜電位は濃度勾配の維持と瞬間の透過性を分ける / 興奮収縮連関は時系列で整理する / 強縮は Ca2+ が下がり切らないことから説明する / 疲労は一つの物質だけで説明しない

    分子生物学・生物化学19件

    • 2026年度 第1問収支は三炭糖が二本できることから数える / 糖新生は不可逆段階の迂回を書く / DNA/RNA は構造差と機能差を対応させる
    • 2025年度 第1問プロモーターの向きから鋳型鎖を決める / 翻訳は最初の AUG だけでなく周辺配列も見る / 校正機構はエネルギーの所在で説明する / テロメアは末端を守るための反復配列
    • 2024年度 第1問翻訳図は向きと部位で採点される / リン酸化は電荷と相互作用の制御 / 発酵の役割は NAD+ の再生 / FRET センサーは局在シグナルと可動部を分けて考える
    • 2023年度 第1問DNA の情報量は相補性を二重に数えない / 読み枠のずれは範囲で評価する / 制限酵素地図は単独消化から切断数を決める / ATP 合成の共通点は化学浸透である
    • 2022年度 第1問情報の向きと例外を分けて書く / リーディング鎖とラギング鎖は酵素の方向性から決まる / クロマトグラフィーは何が違うかで選ぶ / 構造解析は階層と試料条件を意識する

    頻出論点と、同じ論点を出す他大学

    院試hubが解答した大問の論点を、他大学の出題と突き合わせたものです。併願先を 探すときの重なりの実数として使えます。

    論点この専攻での出題出題年度同じ論点を出す他大学全国の出題大学
    結晶構造1問2022東京大学・北海道大学・東京科学大学・名古屋工業大学・九州大学9大学

    電通大 公式の過去問の公開年度と公式解答例

    公開されている年度
    2021〜2025年8月実施(各実施年10月・翌年4月入学)
    公式の解答例
    一部年度・一部科目のみ公開
    英語の扱い
    TOEIC/TOEFL スコア提出。学内英語試験なし。
    院試hubが最後にリンクを確認した日
    2026-10-16
    ページの内容
    情報学、情報・ネットワーク工学、機械知能システム学、基盤理工学の4専攻を一覧化。2025年8月実施分は各専攻の解答例も併載。社会人入試の小論文のみ入試課窓口で閲覧。

    よくある質問

    生物系2科目は最初に何年度から解くべきですか。

    最初は2026年度相当をすすめます。解糖系・糖新生・DNA/RNA、イオン濃度・GPCR・細胞骨格・顕微鏡比較が並び、暗記ではなく機構を順に説明できるかを確認しやすい年度です。次に2025年度相当で転写翻訳・DNA複製・神経筋接合部へ広げる順が現実的です。

    生物系だけで4科目選択を組めますか。

    公式上は全11科目から選択群Iを1科目以上含む4科目を選ぶ構成です。生物系の商品は科目番号5と11の2科目だけなので、実際の受験では化学、基礎数学、力学、電気電子・光デバイス系などから残り2科目を組み合わせる必要があります。

    答案で最初に何を書くべきですか。

    代謝なら細胞内の場所と収支、DNA/RNAなら鎖の向きと使う酵素、シナプスならCa2+流入から伝達物質放出までの順序、細胞小器官なら構造と機能の対応を最初に置くと、説明が崩れにくくなります。

    公式解答例はありますか。

    2025年8月実施分には基盤理工学専攻の公式解答例PDFが掲載されています。ただし、公式解答例や問題本文を読むだけで終わらせず、自分の答案で機構の順序、場所、物質名、収支を書いてからInshiHubの解答パックで照合してください。

    公式過去問と併用する解答・解説PDFを、電気通信大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。

    電気通信大学の解答PDF一覧で、電気通信大学の研究科・専攻・科目をまとめて確認できます。

    院試対策ガイド一覧(大学別)