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東大創造情報学の院試対策|専門3問150分・冬のプログラミング
東大創造情報学の2027年度冬入試は専門3問150分、プログラミング実技・面接、口述を実施。数学への変更はできません。2022〜2026年度15問の専門対策、持参PCの条件、出願書類への案内をまとめます。
最終更新: 2026/10/16
2027年度冬は、専門筆記に加えてプログラミングが必須
冬入試の専門科目は創造情報学の3問150分です。 一般教育科目はプログラミングのみで、夏と違って数学へ変更できません。専門科目も他専攻の問題を選べません。 2026年10月16日に確認した2027年度専攻案内3〜5ページに基づきます。
- 2027年1月28日13:00〜15:30:専門筆記。
- 1月29日10:00〜12:30:プログラミング実技。13:00〜18:00のうち1人約5分の面接。
- 2月1日:口述。筆記の内容、現在の研究、大学院での研究について問う。
実技には実行環境を入れた自分のノートPCを持参します。保存済みの資料・コードは使えますが、通信とLLM・Copilotなどの基盤モデルは使えません。持参機器・会場・試験の詳細と2ページの研究計画書を確認し、専門筆記と並行して準備してください。
以下は2022〜2026年度の専門科目15問の解答解説に基づく演習案です。 プログラミング試験の解答は本商品の収録対象に含みません。公式過去問アーカイブで実施回ごとの指示を確認して使います。 「先に解く問題を選ぶ」ことと「解答する問題数を減らせる」ことは別です。
2025年度で基礎を確認し、2026年度へ進む
初回演習は2025年度がよいです。Webページ遷移の定常分布、パケット通信とサーバ処理時間、情報システム用語の説明が並び、確率過程、通信、説明答案の3技能を一度に測れます。ここで時間配分を作ってから2026年度へ進むと、論理回路と二進演算、指数バックオフ、Transformerや仮想記憶などの用語説明に対応しやすくなります。
2024年度は最尤推定と混合正規分布、ハミング距離検索と専用回路があり、統計とハードウェア寄りの設計で負荷が上がります。2023年度はDFA、IPv4、用語説明、2022年度は動的計画法、ACK制御、用語説明です。古い年度ほど基礎的に見えて、答案の最初の設定を曖昧にすると失点しやすい構成です。
5年分のテーマ地図
| 年度 | 解答制作で確認したテーマ | 準備への示唆 |
|---|---|---|
| 2026 | 論理回路と二進演算、通信遅延と指数バックオフ、情報システム用語 | ビット演算と待ち時間モデルを先に式化し、用語説明は定義と限界まで書く。 |
| 2025 | Webページ遷移と定常分布、パケット通信とサーバ処理時間、情報システム用語 | 確率遷移、期待値、待ち行列的な処理時間の読み替えを最初の年度に使う。 |
| 2024 | 最尤推定と混合正規分布、ハミング距離検索と専用回路、情報システム用語 | 統計推定と探索回路で時間を使いやすい。途中式を整理できる人向けの年度。 |
| 2023 | DFAと二進整数の3分割判定、IPv4アドレスと通信性能、情報システム用語 | オートマトンとネットワークを短時間で切り替える練習に向く。 |
| 2022 | 分離資源配分と動的計画法、ACK制御とウィンドウ転送、情報システム用語 | 状態、漸化式、転送窓を答案の冒頭で定義できるかを点検する。 |
最初の10分で見る場所
| 順序 | 見る対象 | 着手判断 |
|---|---|---|
| 1 | 第1問のモデル化問題 | 状態、確率変数、再帰式、目的関数のどれかを3分以内に置けるなら先に解く。 |
| 2 | 第2問の通信・回路・探索問題 | 待ち時間、ACK、ハミング距離、指数バックオフを図や表にできるなら得点源にする。 |
| 3 | 第3問の用語説明 | 4項目を選ぶ形式では、定義と仕組みを即答できるものだけに絞る。 |
| 保留 | 設定の読み取りに時間がかかる設問 | 確率分布や状態遷移が見えないまま計算に入る問題は、白紙化を避けるため後回しにする。 |
やらなくてよいこと
- プログラミング試験の数値出力を、USB配布データなしに推測すること。
- 情報系の全分野を均等に暗記し、用語説明の1文目を作らないまま進めること。
- 過去問の公式PDFを眺めるだけで、状態・変数・時刻表を紙に書かないこと。
- Transformer、SLAM、ランダムフォレストなどの流行語を、仕組みなしで説明すること。
- 2024年度の統計・回路寄り問題を初回から完答目標にし、時間配分を崩すこと。
150分で専門3問を読む・解く・見直す
以下は練習用の時間配分です。用語の選択数は年度ごとの指示に従い、時間内に取り組めなかった設問を復習対象として残します。
- 0〜10分: 3問を読み、状態・通信・用語説明のうち式を置けるものに印を付ける。
- 10〜60分: 第1問または第2問のうち、モデルを早く定義できる方を解く。
- 60〜110分: もう一方の大問へ進み、未完でも状態、時刻表、目的関数までは残す。
- 110〜140分: 用語説明を、その年度の指定数に従って解答する。定義、仕組み、利点または限界を書く。
- 140〜150分: 正規化、単位、計算量、初期条件、設問の指示との対応を見直す。
InshiHubの解答PDFを使うタイミング
東大 創造情報学 専門科目の院試 過去問 解答PDFは、2022〜2026年度の専門科目だけを対象にした商品です。まず実施回の指示を確認して公式PDFを解き、2027年度の形式を練習する場合は150分を測ります。着手順と、時間内に解けなかった設問をメモしてください。その後、解答PDFで状態の置き方、時刻表、尤度、用語説明の1文目を照合します。
2周目は、解答を写すのではなく、各年度について「第1問の最初の設定」「第2問の時間軸または探索構造」「第3問の指定数に合わせた用語説明」を1枚にまとめます。創造情報学は、解ける知識量より、問題を読んで短時間で答案の入口を作る力の差が出ます。
東大 院試 の他専攻ガイド
情報理工学系研究科は、コンピュータ科学・数理情報学・システム情報学・電子情報学・知能機械情報学・創造情報学の6専攻です。下記はその一部の過去問ガイドです。専攻間で科目を選べる範囲は募集ごとに違い、2027年度修士冬入試の創造情報学では他専攻の専門科目を選べません。
途中式と最終答まで読める解説
このガイドで扱う解答PDF
問題本文は含みません。公式の問題冊子と併用してください。
創造情報学 専門科目の収録解説の分野(2022〜2026年度・15項目)
収録年度と解説項目数
院試hubに収録した5実施回の一覧です。どの回も解説見出しは3項目です。
| 実施回 | 解説項目数 | 公開範囲 |
|---|---|---|
| 2026年度 | 3 | 第2問の途中式・最終答 |
| 2025年度 | 3 | 第3問の途中式・最終答 |
| 2024年度 | 3 | 第3問の途中式・最終答 |
| 2023年度 | 3 | 第3問の途中式・最終答 |
| 2022年度 | 3 | 解法方針まで公開 |
東大 創造情報学 専門科目の解答で立てた注意点(26件)
院試hubの解説で、その設問だけに立てた小見出しです(「方針」「検算」のような全問共通の 見出しは除いています)。新しい実施回から並べています。
- 2026年度 第2問 通信遅延と指数バックオフ単位を先にそろえる / FECと再送の比較 / バックオフの積
- 2026年度 第3問 情報システム用語の説明採点されやすい説明の形 / 選ぶ項目
- 2025年度 第1問 Webページ遷移と定常分布ジャンプ導入の意味 / 採点上の注意
- 2025年度 第2問 パケット通信とサーバ処理時間ウィンドウ幅の考え方 / キュー問題の注意
- 2025年度 第3問 情報システム用語の説明採点上の注意
- 2024年度 第1問 最尤推定と混合正規分布EMの見方 / 採点上の注意
電磁気学・回路3件
- 2026年度 第1問 論理回路と二進演算採点上の注意
- 2024年度 第2問 ハミング距離検索と専用回路半径1検索の考え方 / 回路の注意
制御工学2件
- 2022年度 第2問 ACK制御とウィンドウ転送ウィンドウサイズの意味 / 採点上の注意
頻出論点と、同じ論点を出す他大学
院試hubが解答した大問の論点を、他大学の出題と突き合わせたものです。併願先を 探すときの重なりの実数として使えます。
| 論点 | この専攻での出題 | 出題年度 | 同じ論点を出す他大学 | 全国の出題大学 |
|---|---|---|---|---|
| 計算量理論 | 3問 | 2026・2025・2024 | 名古屋大学・九州工業大学・大阪大学・京都工芸繊維大学・静岡大学 | 9大学 |
| 動的計画法 | 2問 | 2024・2022 | 京都大学・名古屋大学・静岡大学・大阪大学・東京科学大学 | 9大学 |
| ニューラルネットワーク | 2問 | 2026・2022 | 京都大学・静岡大学・北海道大学 | 4大学 |
| ハッシュ法 | 2問 | 2025・2023 | 京都大学・大阪大学 | 3大学 |
| 固有値・固有ベクトル | 1問 | 2025 | 神戸大学・京都大学・大阪大学・名古屋大学・北海道大学 | 25大学 |
| 線形空間・基底 | 1問 | 2022 | 神戸大学・名古屋大学・京都大学・北海道大学・九州工業大学 | 21大学 |
| 最尤推定 | 1問 | 2024 | 京都大学・東京科学大学・大阪公立大学・静岡大学・千葉大学 | 8大学 |
| ソートアルゴリズム | 1問 | 2026 | 京都大学・静岡大学・東京科学大学・京都工芸繊維大学・九州大学 | 9大学 |
| 状態図・相変態 | 1問 | 2023 | 北海道大学・東京科学大学・名古屋工業大学・九州大学・京都大学 | 9大学 |
| 特異値分解 | 1問 | 2022 | 大阪大学・京都大学・九州大学 | 4大学 |
東大 公式の過去問の公開年度と公式解答例
- 公式の過去問ページ
- 情報理工学系研究科 創造情報学専攻
- 公開されている年度
- 2022〜2026
- 公式の解答例
- 解答例の掲載なし
- 院試hubが最後にリンクを確認した日
- 2026-08-13
- ページの内容
- 専門科目と実技試験(プログラミング)の問題を日英で年度別に公開。2026年度は出題意図も掲載。解答例は非公開。
よくある質問
東大 創造情報学の専門科目は何年度から解くべきですか。
最初は2025年度が使いやすいです。Webページ遷移の定常分布、パケット通信とサーバ処理時間、用語説明の3問で、確率モデル・通信・説明答案を一度に確認できます。次に2026年度で論理回路と指数バックオフ、2024年度で統計推定とハミング距離検索へ広げる順が効率的です。
創造情報学専門科目で最初に見るべき問題はどれですか。
まず全問を読み、状態遷移・確率・通信遅延・アルゴリズム設計のうち、自分が式を置ける問題から着手します。これは解く順番の提案です。解答すべき問題数や用語説明の選択数は、その実施回の問題文に従います。2027年度の専門筆記は3問150分です。
用語説明は暗記で足りますか。
暗記だけでは不安定です。2022〜2026年度の解答制作では、用語を『何を入力し、何を出力し、どの条件で性能や正しさが変わるか』まで書く必要がありました。1語につき定義、機構、利点または限界を3文で書く練習が有効です。
参考書は何をどう使えばよいですか。
アルゴリズムは再帰・動的計画法・ハッシュ・近傍探索、ネットワークはTCP/ACK・待ち行列・バックオフ、機械学習は最尤推定・混合分布・k近傍・ランダムフォレスト、OSは仮想記憶・GC・プロセス/スレッドの章へ戻る使い方が合います。書名を増やすより、問題型に対応する章だけを答案化してください。
東京大学の解答PDF
公式過去問と併用する解答・解説PDFを、東京大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。
- 東京大学 情報理工学系研究科 一般教育科目(数学)の解答PDF(収録5年分)
- 東京大学 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 専門科目(コンピュータ科学)の解答PDF(収録5年分)
- 東京大学 情報理工学系研究科 システム情報学専攻 システム情報学の解答PDF(収録5年分)
- 東京大学 情報理工学系研究科 数理情報学専攻 数理情報学の解答PDF(収録6年分)
- 東京大学 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 知能機械情報学の解答PDF(収録5年分)
- 東京大学 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 専門科目の解答PDF(収録5年分)
- 東京大学 工学系研究科 電気系工学専攻 専門科目の解答PDF(収録3年分)
- 東京大学 数理科学研究科 数理科学専攻 専門科目Aの解答PDF(収録21年分)
- 東京大学 数理科学研究科 数理科学専攻 専門科目Bの解答PDF(収録20年分)
- 東京大学 学際情報学府 学際情報学専攻 先端表現情報学コース 専門科目の解答PDF(収録11年分)
- 東京大学 工学系研究科 マテリアル工学専攻 マテリアル工学基礎の解答PDF(収録6年分)
- 東京大学 工学系研究科 化学システム工学専攻 化学システム工学の解答PDF(収録5年分)
東京大学の解答PDF一覧で、東京大学の研究科・専攻・科目をまとめて確認できます。