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東大 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 院試対策

東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻の院試対策。アルゴリズム・信号処理・通信・電磁気の出題分野と、外部生の演習計画、答案で失点しない方針の書き方。

最終更新: 2026-05-09

東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻の院試は、電気・電子系の基礎と情報・計算機系の基礎を横断する科目構成で、外部生にとっては「どの分野で勝負するか」を早く決めるかが学習効率を左右します。専門科目は電気回路・電磁気・信号処理・通信・アルゴリズム・確率統計などから選択方式で複数題を解く運用が中心で、ハードウェア寄りの研究室と機械学習・信号処理寄りの研究室で得点源が変わります。本ガイドは、東大 電子情報 院試 を外部から受ける受験生が、出題分野・典型失点・残り月数別の演習計画を整理するための実務メモです。

公式情報で必ず確認すること

最初の作業は、東京大学 情報理工学系研究科 電子情報学専攻の公式募集要項と過去問PDFを揃えることです。電子情報学専攻は研究室の幅が広く、出願先の方向性によって準備の重心が変わるため、必ず一次情報を確認してください。

  • 試験日程・出願締切・口述試験の有無と方式
  • 専門科目の選択ルール(何問選ぶか、分野間の組み合わせ制限の有無)
  • 志望研究室がハードウェア寄りか情報・機械学習寄りか、教員の所属系統
  • 外国語試験(TOEFL/TOEIC等)の提出要件と有効期限
  • 志望研究室への事前連絡・研究室訪問の運用
  • 公式が公開している直近5年分以上の過去問PDFの配置

出題傾向と科目構成

専門科目では電気回路の過渡応答とラプラス解析、電磁気のマクスウェル方程式と境界値問題、信号処理のフーリエ変換・サンプリング・離散信号処理、通信の変調方式と通信路容量、アルゴリズムの計算量解析・グラフ・動的計画法、確率統計の確率分布と推定論などが代表的な出題範囲になります。電子情報学専攻の特徴は、これらが「分野ごとに独立した大問として並ぶ」点で、選択方式のなかで自分の得意分野を組み合わせる戦略が成立します。直近の出題実績は 対応する年度別解答パック の収録範囲で確認しながら、選択候補を3パターン用意するのが現実的です。

答案で失点する典型パターン

外部生に多い失点は、選択判断の遅さによる時間切れです。本番で問題冊子を開いてから「どの分野を選ぶか」を考え始めると解き始めが遅れて部分点しか積めません。電気回路で初期条件の扱いを省略する、信号処理でフーリエ変換の定義式と単位の対応を確認せず計算する、通信問題で信号対雑音比の定義を答案で明示しないまま結論を出す、アルゴリズム問題で計算量の根拠を書かず答えだけ書くといった省略は読み手の負荷を上げて減点されます。電子情報学専攻の答案では「条件・仮定・前提式」を冒頭に半ページ整理してから解き始める習慣をつけると失点を抑えられます。確率統計が絡む問題では確率変数の独立性や分布の前提を省略しないこと、電磁気の境界値問題では境界条件を明示してから一般解を書くこと、電気回路ではラプラス変換時の初期値の扱いを答案で示すことが、電子情報学専攻に特有の採点方針に沿った得点維持の方法です。

3か月・6か月の演習計画

残り6か月の場合

最初の1か月で志望研究室の方向性を確定させ、選択する分野を3パターン仮決めしてください。2〜3か月目は基礎の学部教科書を総復習する期間で、電気回路は奥村浩士・大野克郎、電磁気は砂川重信、信号処理はOppenheim、通信はProakis、アルゴリズムは標準的な学部教科書(CormenまたはSedgewick)あたりが定番です。4か月目から直近5年分の公式過去問を年度別に解き、5か月目で誤答ノートを作って2周目、最後の1か月は本番形式で時間を計った通し演習に切り替えるのが現実的な流れです。

残り3か月の場合

残り3か月では選択分野を2つに絞り込むことが最優先です。1か月目に直近3年の公式過去問を時間を計らずに解き、得点が安定する2分野を確定させます。2か月目はその2分野に範囲を絞って2周目、3か月目は時間を計った通し演習で本番形式に慣れる、というシンプルな構成が外部生に最も向きます。電子情報学専攻は分野横断型の問題が少ないため、広く薄くやるより「選んだ分野で完答に近づける」方が結果に直結します。

InshiHub の解答パックの使い方

InshiHub の 電子情報学専攻の解答パック は、選択方式の試験を前提に分野ごとの解説を独立に読める形に整えています。手順としては、公式PDFを開く→冊子全体を眺めて「自分ならどの問題を選ぶか」をメモする→時間を計って解き切る→解答パックと突き合わせて選択判断と式変形の妥当性を見直す、の順で1問ずつ仕上げてください。院試hub では、東大の電子情報学専攻のように選択方式で範囲が広い試験について、分野ごとの答案構成が比較できる形に解説を整備しています。

公開前に必ず最新の公式募集要項・公式過去問ページで試験科目・実施時期・出題範囲を確認してください。

上記の出題範囲をカバーするオリジナル解答・解説PDFを年度別に整備しています。

対応する解答パックを見る

よくある質問

東大 電子情報学専攻の院試はどんな構成ですか。
情報理工学系研究科 電子情報学専攻は、専門科目として電気回路・電磁気・信号処理・アルゴリズム・通信などを軸に、選択方式で複数題を解く運用が中心です。年度ごとに選択ルールが調整されるため、公式募集要項と公式過去問PDFで毎年確認してください。
出題は電気系と情報系のどちらに重みが寄っていますか。
電子情報学という科目構成上、電気・電子寄りの問題と情報・計算機寄りの問題が両方含まれます。志望研究室がハードウェア寄りか、信号処理・通信・機械学習寄りかで答案の得点源が変わるため、研究室の方向性に合わせて選択候補を作り込むのが現実的です。
外部生でも合格は狙えますか。
毎年外部からの合格者は出ていますが、学部レベルの電気回路・電磁気・確率統計・アルゴリズムが解ける状態に固まっていることが前提です。研究室訪問で受け入れ意思を確認したうえで、過去問を直近5年分以上回す受験生が多い傾向にあります。
アルゴリズム問題はどこまで踏み込むべきですか。
学部の標準的なアルゴリズム・データ構造、計算量解析、グラフアルゴリズム、動的計画法までは押さえておくのが安全です。志望研究室が機械学習・信号処理寄りであれば、確率モデルと線形代数の応用範囲も並行して維持しておくと選択肢が広がります。
公式過去問はどこで配布されていますか。
東京大学 情報理工学系研究科の公式入試情報ページから過去問PDFが配布されています。年度ごとにファイルが分かれているため、直近5年分以上をまとめて取得し、選択方式の構成を比較しながら学習計画を立ててください。
院試hub の解答パックはどう使うべきですか。
公式PDFを自力で解いてから、自分の答案と照合する用途を前提にしています。解答だけを先に読むと選択判断の訓練ができないため、必ず「自分ならどの問題を選ぶか」を決めてから解説に進む使い方を推奨します。

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