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名大 環境学 地球惑星科学 院試対策|5年40科目で読む8科目から2科目選択

名古屋大学大学院 環境学研究科 地球環境科学専攻 地球惑星科学系の2022〜2026年度40科目の解答制作から、8科目から2科目を選ぶ順番、答案開始、失敗モード、参考書の戻り方を整理します。

最終更新: 2026/10/12

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結論から言うと、名大環境学の地球惑星科学系は「地球科学I〜IIIを全部読んでから決める」だけでは遅いです。最初の10分で、科目Aの論述、科目B〜Dの図読解・地球化学・岩石鉱物、科目E〜Hの物理・化学・生物・数学を横に見て、主戦場2科目と保険2科目を切り分ける準備が必要です。

この記事の根拠

材料確認範囲記事での使い方
解答解説2022・2023・2024・2025・2026年度の 第1問〜第8問 。科目A: 地球環境学、科目B: 地球科学I、科目C: 地球科学II、科目D: 地球科学III、科目E: 物理学、科目F: 化学、科目G: 生物学、科目H: 数学。2科目選択の初動、答案冒頭の型、単位・符号・図読解の失敗モードを抽出する。

2022〜2026年度40科目の地図

5年とも科目A〜Hの枠は安定しています。ただし、同じ科目名でも答案の重さは年度で変わります。年度別には、1年ずつ完答率を見るより「この年度は何の訓練に使うか」を決める方が効果的です。

年度見るべきテーマ重い科目演習で得る判断
2026北極域の増幅、レジリエンス、堆積・断層・地体構造、変成場、相図、アイソスタシー、炭酸系化学、生物系統、固有値・フーリエ・確率。科目B〜Dは図を読んでから根拠を書く負荷が大きい。科目Hは計算の幅が広い。最終演習向き。10分で2科目を選び、残りは保険に回す判断を練習する。
2025火山・堆積・環境論述、地質図、地球化学計算、重力異常、物理計算、炭酸平衡、遺伝、生物分類、積分・確率。科目Cの図読解と科目Fの化学計算は、単位変換と条件の読み落としで差がつく。地球科学系を主戦場にするか、化学・数学を保険にするかを決める年度。
2024地球環境論述、地質体・古環境、長石相図、付加体、剛体・熱、酸塩基・錯体、進化、フーリエ級数。科目C・Dは相図、同位体、テクトニクスの説明を混ぜるため、暗記だけでは崩れる。答案開始テンプレートの訓練に使う。図の操作を言葉にできるかを見る。
2023水循環・気候、切断関係、酸素・炭素同位体、変成・岩石、中心力、熱力学、化学平衡、連鎖、微分方程式。科目Bは地層・断層の年代幅を一点で断定しないこと、科目Eは符号規約が重い。失点の洗い出し年度。定義、年代の幅、単位、符号を自己採点する。
2022環境変動、付加体、鉱物・相平衡、同位体、力学、化学量論、生態・進化、線形代数・微分方程式。科目B〜Dは基本語句と地質過程の接続、科目Hは計算を最後まで運ぶ力が問われる。1周目の診断年度。8科目を眺め、主戦場候補と保険候補を分類する。

最初の10分で見る場所

8科目すべてを丁寧に読むと、それだけで時間を失います。最初は問題文の細部ではなく、「答案の一行目を置けるか」「図を読む操作を説明できるか」「単位と符号を固定できるか」を見ます。

候補先に読む条件保留する条件避ける条件
科目A: 地球環境学フィードバック、レジリエンス、環境影響を原因から結果まで短く書ける。用語は分かるが、具体例を2つ以上出すのに時間がかかる。「多様性が高いほど常に強い」など、攪乱の種類を無視した一般論になる。
科目B〜D: 地球科学I〜III切断関係、相図、同位体、アイソスタシー、重力異常を、観察と解釈に分けて書ける。図の読み取りはできるが、数値化・年代幅・符号の説明に不安がある。公式図の印象だけで答え、タイライン、てこの規則、密度差、断層活動時期を言葉にできない。
科目E〜F: 物理学・化学座標、ポテンシャル、熱力学の符号、平衡式、分圧、pH、滴定の反応比を先に置ける。計算はできそうだが、途中の単位変換が多い。条件を読まずに公式へ代入し、飽和水蒸気圧、1:1反応、符号規約を落とす。
科目G〜H: 生物学・数学系統樹、連鎖、表現型確率、固有値、ODE、フーリエ、ベイズ、ポアソンを型で処理できる。得点源にしたいが、設問の条件方向を読み違えやすい。条件付き確率の向き、組換え型、固有値計算の符号、フーリエの定数項を確認できない。

後回しにしてよいこと

最初の周回で、研究室固有の最先端論文、鉱物名の長い暗記、地質時代名の細部、発展的な地球物理モデルを広げすぎる必要はありません。5年40科目で繰り返し効いたのは、図の読み取り操作、同位体・単位・符号の定義、年代を区間で書くこと、2科目選択の判断です。

逆に後回しにしすぎると危ないのは、科目Hの数学と科目Fの化学です。地球科学系が重い年度に、数学や化学を保険にできる受験生は選択が安定します。主戦場を地球科学I〜IIIに置く場合でも、線形代数、ODE、確率、炭酸平衡、滴定は短い答案開始だけ持っておくべきです。

180分演習のワークフロー

1回分の演習では、最初の10分で8科目を眺め、主戦場2科目、保険2科目、見送り4科目に分けます。次の65分で1科目目、続く65分で2科目目を書き切り、残り40分で保険科目の小問拾いと見直しに使います。見直しでは新しい大問に入るより、単位、符号、図の読み違い、年代幅、条件付き確率の向きを確認してください。

年度順は、2022で診断、2023で失点パターン確認、2024で答案開始テンプレートの固定、2025で主戦場と保険の入れ替え、2026で本番演習が使いやすいです。科目別には、科目B〜Dだけを横断する日、科目E〜Hだけを横断する日を作ると、自分が本当に選べる2科目が見えてきます。

名大 院試 の他専攻ガイド

名大 環境学研究科 地球惑星科学系は、理学研究科 物理学、多元数理科学、工学研究科 機械・航空と答案作法が重なります。保存則、単位、図読解、線形代数の初手を横断して確認したい場合は、下記の同大学ガイドも合わせて読むと演習順を決めやすくなります。

途中式と最終答まで読める解説

問題本文は含みません。公式の問題冊子と併用してください。

環境学研究科 地球環境科学専攻の収録解説の分野(2022〜2026年度・40項目)

院試hubの収録解説5実施回・40項目の見出しを分野別に数えたものです。設問を分割した項目や、公開資料の制約を説明する項目を含むため、公式問題の大問数や完成答案数とは一致しません。が35項目(全体の88%)で最多。・生物は5実施回すべてに出ています。

分野項目数全項目に占める割合直近の連続出題最後に出た回
3588%5回連続2026年度
生物513%5回連続2026年度

収録年度と解説項目数

院試hubに収録した2科目・5件の一覧です。どの回も解説見出しは8項目です。

実施回科目解説項目数公開範囲
2026年度地球惑星科学系 専門科目8第1問の途中式・最終答
2025年度地球惑星科学系 専門科目8第4問の途中式・最終答
2024年度地球惑星科学系 専門科目8第1問の途中式・最終答
2023年度地球環境科学専攻 地球惑星科学系 専門科目8第1問の途中式・最終答
2022年度地球惑星科学系 専門科目8第4問の途中式・最終答

名大 環境学研究科 地球環境科学専攻の解答で立てた注意点(59件)

院試hubの解説で、その設問だけに立てた小見出しです(「方針」「検算」のような全問共通の 見出しは除いています)。新しい実施回から並べています。

生物9件

頻出論点と、同じ論点を出す他大学

院試hubが解答した大問の論点を、他大学の出題と突き合わせたものです。併願先を 探すときの重なりの実数として使えます。

論点この専攻での出題出題年度同じ論点を出す他大学全国の出題大学
固有値・固有ベクトル3問2026・2025・2022神戸大学・京都大学・東京大学・大阪大学・北海道大学25大学
剛体の回転運動3問2025・2024・2022北海道大学・京都大学・広島大学・九州工業大学・筑波大学16大学
フーリエ変換3問2026・2024・2023京都大学・東京大学・名古屋工業大学・筑波大学・東京科学大学14大学
フーリエ級数2問2025・2022京都大学・北海道大学・名古屋工業大学・東北大学・東京科学大学11大学
線形空間・基底1問2024神戸大学・東京大学・京都大学・北海道大学・九州工業大学21大学
重積分と極座標1問2023神戸大学・京都大学・大阪大学・電気通信大学・東京科学大学23大学
固有振動数と振動系1問2024東京大学・北海道大学・広島大学・筑波大学・東北大学16大学
二次形式1問2025京都大学・九州工業大学・東京大学・九州大学・東北大学16大学
境界層1問2023京都大学・東京大学・東京科学大学・九州大学・東北大学8大学
状態図・相変態1問2022北海道大学・東京大学・東京科学大学・名古屋工業大学・九州大学9大学

名大 公式の過去問の公開年度と公式解答例

公開されている年度
2023〜2027(令和5〜9年度)
公式の解答例
一部年度・一部科目のみ公開
英語の扱い
TOEFL、TOEIC または IELTS のスコアシート提出。
院試hubが最後にリンクを確認した日
2026-09-26
ページの内容
専攻公式サイトの「過去の入試問題(専門科目)」で地球惑星科学系・大気水圏科学系を年度別に公開。地球惑星科学系は2026・2027年度に解答例と出題意図、2025年度に出題意図を掲載し、2023・2024年度は問題のみ。

よくある質問

8科目すべてを同じ深さで対策する必要がありますか。

本番で選ぶのは2科目なので、主戦場2科目と保険2科目を作る方が現実的です。ただし最初の10分で選択を誤らないため、科目A〜Hそれぞれの答案開始テンプレートは一通り持っておくべきです。

地球科学系だけで受けるべきですか。

地球科学I〜IIIを主戦場にする戦略は有効ですが、年度によって図読解や計算の重さが変わります。地球環境学、化学、生物学、数学、物理学のうち1〜2科目を保険にすると、選択の自由度が上がります。

物理や数学が得意なら地球科学を捨ててもよいですか。

物理学・数学は得点源になりますが、5年分を見ると地球科学I〜IIIは毎年並ぶ中心科目です。完全に捨てるより、地質年代表、相図、アイソスタシー、同位体、構造地質の初手だけでも拾える状態にしておく方が安全です。

公式過去問と併用する解答・解説PDFを、名古屋大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。

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