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京都大学 院試 過去問 解答例

京大 情報学研究科 社会情報学コース 2021年度 院試 過去問 解答例・解説(全27問)

全27問。情報2問・電磁気学・回路1問・微分積分・解析1問。テーマタグは2件(木構造・二分探索木・ハッシュ法)。

最終更新:

収録5年度分の解答PDF:京都大学 情報学研究科 社会情報学コース(¥2,880・紙面見本あり)

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解説27問と大問1問の途中式・最終答(全27問)
解答PDFに収録
途中式と最終答(最終答つき27問)
問題本文
非収録

京大 社会情報学コース 2021年度 院試 過去問の出題内容(全27問)

この27問の分野は情報2問・電磁気学・回路1問・微分積分・解析1問です。

大問分野主題解説の小見出し最終答
第1問電磁気学・回路論理回路と論理式帰還が記憶を作る / XORとパリティあり
第2問非公開参考書演習本文非掲載問題の扱い / 採点上の注意あり
第3問ネットワークとインターネット比較の軸 / 公開鍵暗号の注意あり
第4問情報整列アルゴリズム時間推定 / 最良計算時間の条件あり
第5問情報データ構造添字の始まり / 補助記憶構造あり
第6問データベースのファイル編成と正規化ファイル編成の選び方 / 正規化の答案で見る点あり
第7問機械学習収束条件 / 深層学習を選ばない場合あり
第8問ソフトウェア工学比較問題の書き方 / 例を入れる意味あり
第9問情報検索指標とグラフスコア更新の見方 / クラスタ係数の直感あり
第10問微分積分・解析識別ゲームと関数族本質は事後確率 / 関数族の識別あり
第11問ユーザインタフェース設計混同しやすい点 / 比較の軸あり
第12問動物の地磁気コンパス実験操作の意味 / 図が非表示の場合あり
第13問森林生態系の窒素循環窒素流出の因果 / カルシウムの理由あり
第14問生態系サービス複数サービスの同時評価 / 日本の森林文脈あり
第15問二元配置分散分析と共分散分析交互作用の判定 / ANOVAとANCOVAの対応あり
第16問外来種問題三つの型で整理する / 例の選び方あり
第17問防災計画におけるリスク管理と危機管理時間軸で分ける / 防災計画との接続あり
第18問数理計画角点だけを見ない / パラメータ範囲あり
第19問災害文化文化を広く捉える / 批判的視点あり
第20問NIMSにおける情報管理単なる通信ではない / 具体例の入れ方あり
第21問ISO 19123の離散グリッド被覆coverageの考え方 / 図がなくても押さえる点あり
第22問医療・健康情報研究の注意点用語を並べるだけにしない / 偏向スコアについてあり
第23問医療情報用語略語問題の注意 / EHRと電子カルテあり
第24問CT画像データ量と通信速度単位換算 / 倍率の扱いあり
第25問医療情報共有基盤の技術的課題共有できることと安全であること / 技術課題として書くあり
第26問リハビリテーション支援ゲームの設計ゲームと治療の両立 / 二つの視点あり
第27問医療情報の法令・指針・ガイドライン—あり

この年度の解説には採点上の注意1件が付いています。

2021年度の出題テーマと、同じテーマを出した他大学・他年度

この年度は2問に2テーマが出ています。

第1問 — 情報学基礎:論理回路と論理式

帰還が記憶を作る

組合せ回路だけなら入力が変われば出力も直ちに変わる。フリップフロップとして働くには,出力を入力へ戻す帰還が必要である。上の式では S=0,R=0S=0,R=0 のとき Qnext=QQ_{\mathrm{next}}=Q となることが保持動作の証明になる。

XORとパリティ

XORは「1の個数が奇数なら1」を返す演算である。したがって,元の3ビットのXORをそのままパリティビットにすれば,全4ビットの1の個数は偶数になる。

情報学基礎:論理回路と論理式の途中式・最終答をPDFで見る

第2問 — 情報学基礎:非公開参考書演習

本文非掲載問題の扱い

公開版で本文が掲載されていない問題では,外部ミラーや記憶に基づいて本文を補い,断定的な「解答」として載せるべきではない。特に参考書演習からの抽出問題は,版,訳語,小問の抜粋範囲,解答形式の指定が少し違うだけで最終答が変わり得る。

採点上の注意

この種の非公開設問では,「何となく該当章の一般論を書く」ことは答案にならない。手元の本文で指定された対象と制約を確認し,その制約内で最終答を出す必要がある。したがって,復習時には本解説だけで完結させず,公式問題冊子または指定参考書の該当演習と照合して解く。

典型的な誤り

典型的な失点は,別版の演習番号を参照する,許可されていない記号を使う,途中状態を省略して最終答だけを書く,丸め・ビット幅・実行順序などの条件を落とす,の四つである。最終答が短い問題ほど,設問の形式制約を守っていることが点になる。

解答

公開されている公式PDFで確認できるのは,本問が Brookshear・Brylow Computer Science: An Overview 第12版の第2章演習18, 19, 33から抽出された問題であり,著作権上の理由で設問本文が非表示である,という点までである。したがって,本解説では非公開の演習本文を再構成せず,設問固有の数値・記号答案も断定しない。

公開PDFから確定できる答案

この状態で答案に書ける確定事項は,次の二点である。

  1. 本問は公式公開版では本文非表示であり,問題冊子または指定参考書の該当演習を確認しなければ,演習18, 19, 33それぞれの入力条件,出力形式,制約,最終答は確定できない。
  2. 受験答案では,非表示本文を推測して別問題の解法を書くのではなく,手元の問題冊子にある演習本文を読み,そこで指定された記法・条件だけを使って答える必要がある。

参考書本文が手元にある場合の答案化手順

該当演習を確認できる場合は,各小問について次の順に答案を組み立てる。

  1. 何を入力として与えられているかを写さずに整理する。数値,ビット列,命令列,論理式,状態遷移など,対象の種類をまず確定する。
  2. 何を出力として求めるかを分ける。数値答案,式変形,真理値表,レジスタ内容,実行結果,説明文では,書くべき途中過程が異なる。
  3. 演習本文で許された記法を守る。例えば論理式なら使用可能な変数・演算子・括弧だけを使い,機械語や命令実行なら命令ごとのレジスタ・メモリ更新を表にして追う。
  4. 最後に,求めた答が設問の形式制約を満たすか確認する。記号の余分な追加,桁数不足,丸め規則の未指定,状態更新順序の取り違えは減点されやすい。

答案例の骨格

本文が確認できる状態なら,答案は次の形にすると採点者に伝わりやすい。 与えられた対象⟶適用する規則⟶1段階ごとの変換⟶指定形式の最終答 \text{与えられた対象} \longrightarrow \text{適用する規則} \longrightarrow \text{1段階ごとの変換} \longrightarrow \text{指定形式の最終答} 論理式問題なら真理値表またはブール代数の変形を1行ずつ示す。命令実行問題ならプログラムカウンタ,レジスタ,メモリの更新を命令順に追う。数の表現問題なら,基数,ビット幅,符号の有無,丸め規則を最初に宣言する。

最終答

公式公開版では本問本文が著作権上非表示であるため,公開PDFだけから演習18, 19, 33の設問固有の最終答は確定できない。問題冊子または指定参考書の該当演習を確認し,入力条件,許可記法,求める出力形式に従って,変換過程または実行過程を示して答える。

第3問 — 情報学基礎:ネットワークとインターネット

比較の軸

ネットワークの説明問題では,役割分担,管理主体,信頼性,遅延,利用例の軸で比較すると明確になる。定義だけでなく用途まで書くと答案として強い。

公開鍵暗号の注意

公開鍵暗号は「公開鍵で暗号化し秘密鍵で復号」だけではなく,署名では「秘密鍵で署名し公開鍵で検証」と向きが変わる。暗号化と署名を区別することが重要である。

情報学基礎:ネットワークとインターネットの途中式・最終答をPDFで見る

第4問 — 情報学基礎:整列アルゴリズム

時間推定

実測時間から別サイズを推定するときは,計算量の次数を使う。バブルソートは平均的に二乗時間なので,入力サイズを10倍にすると時間は約100倍になる。

最良計算時間の条件

「最良が Θ(n)\Theta(n)」と言えるのは,交換がなかったら終了する改良版の場合である。問題文どおり常に n−1n-1 回の走査を行う実装では,整列済みでも比較回数は二乗になる。

情報学基礎:整列アルゴリズムの途中式・最終答をPDFで見る

第5問 — 情報学基礎:データ構造

添字の始まり

配列アドレス問題では,添字が1始まりか0始まりかを明記することが重要である。問題文に ii 行 jj 列目とある場合は通常1始まりで説明し,0始まりの場合も補足すると誤解がない。

補助記憶構造

スタックはトップ以外へ直接アクセスできない。底を消すには,上にある要素を一時退避する必要があるため,補助スタックが自然である。

情報学基礎:データ構造の途中式・最終答をPDFで見る

第6問 — T-1:データベースのファイル編成と正規化

ファイル編成の選び方

索引構造は「どの問い合わせを速くしたいか」で決める。ハッシュは一点検索に強いが順序を失う。B+木は一点検索では少し重いが,葉の連結により範囲検索やソート済み出力まで同じ索引で処理できる。

正規化の答案で見る点

BCNF分解では情報無損失性を,3NF合成では依存性保存を明示する必要がある。今回の C→AC\to A は ABCEABCE ではBCNF違反だが,右辺 AA が素属性であるため3NFは満たす。この区別を書けると,BCNFと3NFの使い分けが伝わる。

T-1:データベースのファイル編成と正規化の途中式・最終答をPDFで見る

第7問 — T-2:機械学習

収束条件

パーセプトロン収束定理は「線形分離可能」が本質である。データ数の多さではなく,ある超平面で正負を完全に分けられるかが収束を決める。

深層学習を選ばない場合

深層学習は万能ではない。表形式データで特徴量が明確,データが少ない,推論理由の説明が必要という条件では,より単純なモデルの方が堅牢な答案になる。

T-2:機械学習の途中式・最終答をPDFで見る

第8問 — T-3:ソフトウェア工学

比較問題の書き方

単に用語を定義するだけでなく,長所と短所を同じ観点で対比する。要求変更,進捗管理,品質保証,顧客関与という軸を使うと答案が整理される。

例を入れる意味

ユースケース図やファンクションポイント法は抽象語だけでは説明が薄くなる。予約システムなどの簡単な例を添えると,アクター,機能,外部入出力を理解していることを示せる。

T-3:ソフトウェア工学の途中式・最終答をPDFで見る

第9問 — T-4:情報検索指標とグラフ

スコア更新の見方

A⊤AA^\top A は,頂点間で共通の入辺元を数える行列として解釈できる。したがって単純な入次数そのものではなく,どの入辺元から来ているか,その入辺元がどれだけ他へ辺を出すかがスコアに影響する。

クラスタ係数の直感

辺を1本足しても,影響を受けるのは端点と共通隣接頂点である。C4C_4 では任意の非辺の端点が他の全頂点を共通隣接頂点に持つので全員が増加する。一方,C6C_6 の向かい合う頂点間には共通隣接頂点がなく,三角形が増えない。

T-4:情報検索指標とグラフの途中式・最終答をPDFで見る

第10問 — T-5:識別ゲームと関数族

本質は事後確率

受け取った情報から,どちらの仮説の事後確率が大きいかを選ぶのが最適戦略である。交差部分では,小さい集合から一様に選ばれた方が同じ要素を出しやすい。

関数族の識別

第2問は,すべての入力を質問できるため関数を完全に知ることができる。したがって計算困難性の問題ではなく,関数族が全関数集合の中でどれだけ小さいかという数え上げの問題になる。

T-5:識別ゲームと関数族の途中式・最終答をPDFで見る

第11問 — T-6:ユーザインタフェース設計

混同しやすい点

アフォーダンスは「可能な行為」そのもので,シグニファイアはそれを示す手がかりである。画面上のボタン色やラベルは,多くの場合シグニファイアである。

比較の軸

設問(3)では項目を列挙し直すだけでは足りない。ニールセンは評価チェックリスト,ノーマンは認知に根ざす設計原理という役割の違いを書くと,類似点と相違点が明確になる。

T-6:ユーザインタフェース設計の途中式・最終答をPDFで見る

第12問 — B-1:動物の地磁気コンパス

実験操作の意味

水平成分を反転する操作は「北向きの向き」を変える操作であり,鉛直成分を反転する操作は「伏角の符号」を変える操作である。どちらの操作で行動が変わるかを見れば,利用しているコンパスの種類を判定できる。

図が非表示の場合

公開PDFでは図そのものは確認できないため,答案では図を写さず,実験条件と地磁気コンパスの原理から結論を説明する。図の矢印や点の細部を再現しようとしないことが重要である。

B-1:動物の地磁気コンパスの途中式・最終答をPDFで見る

第13問 — B-2:森林生態系の窒素循環

窒素流出の因果

「伐採で植物がなくなったから硝酸が増える」だけでは不十分である。吸収の低下,無機化・硝化の継続,水流出の増加をつなげて説明すると,生態系プロセスとして筋が通る。

カルシウムの理由

カルシウムは窒素そのものではないが,硝酸流出に伴う電荷補償と土壌交換反応で一緒に動く。陰イオンだけが大量に流出し続けることは電気的に不自然である,という視点が手がかりになる。

B-2:森林生態系の窒素循環の途中式・最終答をPDFで見る

第14問 — B-3:生態系サービス

複数サービスの同時評価

人工林化は単純に悪い,または良いとは言えない。木材供給という単一のサービスは増えることがある一方,調整・文化・保全のサービスが低下する,というトレードオフを書くのが重要である。

日本の森林文脈

日本ではスギ・ヒノキ人工林の管理不足が問題になることがある。間伐不足により林床植生が貧弱になると,水土保全や生物多様性の機能が弱まりやすい。

B-3:生態系サービスの途中式・最終答をPDFで見る

第15問 — B-4:二元配置分散分析と共分散分析

交互作用の判定

交互作用は「片方の因子の効果が,もう一方の因子の水準によって変わる」ことである。点や線が平行なら交互作用なし,差が変わるなら交互作用ありと判断する。

ANOVAとANCOVAの対応

ANOVAでは播種方法が離散的な水準なので点列で表す。ANCOVAでは水分量が連続量なので,品種ごとの回帰直線として表す。交互作用は回帰直線の傾きの違いとして現れる。

B-4:二元配置分散分析と共分散分析の途中式・最終答をPDFで見る

第16問 — B-5:外来種問題

三つの型で整理する

外来種の影響は,競争,捕食,遺伝・病気の三分類で書くと漏れにくい。さらに具体例では「どの地域で,どの種が,何に影響するか」を入れる。

例の選び方

オオクチバス,アライグマ,セイヨウオオマルハナバチ,アルゼンチンアリなどは説明しやすい。地域名と影響を具体化できる種を選ぶのがよい。

B-5:外来種問題の途中式・最終答をPDFで見る

第17問 — D-1:防災計画におけるリスク管理と危機管理

時間軸で分ける

リスク管理と危機管理は重なる部分もあるが,答案では「事前の軽減」と「事中・直後の対応」を軸に分けると明確になる。

防災計画との接続

防災計画では,ハザードマップや耐震化はリスク管理,災害対策本部や避難指示は危機管理に近い。具体例を入れると抽象論だけで終わらない。

D-1:防災計画におけるリスク管理と危機管理の途中式・最終答をPDFで見る

第18問 — D-2:数理計画

角点だけを見ない

a=1a=1 では目的関数が線形ではないため,制約多角形の頂点だけを調べると誤る。実際,辺 x1+x2=5x_1+x_2=5 の途中に最大点がある。

パラメータ範囲

(3,2)(3,2) は角点なので,目的関数の等高線がその角を支持する範囲を求める。KKT乗数の非負条件が,そのまま aa の範囲になる。

D-2:数理計画の途中式・最終答をPDFで見る

第19問 — D-3:災害文化

文化を広く捉える

災害文化は祭礼や伝承だけではない。土地利用,建築様式,避難訓練,地域組織,記念碑など,人々の行動を方向づけるもの全体を含む。

批判的視点

災害文化を肯定的に説明するだけでなく,伝承の風化や想定外災害への弱さも書くと,現代の防災計画との関係を論じた答案になる。

D-3:災害文化の途中式・最終答をPDFで見る

第20問 — D-4:NIMSにおける情報管理

単なる通信ではない

この概念は無線機やネットワークだけを指すのではない。情報をどの形式で集め,誰が確認し,誰に共有し,どの意思決定に使うかまで含む。

具体例の入れ方

災害種別を一つ決め,現場情報,本部での統合,住民への発信まで流れを書くと,NIMSの実務的な意味が伝わる。

D-4:NIMSにおける情報管理の途中式・最終答をPDFで見る

第21問 — D-5:ISO 19123の離散グリッド被覆

coverageの考え方

coverageは,空間位置から属性値への関数として地理情報を捉える考え方である。離散グリッド点被覆では,その関数の定義域が規則的な格子点集合に限られる。

図がなくても押さえる点

UML図の細かい関連線を再現する必要はない。格子の場所,値の配列,点と値のペアという三層を説明できれば,データ構造の理解を示せる。

D-5:ISO 19123の離散グリッド被覆の途中式・最終答をPDFで見る

第22問 — M-1:医療・健康情報研究の注意点

用語を並べるだけにしない

10語を入れる設問では,用語同士の関係を示す必要がある。研究デザイン,交絡調整,二次利用の三段構成にすると自然に全語を使える。

偏向スコアについて

英語のpropensity scoreは通常「傾向スコア」と訳す。設問の語を尊重しつつ,答案では傾向スコアとして説明すると意味が明確になる。

M-1:医療・健康情報研究の注意点の途中式・最終答をPDFで見る

第23問 — M-2:医療情報用語

略語問題の注意

正式名称だけでなく,何を標準化・支援・管理する仕組みなのかを書くと得点しやすい。特にDICOMは画像ファイル形式だけでなく通信規格でもある。

EHRと電子カルテ

電子カルテは施設内の診療記録として語られることが多い。EHRはより広く,複数機関や生涯にわたる健康情報共有を含む概念である。

M-2:医療情報用語の途中式・最終答をPDFで見る

第24問 — M-3:CT画像データ量と通信速度

単位換算

この設問では 1G=1024M1G=1024M と指定されているので,十進の 10910^9 ではなく二進の 2302^{30} を使う。バイトからビットへの8倍も忘れやすい。

倍率の扱い

画像の縦横を rr 倍にすると,画素数は r2r^2 倍になる。通信量は画素数に比例するため,最後に平方根を取る。

M-3:CT画像データ量と通信速度の途中式・最終答をPDFで見る

第25問 — M-4:医療情報共有基盤の技術的課題

共有できることと安全であること

医療情報基盤では,つながらないことも問題だが,無制限につながることも問題である。標準化とアクセス制御を両立させる点が中核である。

技術課題として書く

制度や倫理だけでなく,データ形式,ID連携,認証,暗号化,ログ,バックアップなど具体的な技術要素を挙げると設問に合う。

M-4:医療情報共有基盤の技術的課題の途中式・最終答をPDFで見る

第26問 — M-5:リハビリテーション支援ゲームの設計

ゲームと治療の両立

通常のゲームは面白さを優先できるが,医療支援ゲームでは禁忌動作や過負荷を避ける必要がある。楽しいだけでは治療用として不十分である。

二つの視点

患者にとっては継続しやすさと安全性,療法士にとっては治療目的への適合と評価可能性が重要である。両者を分けて書くと答案が整理される。

M-5:リハビリテーション支援ゲームの設計の途中式・最終答をPDFで見る

第27問 — M-6:医療情報の法令・指針・ガイドライン

医療データ研究では,個人情報保護,情報システム安全管理,研究倫理,二次利用制度が同時に問題になる。条文番号よりも,何を保護し,どの場面で適用され,どのような管理策を求めるかを説明する方が実践的な答案になる。

M-6:医療情報の法令・指針・ガイドラインの途中式・最終答をPDFで見る

京大 社会情報学コース 院試 過去問の収録5年度

  • 2025年度(全22問)

    情報学基礎:マシン語プログラム / 情報学基礎:IPv4・関係演算・排他制御・ハッシュ / 情報学基礎:LCRS木

  • 2024年度(全25問)

    情報学基礎:マシン語 / 情報学基礎:マージソート / 情報学基礎:プログラミング言語

  • 2023年度(全25問)

    情報学基礎:マシン語 / 情報学基礎:最小値・最大値探索 / 情報学基礎:木構造と循環キュー

  • 2022年度(全25問)

    情報学基礎 F-1:論理回路と誤り訂正符号 / 情報学基礎 F-2:記憶装置とOS / 情報学基礎 F-3:探索と整列

  • 2021年度(このページ・全27問)

    情報学基礎:論理回路と論理式 / 情報学基礎:非公開参考書演習 / 情報学基礎:ネットワークとインターネット