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名工大機械工学の院試過去問|必答3科目と180分の演習

名工大機械工学の2027年度一般選抜は熱力学・流体力学、力学・材料力学、制御工学Bがすべて必答で180分。2024〜2026年度の収録テーマ、公式問題・解答例、式・図・単位の確認方法をまとめます。

最終更新: 2026/10/16

名古屋工業大学の一般選抜5系・公式過去問を見る

名工大機械工学の2027年度一般選抜は、熱流体、力学・材料、制御の3科目すべてが必答です。専門試験の180分で、各科目の小問に解答する練習が必要です。以下では試験条件と、2024〜2026年度の解答解説に収録したテーマを整理します。

2027年度一般選抜の必答・選択科目と試験時間

機械工学プログラムの指定は、熱力学・流体力学、力学・材料力学、制御工学Bの3科目すべて必答です。過年度の冊子にある科目名や並びを、そのまま現在の選択条件として使わないでください。

専門試験は180分・300点。英語はTOEIC L&RまたはTOEFL iBTを100点満点に換算し、面接と学業成績も含めて判定されます。第1志望の指導教員への事前相談と、出願時の英語スコア提出も必要です。英語の形式・期限と出願手順を確認してください。

この条件は2026年夏に実施済みの2027年4月入学・一般選抜のものです。次回の受験には新年度の要項を照合します。公式過去問は2025〜2027年度が公開され、2026・2027年度の解答例・出題意図もWebで読めます。2025年度の解答例は窓口・郵送で請求する案内です。院試hubの本分野の解答解説は2024〜2026年度を収録しています。

公式ページには2027年度の力学・材料力学と制御工学Bの訂正告知があります。ダウンロード済みの古い問題を使う場合も、現在配布されている修正版を確認してください。

2024〜2026年度の収録テーマ

院試hubの解答解説は2026年度3項目、2024・2025年度各5項目を収録しています。下表はそのテーマ分類です。2027年度の出題分析や、次回の出題予測ではありません。

年度収録テーマ準備への示唆
2026制御工学B、力学・材料力学、熱力学・流体力学。ばね・ダンパ系の伝達関数、閉ループ特性、ブロック線図、剛体と円筒管応力、金属材料、開いた系の熱機関、蒸気系、粘性流れ。複数分野を含む小問の練習に使う。力のつり合い、特性多項式、応力の足し合わせ、エンタルピー収支を冒頭に置けるかを診断する。
2025制御工学、力学・材料力学、流体力学、熱力学、生産加工。補償器と周波数応答、剛体棒、腕付き片持ちはり、主応力、回流式風洞、理想気体サイクル、強化機構、Tresca・Mises。制御と材料で式の骨格を作り、流体・熱で符号、損失、熱収支を検算する。生産加工は記述と力学量の接続を確認する。
2024制御工学、力学・材料力学、流体力学、熱力学、生産加工。初期値0のラプラス変換、閉ループ、ゲイン線図、転がり、はり、羽根列、二次元流れ、ランキンサイクル、鉛すず系、塑性条件。基礎確認と弱点補強用。制御のラプラス変換、流体の運動量保存、熱の蒸気表、生産加工の主応力化が崩れるなら、年度を戻って章単位で復習する。

演習後に確認する式と図

解けなかった小問を下表で点検し、公式が分からなかったのか、図や条件の設定を誤ったのかを分けます。表の並びは本番で解く順序ではありません。生産加工は過年度の収録テーマとして示しています。

分野説明できる状態復習する箇所
制御工学入力、出力、内部節点、閉ループ特性多項式をすぐ置ける。初期値0のラプラス変換とブロック線図の消去ができる。図を見て公式を探し始める。分子分母の符号、積分要素のs、折れ点周波数を確認できない。
力学・材料力学自由物体図、拘束条件、回転運動方程式、反力、曲げモーメント、主応力化のどれを使うかを宣言できる。反力方向を決めない、外表面距離や断面積を曖昧にする、主応力公式だけを暗記で入れる。
熱力学・流体力学状態点、エンタルピー差、熱損失の符号、検査体積、損失ヘッド、圧力勾配を先に書ける。熱量の正負、蒸気の乾き度、ベルヌーイの適用範囲、流れ方向の圧力勾配を読まずに数式へ入る。
生産加工・金属材料状態図、強化機構、延性脆性遷移、Tresca・Mises、塑性体積ひずみゼロを短く説明できる。用語を羅列するだけで、主応力差、相当応力、組織微細化、転位運動の説明につながらない。

よく落ちる答案の型

  • 制御で、モデル化、閉ループ、周波数応答を同じ公式暗記として扱い、どの小問で何を求めているかを切り替えられない。
  • ブロック線図の加算点を消去するとき、分子の符号と分母の符号を片方だけ直してしまう。
  • 力学・材料で、自由物体図を書かずに反力やモーメントを置き、拘束条件や固定端条件の符号が途中で反転する。
  • 円筒管やはりの応力で、荷重を受ける面積、応力を負担する断面積、外繊維距離を混ぜる。
  • 熱で、開いた系のエネルギー式を使うべきところを閉じた系の内部エネルギー差だけで処理する。
  • 蒸気表の問題で、乾き度をエントロピーから求める前にエンタルピーを決め打ちする。
  • 流体で、検査体積、絶対速度、相対速度、損失水頭、圧力勾配を一つのベルヌーイ式に押し込む。
  • 生産加工で、材料組織の説明と力学量の計算が分離し、状態図・強化機構・降伏条件が答案の中でつながらない。

必答3科目を180分で通して解く

  1. 最初に3科目すべての小問を読み、条件と求める量を確認する。自由物体図、検査体積、制御系の入力・出力を答案に書く。
  2. 180分の中で3科目すべてに取り組む。解けない小問に時間を使い切らず、残りの科目にも着手する。科目ごとの所要時間と未解答箇所を記録する。
  3. 終了前に単位、符号、断面積、乾き度、境界条件を見直す。解答例は180分が終わってから開く。
  4. 終了後に公式解答例や手元の解説と照合する。計算ミス、条件の読み違い、未習分野、時間不足に分け、該当する講義ノートや教科書へ戻る。

これは練習方法の提案です。科目ごとの配点や小問の部分点を推定したものではありません。翌年度の受験では、その年度の試験時間と指定科目で調整してください。

名工大の他プログラムの過去問

途中式と最終答まで読める解説

問題本文は含みません。公式の問題冊子と併用してください。

機械工学プログラム 専門科目の収録解説の分野(2024〜2026年度・13項目)

院試hubの収録解説3実施回・13項目の見出しを分野別に数えたものです。設問を分割した項目や、公開資料の制約を説明する項目を含むため、公式問題の大問数や完成答案数とは一致しません。力学が5項目(全体の38%)で最多。力学・制御工学・熱・統計力学は3実施回すべてに出ています。

分野項目数全項目に占める割合直近の連続出題最後に出た回
力学538%3回連続2026年度
制御工学323%3回連続2026年度
熱・統計力学323%3回連続2026年度
215%—2025年度

収録年度と解説項目数

院試hubに収録した3実施回の一覧です。1回あたりの解説見出しは3〜5項目です。2026年度以降の収録分は3項目です。

頻出論点と、同じ論点を出す他大学

院試hubが解答した大問の論点を、他大学の出題と突き合わせたものです。併願先を 探すときの重なりの実数として使えます。

論点この専攻での出題出題年度同じ論点を出す他大学全国の出題大学
伝達関数3問2026・2025・2024京都大学・九州大学・名古屋大学・東京大学・東北大学12大学
はりの曲げ3問2026・2025・2024東京大学・京都大学・名古屋大学・東北大学・東京科学大学11大学
転位3問2026・2025・2024東京大学・北海道大学・東京科学大学・名古屋大学・東北大学7大学
ラプラス変換2問2026・2024北海道大学・東京大学・東北大学・東京科学大学・早稲田大学12大学
状態図・相変態2問2025・2024北海道大学・東京大学・東京科学大学・九州大学・京都大学9大学
固有値・固有ベクトル1問2024神戸大学・京都大学・東京大学・大阪大学・名古屋大学25大学
剛体の回転運動1問2026北海道大学・京都大学・広島大学・九州工業大学・筑波大学16大学
応力・ひずみ1問2026京都大学・東京大学・東京科学大学・九州大学・電気通信大学6大学

名工大 公式の過去問の公開年度と公式解答例

公式の過去問ページ
工学研究科(博士前期課程)
公開されている年度
2025〜2027年度
公式の解答例
一部年度・一部科目のみ公開
英語の扱い
2027年度一般選抜はTOEIC L&RまたはTOEFL iBTを100点満点に換算。TOEIC IP・TOEFL ITPは不可。TOEICは公式認定証原本かデジタル認定証の印刷、TOEFLはETSから出願期間中に直送(コード8549、MyBest不可)。専門300点・面接等と合わせて判定。
院試hubが最後にリンクを確認した日
2026-10-16
ページの内容
生命・応用化学系〜社会工学系の全プログラム専門試験問題を年度別に掲載(応用物理・材料機能・機械工学・情報工学系を含む)。解答例・出題意図は2026・2027年度分をプログラム別PDFで公開、2025年度分は入試課窓口又は郵便で請求(出題意図なし)。情報工学系はネットワーク・知能情報・メディア情報・情報数理の4プログラム共通の1冊。販売PDFには問題本文・公式解答例を転載しない。

よくある質問

名工大機械工学の院試は何科目を解きますか。

2027年度一般選抜は熱力学・流体力学、力学・材料力学、制御工学Bの3科目すべてが必答です。専門試験は180分、300点満点。好きな科目だけを選ぶ方式ではありません。

制御工学を避けて受験できますか。

2027年度一般選抜では制御工学Bが必答なので、科目ごと省くことはできません。熱流体、力学・材料も同様です。過去問では伝達関数、閉ループ特性、ブロック線図などを確認し、未習部分を復習します。

名工大機械工学の公式解答例はありますか。

公式ページでは2025〜2027年度の問題と、2026・2027年度の解答例・出題意図をWeb公開しています。2025年度の解答例は窓口または郵送で請求します。院試hubの解答解説は2024〜2026年度が対象です。

公式過去問と併用する解答・解説PDFを、名古屋工業大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。

名古屋工業大学の解答PDF一覧で、名古屋工業大学の研究科・専攻・科目をまとめて確認できます。

院試対策ガイド一覧(大学別)