九工大 情報工学府 専門科目(物理情報工学) 2025年度 院試 過去問 解答例・解説(全5問)
全5問の分野は電磁気学・回路2問、力学1問です。調和振動子、分配関数、固有振動数と振動系などが出ています。解説はすべて、途中式と最終答は大問1問ぶんを公開しています。残りは解答PDFに収録しています。問題本文は含みません。
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第1問 — 力学
採点上の注意
問題中で が使われていても、自然角振動数と強制外力の角振動数を区別して書くと答案が読みやすい。ここでは自然角振動数を 、外力の角振動数を とした。
典型ミス
強制振動の共鳴条件を単純に とすると、減衰の効果を落としている。減衰がある場合の変位振幅最大は である。
第2問 — 電磁気学
向きの確認
電場が 方向、磁場が 方向なら、 は 方向である。進行方向と外積の向きが一致しているかを見ると、符号の検算になる。
典型ミス
、 を別々に使ってもよいが、電磁波では最終的に となる。MHzを Hz に直すところで を忘れない。
第3問 — 電気回路
採点上の注意
直流RL回路では、最終値が 、初期値が になる形になっているかを確認する。指数の中は で、時定数は である。
典型ミス
アドミタンスを求める問題で、直列枝を と分けてしまうと別の回路になる。抵抗とコイルが直列なら、まず を作ってから逆数を取る。
第4問 — 情報科学I
ポインタの注意
と を持つ構造体でも、この処理では 方向だけをリストとして使っている。削除する方向を と混同しないこと。
配列長の確認
加速度が 個なら、速度は初期値を含めて 個作れる。さらに速度を積分すれば、位置も初期値を含めて1つ多い個数になる。作業配列の確保数が である理由はこの点にある。
解答
問1:rightをたどる構造
で次の要素へ進むリストとして読む。表示関数は、現在節点の右に要素が残っているかを判定し、残っていればラベルを出して再帰する。
2番目の要素を削除する式では、1番目の要素から見た を、3番目の要素へ直接つなぎ直している。
問2:加速度から速度・位置を作る
中心差分の形に合わせ、速度配列は で作る。位置は同じ積分関数を速度配列へ適用して の形で作る。
最終答
問1・問2の空欄は上の2つの表の通り。要点は、問1では のつなぎ替えで削除し、問2では加速度から速度、速度から位置へ同じ和分処理を二段階で使うことである。
第5問 — 現代物理学
採点上の注意
ガウス型の基底状態を代入した後は、定数項と 項を分けて比較する。ここを一行で済ませると、 の決定理由が読み取りにくい。
典型ミス
規格化では になる。指数の係数を のまま積分すると、 に の誤差が入る。
年度別の解答例(2年度)
力学 / 電磁気学 / 電気回路
2025年度(このページ・全5問)
力学 / 電磁気学 / 電気回路
2025年度の出題内容
全5問
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