九州工業大学 院試 過去問 解答例
九工大 情報工学府 専門科目(情報・通信工学) 2026年度 院試 解答例・解説
九州工業大学 情報工学府 専門科目(情報・通信工学) 2026年度の院試 過去問について、設問ごとの解法方針と確認点を解説。全3問収録の解答・解説PDFと併用できます。問題本文は含みません。
最終更新:
設問ごとの解法方針と確認点を公開しています。
続きの途中式・最終答は解答・解説PDFに収録しています。問題本文は含まれません。
第1問 — システムソフトウェア
LRUの典型ミス
参照されたページは、置換されなくても「最も最近使われた」側に移る。上の列で参照1と参照5がヒットしている点を飛ばすと、次に追い出すページがずれる。
セキュリティモデルの見分け方
機密性は「漏れ」を防ぐ発想、完全性は「汚染」を防ぐ発想である。答案では、禁止する操作だけでなく、どの向きの情報流を止めているかまで書くと採点上強い。
第2問 — 計算機ハードウェア
カルノー図のまとめ方
主加法標準形では1のセルをそのまま列挙する。最小化では、隣接する1をできるだけ大きな長方形でまとめる。問題1では端の巻き戻り隣接を使うと が出る。
状態遷移表の読み方
表中の は、左側が次状態、右側が出力である。状態図の枝ラベルは入力/出力に統一しておくと、次状態と出力を取り違えにくい。
第3問 — 情報通信ネットワーク
距離ベクトルの採点ポイント
隣接ルータが広告する距離だけでなく、自分からその隣接ルータまでのリンクコストを必ず足す。広告値だけを比較すると と が同点に見えるが、総コストでは が最短である。
パリティの限界
単純パリティは奇数個のビット反転を検出できるが、偶数個の反転は見逃すことがある。訂正能力までは持たないので、再送制御と組み合わせて使うという位置づけで理解する。