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神戸大学経済学部の3年次編入過去問|経済学・数学の出題と対策
神戸大学経済学部の第3年次編入学試験の過去問を、2024〜2026年度の経済学・数学全24問で分析。各4問100点の出題分野、論述と証明の配点、失点しやすい設問、大学の解答例と出題意図の所在、2026年11月3日の試験の配点を案内します。
最終更新: 2026/10/28
このページで扱うのは、神戸大学経済学部の第3年次編入学試験の過去問です。大学に2年以上在学して62単位以上を修得した人、短期大学や高等専門学校を卒業した人、学士の学位をもつ人などが、経済学部の3年次に入るための選抜です。高校生などが受ける学部の一般選抜とは、問題も日程も異なります。
筆記試験は経済学と数学の2科目です。2024〜2026年度の3年分はどちらも4問・100点で、大学は経済学部の第3年次編入学試験のページで問題PDFを公開しています。2024年度分には大学の解答例、2025・2026年度分には出題意図が付いています。院試Hubの解答・解説PDFは経済学と数学の2商品で、あわせて3年分・全24問を収録しています。年度別の無料公開ページはありません。2027年4月入学の筆記試験は2026年11月3日で、出願は9月24日に締め切られています。
2027年4月入学は11月3日に筆記。TOEICと合わせて300点
令和9年度第3年次編入学学生募集要項の内容です(2026年10月28日確認)。令和9年度は2027年4月入学の回を指します。
| 項目 | 令和9年度要項の内容 |
|---|---|
| 募集人数 | 20人(私費外国人特別選抜を含む)。要項1ページ |
| 出願資格 | 学士の学位、休学期間を除いて大学に2年以上在学し、2年次までの課程を修了して62単位以上を修得、短期大学の卒業、高等専門学校の卒業(いずれも2027年3月の見込みを含む)、外国でこれらに相当する資格。 |
| 出願 | Web出願と書類の郵送。2026年9月17日〜24日17時必着で、受付は終了。要項3ページ |
| 筆記試験 | 2026年11月3日(火・祝)10時〜12時。数学(線形代数及び微分積分に関する基礎的問題)と経済学(経済学に関する基礎的問題)。要項5ページ |
| 配点 | 数学100点、経済学100点、TOEIC L&Rのスコアを100点満点に換算。合計300点。 |
| 選抜方法 | 筆記試験、TOEIC L&Rのスコア、志望理由書の内容、出身大学等の成績を総合。 |
| 合格発表 | 2026年11月13日(金)14時。経済学部のホームページに掲載。 |
英語の筆記試験はありません。出願時にTOEIC L&Rのデジタル公式認定証をWeb出願でアップロードし、そのスコアを100点満点に換算します。有効なのは2024年11月1日以降に受験したスコアで、TOEIC IPとSpeaking & Writingは使えません(要項4ページ)。
要項に書かれた筆記試験の時刻は10時〜12時の1枠で、数学と経済学の時間割は分かれていません。選抜方法に面接や口述試験は含まれていません。合格後の既修得単位は一定の範囲で認定すると、要項7ページにあります。2026年10月28日時点で経済学部の編入学ページに載っているのは令和9年度の要項です。2028年4月入学の日程や配点は、次に公開される要項で確かめてください。
過去3年の志願者と合格者
同じ要項の7ページに、2024〜2026年度の入学試験状況が載っています。私費外国人特別選抜の人数は含みません。右端の列は、院試Hubが受験者数を合格者数で割った値です。
| 入学年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 | 受験者÷合格者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年度 | 98人 | 97人 | 21人 | 14人 | 4.62倍 |
| 2025年度 | 79人 | 69人 | 21人 | 17人 | 3.29倍 |
| 2026年度 | 68人 | 65人 | 20人 | 17人 | 3.25倍 |
志願者は3年で98人から68人に減りましたが、合格者は3年とも20人か21人です。表には出身校の種類別の内訳がないため、短期大学や高等専門学校の出身者に限った合格率は分かりません。
公式過去問:2024年度は解答例、2025年度からは出題意図
経済学部の第3年次編入学試験のページには、2024〜2026年度の経済学と数学の問題PDFが年度ごとに掲載されています。PDFの表紙は令和の年度で、2024年度が令和6年度、2026年度が令和8年度です。令和9年度要項の入学時期が2027年4月1日なので、年度は入学する年度を表します。2026年度の問題は、2026年4月に入学する人を選んだ回のものです。
2024年度のPDFには、問題に続けて大学の解答例があります。経済学は図を含む4ページ、数学は3ページです。大学ページには、2025年度分から解答例の代わりに出題意図を公開すると書かれています。2025・2026年度のPDFでは、問題の後の1ページが出題意図です。設問ごとに確かめたい知識を短く挙げた資料で、途中式や答えは載っていません。たとえば2025年度経済学の第1問では、市場需要を求める(2)で、価格による場合分けに気付くかを要点に挙げています。
問題冊子の表紙に試験時間の記載はなく、どの年度も第1問〜第4問に選択の指示はありません。表紙の注意書きは、経済学では導出過程の記述を求め、2026年度は最終的な回答を明記したうえで導出過程も書くよう指示しています。数学では、計算や導出の過程をある程度書くよう求めています。数値だけを書く答案にしない練習が要ります。神戸大学のほかの公式過去問は、神戸大学の過去問ページから探せます。
2024〜2026年度の出題:経済学12問、数学12問
院試Hubの解答原稿と問題冊子から、各問のテーマと配点をまとめました。配点は、問題冊子の小問ごとの点数を足したものです。
経済学
| 問 | 2024年度(令和6年度) | 2025年度(令和7年度) | 2026年度(令和8年度) |
|---|---|---|---|
| 第1問 | 3次の費用関数から作る供給関数(操業停止点)、準線形効用の需要関数、市場均衡(25点) | 2人の評価関数からの個別需要と市場需要、供給関数、競争均衡(20点) | 余暇を含む効用最大化、労働だけを使う企業、2主体の一般均衡(30点) |
| 第2問 | 実質賃金が上がると労働供給が減る可能性の論述。図の使用可(20点) | 外部不経済:競争均衡と社会的最適の余剰、ピグー税と課税後の余剰(30点) | ソローモデル:一人あたり変数の変化率と、一人あたり総生産の動き(20点) |
| 第3問 | 成長会計、ソローモデルの定常状態、黄金律の貯蓄率(25点) | 2期間モデルの消費と貯蓄、公債で賄う減税、リカードの中立命題(30点) | 2×2ゲームのナッシュ均衡とパレート効率性、戦略を1つ加えた後の均衡(20点) |
| 第4問 | 語句説明:厚生経済学の第2定理、リカードの等価定理、消費者物価指数(各10点) | リカードの比較生産費:貿易が起こる相対価格の範囲と特化後の生産量(20点) | 説明:購買力平価で所得を比べる利点、銀行の満期変換、貨幣数量説(各10点) |
3年とも4問・100点で、小問の数は2024年度が10、2025年度が18、2026年度が15です。国際経済を除くミクロ経済学(ゲーム理論を含む)の配点は、2024年度が55点、2025・2026年度が50点でした。第1問は3年とも競争市場の価格理論で、2024・2025年度は需要と供給からの部分均衡、2026年度は消費者と企業からなる一般均衡です。
繰り返し出たテーマは、ソローモデル(2024年度第3問、2026年度第2問)、リカードの等価定理(2024年度第4問(2)の語句説明、2025年度第3問の2期間モデル)、余暇と労働供給(2024年度第2問、2026年度第1問(a))です。国際経済も、2025年度の比較優位、2026年度の購買力平価と2年続いています。
年度によって大きく違うのは、説明・論述の配点です。2024年度は第2問の論述20点と第4問の語句説明30点で計50点、2025年度は第3問(6)の5点だけ、2026年度は第2問(c)、第3問(a)(ii)、第4問で計46点でした。計算中心の2025年度だけで準備すると、10点単位の説明問題を書く練習が抜けます。
数学
| 問 | 2024年度(令和6年度) | 2025年度(令和7年度) | 2026年度(令和8年度) |
|---|---|---|---|
| 第1問 | 2次行列:1次独立性が保たれることの証明、固有値と固有ベクトル(30点) | 全微分、積分の上端での微分、3次行列の列ベクトルの1次独立(15点) | 合成関数の微分、部分積分、4次の行列式、凹関数になるパラメータの範囲(25点) |
| 第2問 | 第2行に関する余因子展開、1次同次関数の偏微分と証明(20点) | 2変数の2次関数の極値:クラメールの公式とヘッセ行列の定符号性(30点) | 実数列の収束の定義と、1/nが0に収束することの証明(25点) |
| 第3問 | 証明2題:0≦f(x)≦x²からのx=0での微分可能性、凹関数の合成(30点) | CES関数の極限:コブ・ダグラス型とレオンチェフ型(25点) | 3次行列の実数の固有値と逆行列(25点) |
| 第4問 | 3次の項を含む2変数関数の臨界点、極値判定、陰関数の微分係数(20点) | 2階線形差分方程式の均衡点、係数行列の固有値、一般解(30点) | 線分上での最大化:対数の和と2乗和(25点) |
数学も3年とも4問・100点で、2026年度は4問とも25点でした。小問の数は2024年度が11、2025・2026年度が10です。行列を扱う設問は毎年あり、2024年度は3次の行列式(第2行の余因子展開を指定)、2025年度は3次行列の列ベクトルの1次独立、2026年度は4次の行列式でした。固有値も毎年出ており、2024年度は2次行列、2025年度は差分方程式の係数行列、2026年度は虚数の固有値をもつ3次行列です。
問題文で「示しなさい」「証明しなさい」「定義を述べなさい」と指示された設問は、2024年度が50点、2025年度が30点、2026年度が25点です。計算の演習に加えて、定義から書き起こす証明の練習が必要です。題材には、1次同次関数(2024年度第2問)、CES関数(2025年度第3問)、凹関数(2024年度第3問、2026年度第1問(4))、ヘッセ行列による極値判定(2024年度第4問、2025年度第2問)、差分方程式(2025年度第4問)、制約付き最大化(2026年度第4問)と、経済学でそのまま使う道具が選ばれています。
経済学:計算は条件の確認まで、説明は定義と式で書く
計算問題の最初の一手は、どの年度も同じです。目的関数と制約を書き、一階条件を解き、二階条件や端点、価格による場合分けで解を選びます。導出過程の記述が求められているので、この順序をそのまま答案に残します。以下は、院試Hubの解答原稿で失点しやすい箇所として扱った例です。
- 2024年度第1問(1):3次の費用関数の定数項を、そのまま固定費用と読まないようにします。固定費用は生産量0での総費用です。そこから平均可変費用を作り、その最小値で操業をやめる価格を決めます。価格と限界費用を等しくおいた式は解を2つもつので、二階条件で限界費用が増える側を選びます。(2)はX財だけでなく、M財の需要関数も問われています。
- 2024年度第2問(論述20点):横軸に余暇、縦軸に消費財をとり、予算線は全く働かない点を軸に回転させます。実質賃金の上昇を代替効果と所得効果に分け、所得効果が上回る場合に限って労働供給が減ると書きます。「必ず減る」と書くと、設問が問う可能性の条件を示したことになりません。
- 2024年度第3問:人的資本と労働量は積の形でまとめて入るため、成長会計での係数はどちらも2/3です。(3)の黄金律は定常状態の消費を最大にする貯蓄率で、生産を最大にする率とは違います。
- 2025年度第2問:生産者余剰は、企業が実際に負担する私的限界費用で測ります。外部費用は社会的限界費用との差の面積として、別に差し引きます。ピグー税は社会的に望ましい生産量での限界外部費用に合わせ、課税後の社会的余剰には税収を加えます。
- 2025年度第3問(3):第1期の赤字を公債で賄うと、第2期には利子を含めて返すことになり、第2期の税を公債の元本分だけ増やしても足りません。(5)で消費が(2)と同じになり、貯蓄だけが公債発行額と同じだけ増えることを確かめると、(6)の説明を自分の計算で裏づけられます。
- 2026年度第1問(c):財市場と労働市場の均衡条件から決まるのは、価格の比だけです。2つの市場から同じ条件が出るのはワルラス法則によるもので、計算違いではありません。
- 2026年度第2問(b):一人あたり資本の変化率を出すとき、人口成長による希薄化の項を落としやすくなります。比の変化率は変化率の差になる、という関係から書き始めます。
- 2026年度第3問:(a)(ii)は2つの純粋戦略均衡を別々に判定します。(b)で加わる戦略は均衡では選ばれませんが、それが選べるようになったことで、元の均衡の一つが均衡でなくなります。
10点ずつの説明問題(2024年度第4問、2026年度第4問)は、定義を1文で述べ、式か図で仕組みを示し、成り立つ条件や限界を添える3段で書きます。2024年度(1)の厚生経済学の第2定理は、第1定理と主張の向きを取り違えやすい論点です。2026年度(b)の満期変換は信用創造と混同しないようにします。(c)では、インフレ率を貨幣量の伸び率だけで説明せず、実質成長率との関係まで書きます。
数学:証明は定義から、計算は指定された方法で書く
証明問題の最初の一手は、示す性質の定義を書き出すことです。具体的な関数が与えられていない設問では、定義を書くこと自体が答案の骨格になります。
- 2024年度第3問(1):不等式から先にf(0)=0を示し、差分商を|x|で抑えてはさみうちにします。微分係数の定義に戻らず、x²程度の大きさだから微分可能と書くだけでは、15点の証明として足りません。
- 2024年度第3問(2):示す不等式を2段に分け、1段目で外側の関数の単調増加性、2段目でその凹性を使います。どの段でどの仮定を使ったかを書くと、3つの仮定をすべて使ったことが伝わります。
- 2026年度第2問:収束の定義は、先にεを任意にとり、それに応じてNを選ぶ順序で書きます。(2)は(1)で書いた定義の形をそのまま使い、εからNを作れる根拠も1行添えます。
- 2024年度第1問(1)、2025年度第1問(3):1次独立は、1次結合が零ベクトルなら係数がすべて0になる、という定義に戻ります。行列式を使うなら、行列式が0でないことと列ベクトルが1次独立であることの同値性を書きます。
計算問題では、解法の指定と答え方の条件を読み落とさないようにします。
- 2024年度第2問(1)は第2行に関する余因子展開、2025年度第2問はクラメールの公式とヘッセ行列の定符号性が指定されています。別の方法で値が合っても、指定に沿わない答案は減点されうると考えて準備します。
- ヘッセ行列の行列式が正というだけでは、極大か極小かは決まりません(2024年度第4問(2)、2025年度第2問(2))。2026年度第1問(4)は凹関数になる範囲を問うので、半負定値の条件として境界の値も含めます。
- 2024年度第4問(3)は、陰関数をx=g(y)の形で考えます。存在の条件はxでの偏微分が0でないことなので、その値を先に確かめます。微分係数の式で分母と分子を取り違えると値が変わります。
- 2025年度第3問(1)は、括弧の中が1に近づき指数が発散する形の極限なので、対数をとってから扱います。(2)は2変数のうち小さい方でくくり、はさみうちにします。
- 2025年度第4問は、連立形に直したときの係数行列の2行目と、一般解に均衡点を足すことが落としやすい箇所です。
- 2026年度第3問(1)は「実数となるもの」を問うので、虚数の固有値も求めたうえで実数のものを答えます。(2)は、逆行列が存在するかの判定から書き始めます。
- 2026年度第4問(2)は、一階条件を満たす点が最大点になりません。制約を代入した1変数関数の凹凸を先に調べ、凸なら区間の端点を比べます。
過去問の使い方と参考書
- 2026年度の2科目を続けて解きます。要項の筆記試験は10時〜12時の1枠なので、2科目8問を120分で解く場合の配分も一度試し、どちらに何分かかったかを記録します。
- 大学の出題意図で各設問の狙いを確かめ、院試HubのPDFで途中式と失点しやすい箇所を照合します。
- 2024年度は大学の解答例とも照合します。解答例で導出を追えない箇所を、院試Hubの解説で補います。
- 2025年度は経済学の小問が18あり、説明は5点だけで残りは計算です。時間を測り、計算の速さと検算の習慣を確かめます。
経済学は、学部中級のミクロとマクロの教科書を1冊ずつ使い、過去問に出た標準モデルの定義と導出を確認します。たとえば神取道宏『ミクロ経済学の力』(日本評論社)で消費者と生産者の理論、一般均衡と厚生経済学の定理、外部性、ゲーム理論を、N・グレゴリー・マンキュー『マンキュー マクロ経済学』(東洋経済新報社)で成長会計、ソローモデル、貨幣数量説、購買力平価を復習できます。説明問題は、教科書を閉じて定義を3〜5行で書き、式か図を1つ添える練習をします。
数学は、行列式・固有値・対角化の計算と、極値判定・凹関数・極限の証明に絞って練習します。固有値と対角化は、線形代数の院試対策ページの練習例も使えます。証明は解答を読んだ後、定義の1行目から自分で書き直し、どの仮定をどこで使ったかを確かめます。
解答PDFの収録範囲と使い方
院試Hubの解答PDFは、経済学と数学の2商品です。どちらも2024〜2026年度の3回分で、各年度の第1問〜第4問をすべて収録し、PDFは年度ごとに分かれています。各問に解答と解説があり、計算問題には最終的な答えと検算を付けています。全24問に失点しやすい点の説明があります。需要・供給曲線、無差別曲線、余剰、ソロー図、生産可能性フロンティア、等量曲線など、図で考える設問には図を入れています。
問題文は収録していません。経済学部のページから問題PDFを開き、並べて使ってください。この2科目には年度別の無料公開ページがありません。収録内容は商品ページで確認できます。経済学部の商品は神戸大学経済学部のページにまとめています。ほかの大学の編入試験は大学編入の一覧から探せます。
神戸大 公式の過去問の公開年度と公式解答例
- 公式の過去問ページ
- 経済学部 第3年次編入学試験
- 公開されている年度
- 2024〜2026(直近3年)
- 公式の解答例
- 一部の年度・科目で公開
- 英語の扱い
- TOEIC・TOEFL などの英語外部試験のスコア提出。学内での英語筆記試験はない。
- 院試hubが最後にリンクを確認した日
- 2026-09-04
- ページの内容
- 経済学・数学の2科目を年度別に公開(画像PDF)。2024年度分には解答例が付くが、大学ページに「2025年度分より、解答例に代わり“出題意図”を開示します」と明記があり、2025・2026年度分は出題意図のみ。
よくある質問
神戸大学経済学部の一般入試の過去問も載っていますか。
載っていません。このページは第3年次編入学試験の経済学と数学を扱います。大学に2年以上在学して62単位以上を修得した人や、短期大学・高等専門学校の卒業者、学士などが3年次に入る選抜で、高校生などが受ける学部の一般選抜とは問題も日程も異なります。編入の公式過去問は、経済学部の第3年次編入学試験のページに2024〜2026年度分があります。
2027年4月入学の編入試験はいつで、何点満点ですか。
令和9年度募集要項では、筆記試験は2026年11月3日10時〜12時です。数学と経済学が各100点、TOEIC L&Rのスコアを100点満点に換算して、合計300点です。志望理由書の内容と出身大学等の成績も合わせて選抜します。出願期間は9月17日〜24日で、すでに締め切られています。
編入試験の公式の解答はありますか。
2024年度の問題PDFには、大学の解答例が付いています。大学ページには2025年度分から解答例の代わりに出題意図を公開するとあり、2025・2026年度のPDFでは設問ごとの狙いだけが分かります。院試Hubの解答PDFは、3年度とも全問の解答と解説を収録しています。
英語の試験はありますか。
英語の筆記試験はなく、TOEIC L&Rのデジタル公式認定証を出願時に提出します。令和9年度要項では、2024年11月1日以降に受験したスコアだけが有効で、TOEIC IPとSpeaking & Writingは認められません。スコアは100点満点に換算されます。
数学ではどの分野が出ますか。
要項の範囲は線形代数と微分積分の基礎です。2024〜2026年度は毎年、行列式と固有値の設問がありました。微分積分の側では、ヘッセ行列による極値判定、凹関数、極限の証明、制約付き最大化などが出ています。「示しなさい」「証明しなさい」「定義を述べなさい」とする設問は、毎年25点以上ありました。
編入試験に面接はありますか。
令和9年度要項の選抜方法は、筆記試験、TOEIC L&Rのスコア、志望理由書の内容、出身大学等の成績の総合です。面接や口述試験は書かれていません。翌年度以降の方法は、その年度の要項で確認してください。
神戸大学の解答PDF
公式過去問と併用する解答・解説PDFを、神戸大学の研究科・科目別に掲載しています。収録年度と価格は各ページで確認できます。
- 神戸大学 経済学部 数学の解答PDF(収録3年分)
- 神戸大学 経済学部 経済学の解答PDF(収録3年分)
- 神戸大学 理学研究科 数学専攻 数学の解答PDF(収録6年分)
- 神戸大学 理学研究科 物理学専攻 物理の解答PDF(収録1年分)
- 神戸大学 経済学研究科 経済理論の解答PDF(収録6実施回分)
- 神戸大学 経済学研究科 統計学の解答PDF(収録6実施回分)
神戸大学の解答PDF一覧で、神戸大学の研究科・専攻・科目をまとめて確認できます。