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九州大学 工学府(九大 工学府)の院試

九大工学府の2027年4月入学修士入試は11専攻で計416人を募集し、2026年8月18・19日に試験を行いました。九州大学工学府の英語はTOEIC・TOEFLのスコアが基本で、TOEICは2027年入学から国内受験のデジタル公式認定証に限られます。専攻別の科目、合格者数、過去問の入手先を確認できます。

公式資料の確認:2026/10/22

九州大学 工学府の解答・解説PDF

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2026年8月の試験と次の募集

学部3年次生を対象とする特別選抜(飛び級)は例年3月に行われますが、2027年4月入学分の要項は10月22日時点で掲載されていません。

九大 工学府:2026年8月の試験と次の募集
対象出願・試験状況
2027年4月入学・一般選抜型出願2026年6月15日〜22日17時必着。試験8月18・19日(予備日8月20日)。土木工学は8月18日の1日実施済み。合格発表9月10日
2027年4月入学・自己推薦型(水素エネルギーシステム・船舶海洋工学)事前審査の書類提出5月28日〜6月8日正午、口頭試問7月11日実施済み。合格発表7月27日
2027年4月入学・冬の選抜外国人特別選抜とグローバルコースは出願11月30日〜12月4日、試験2027年1月6〜13日のうち1日日本の大学の卒業(見込)者は対象外。一般選抜の第2次募集は10月22日時点で告知されていない
2028年4月入学一般選抜の要項の公表時期は未告知。2027年度の要項は2026年5月21日に公開された高専専攻科生を対象とする特別選抜を新設予定(試験は7月上旬、要項は2027年4月頃の公開予定)

出典:2027年度 工学府修士課程学生募集要項(一般選抜型・自己推薦型)、工学府・大学院入試、2027年度 工学府修士課程 外国人特別選抜 募集要項、2027年度 工学府修士課程(一般選抜)募集要項の公開、高専専攻科生を対象とした特別選抜(予告)、土木工学専攻・2027年度修士課程選考方法

11専攻の募集人員

募集人員は11専攻で計416人で、英語で学ぶグローバルコース(別途募集)の人数を含みます。共同資源工学専攻は北海道大学と共同の課程で、10人は九州大学の募集分です。応用化学専攻は、機能物質化学系と分子生命工学系で別々に試験を行います。

九大 工学府:11専攻の募集人員
専攻募集人員
材料工学43人
応用化学68人
化学工学30人
機械工学73人
水素エネルギーシステム35人
航空宇宙工学30人
量子物理工学30人
船舶海洋工学25人
地球資源システム工学20人
共同資源工学10人
土木工学52人

出典:2027年度 工学府修士課程学生募集要項(一般選抜型・自己推薦型)

専攻別の試験科目

配点や試験時間を募集要項に載せていない専攻が多く、ここに載せた時間と配点は専攻の資料や過去問の表紙で確認できたものです。機械工学と水素エネルギーシステムは同じ問題で試験を行い、互いを第2志望にできます。航空宇宙工学、地球資源システム工学・共同資源工学などは、成績証明書の内容によって学科試験を免除することがあります。

九大 工学府:専攻別の試験科目
専攻筆記試験英語
材料工学材料工学Ⅰ(材料物理化学など)、Ⅱ(凝固・組織・強度)、Ⅲ(固体物理・固体化学・半導体)スコアのみ
応用化学機能物質化学系か分子生命工学系を選び、物理化学・無機化学・有機化学・分析化学・高分子化学筆記試験とスコアの総合
化学工学数学と化学工学Ⅰ〜Ⅲ(化学熱力学、移動現象、反応工学など)スコアのみ(TOEICとTOEFLの両方提出も可)
機械工学・水素エネルギーシステム材料力学・機械力学・熱工学・流体工学(各90分)、数学(120分)、口頭試問スコアのみ
航空宇宙工学流体力学、熱工学、固体力学、力学及び制御スコアのみ
量子物理工学数学(必須1題と選択1題)、専門(8題から3題)、小論文筆記試験とスコアを同じ割合で評価
船舶海洋工学タイプⅠかⅡを選ぶ。数学は微分方程式・関数論・線形代数から2科目スコアのみ(IPも可)
地球資源システム工学・共同資源工学専門7科目から3科目、数学、作文(志望理由を1000字程度)TOEIC・TOEFL・IELTSのスコア
土木工学土木基礎(11問から6問、180分)、数学(90分)。配点は数学100点・英語100点・土木基礎300点スコアのみ

出典:2027年度 工学府修士課程学生募集要項(一般選抜型・自己推薦型)、機械工学部門・修士課程(機械系専攻)入学試験の過去問、2027年度 機械工学・水素エネルギーシステム専攻 試験科目とキーワード、土木工学専攻・2027年度修士課程選考方法、量子物理工学専攻・入試

TOEIC・TOEFLのスコアと提出方法

使えるのはTOEIC L&RとTOEFL iBTで、IELTSは地球資源システム工学・共同資源工学の受験者だけが使えます。有効なのは一般選抜型の試験日から過去2年間のスコアです。2027年4月入学から、TOEICは日本国内で受けた回のデジタル公式認定証だけが有効になり、郵送の公式認定証、IP・カレッジTOEIC、国外受験のスコアは使えません。例外は船舶海洋工学専攻で、IPと紙のスコア(国内受験)も認められます。

願書にスコアを記入して出願時に証明書のコピーを出し、試験初日に原本(デジタル認定証は印刷したもの)を持参します。評価に使うのは当日持参の原本だけで、初日に原本を示さないと英語は0点になります。TOEFLのMyBest Scoreは使いません。

出典:2027年度 工学府修士課程学生募集要項(一般選抜型・自己推薦型)、2027年度以降の修士課程入学者選抜の変更(予告)

専攻別の合格者数と前年の志願者数

2027年4月入学の合格者数は、9月10日に公表された受験番号一覧の専攻別の見出しにある人数で、合計すると469人です。志願者数と受験者数は公表されていません。

2026年4月入学の数字は、2027年度募集要項の巻末にある実施状況表から取りました。受験者数の列はなく、機械工学・水素エネルギーシステム・地球資源システム工学・共同資源工学の志願者は第1・第2志望の合計なので、志願者÷合格者を倍率として読むことはできません。全体の志願者(第1志望のみ)は547人、合格者は491人でした。

受験者数まで分かるのは、九州大学が公表している2024年4月入学の学府全体の数字です。一般選抜は志願537人、受験516人、合格475人で、受験者数÷合格者数は約1.09倍でした。

九大 工学府:専攻別の合格者数と前年の志願者数
専攻2027年4月入学の合格者2026年4月入学 志願者/合格者
材料工学47人54人/50人
応用化学69人84人/77人(2系の合計)
化学工学31人37人/33人
機械工学97人164人/101人(第2志望を含む)
水素エネルギーシステム28人159人/43人(第2志望を含む)
航空宇宙工学34人32人/31人
量子物理工学32人33人/31人
船舶海洋工学28人29人/25人
地球資源システム工学22人31人/23人(第2志望を含む)
共同資源工学10人31人/7人(第2志望を含む)
土木工学71人80人/70人

出典:2027年度 修士課程(一般選抜型入試)合格者、2027年度 工学府修士課程学生募集要項(一般選抜型・自己推薦型)、九州大学・2024年度 大学院の志願者数・受験者数・合格者数・入学者数

教員への連絡と紙の願書

出願前に、指導を希望する教員と連絡を取って研究内容を相談する必要があります。教員によってはプレアドミッションサポートデスクを通して連絡します。連絡がついても受け入れの内諾が得られるとは限りません。土木工学は、試験当日までに指導教員(教授か准教授)を決めておくよう求めています。

出願はWebではなく、所定の願書などを伊都キャンパスの工学部等教務課教務係へ持参するか書留で郵送します。Webに載っている募集要項PDFには出願様式が含まれていないため、窓口で受け取るか郵送で請求します。検定料は3万円です。

機械工学と水素エネルギーシステム、地球資源システム工学と共同資源工学は、志望専攻届で第2志望を出せます。材料工学・応用化学・化学工学・機械工学・水素エネルギーシステム・量子物理工学の出願者は、システム生命科学府(秋季試験)の生命工学専門分野も併願できます。

出典:工学部・工学府 入試情報(工学府指導教員連絡方法)、工学府・大学院入試、2027年度 工学府修士課程学生募集要項(一般選抜型・自己推薦型)、土木工学専攻・2027年度修士課程選考方法

専攻別の過去問の入手先

工学府全体の過去問ページはなく、専攻ごとに公開方法が違います。2026年8月実施分の問題は、10月22日時点でどの専攻のページにも掲載されていません。土木工学は2026年4月入学者の問題に解答例を付けて公開し、航空宇宙工学は2026年度入試の問題と解答例をWebで閲覧できるようにしています。材料工学は部門事務室、応用化学の分子生命工学系は分子事務室への問い合わせが案内されています。

出典:機械工学部門・修士課程(機械系専攻)入学試験の過去問、土木工学専攻・修士入試、量子物理工学専攻・入試、船舶海洋工学専攻・入試情報、航空宇宙工学部門・大学院入試

無料で読める年度別の解答例

機械工学専攻・水素エネルギーシステム専攻 機械工学

  • 2026年度16問

    数学 第1問(特異値分解) / 数学 第2問(微分方程式)

  • 2025年度16問

    漸化式と固有値 / 発散と楕円体

  • 2024年度16問

    数学 第1問(射影行列) / 数学 第2問(重積分と曲面積)

  • 2023年度16問

    固有値と逆行列 / 楕円領域の重積分

専攻・科目別の解答・解説PDF

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この研究科向けの教材

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