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筑波大 数理物質科学研究群 物理学学位プログラム 物理 2023年度 院試 過去問 解答例・解説(全5問)

全5問の分野は数学1問、電磁気学・回路1問、熱・統計力学1問です。解説はすべて、途中式と最終答は大問1問ぶんを公開しています。残りは解答PDFに収録しています。問題本文は含みません。

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第1問 — 数学:線形代数・複素関数・ベクトル解析

選択の目安

[A] では問1・問3・問5が計算だけで完結し、最も短時間で確実に得点できる。問2は固有値が複素数になるため、固有ベクトルの成分に ii が現れることに戸惑いやすい。問4は「像がどんな領域か」を答える設問なので、境界の対応と内部の1点の確認まで書くかどうかで差が出る。

問1の別解と検算

対角行列 D=diag⁡(a,b,c)D=\operatorname{diag}(a,b,c) と全成分が1の行列 J=u⃗ u⃗ tJ=\vec u\,\vec u^{\,t}(u⃗=(1,1,1)t\vec u=(1,1,1)^t)を使うと det⁡(D+u⃗u⃗ t)=det⁡D (1+u⃗ tD−1u⃗)=abc(1+1a+1b+1c) \det(D+\vec u\vec u^{\,t})=\det D\,(1+\vec u^{\,t}D^{-1}\vec u) =abc\left(1+\frac1a+\frac1b+\frac1c\right) となり同じ結果が出る。検算は a=b=c=1a=b=c=1 が早く、行列式は 44、公式も 1+3=41+3=4 で一致する。a=0a=0 とすると bcbc が残ることも、第1列と第2列の関係から確かめられる。

問3の分枝

−1+i=2 e3πi/4-1+i=\sqrt2\,e^{3\pi i/4} なので平方根は 21/4e3πi/82^{1/4}e^{3\pi i/8} とその符号を変えたものの2つである。主値をとれば a=21/4cos⁡3π8, b=21/4sin⁡3π8a=2^{1/4}\cos\frac{3\pi}{8},\ b=2^{1/4}\sin\frac{3\pi}{8} で、これは上の根号表示と一致する。答案では「解は2つあり複号同順」と書き添えると、条件 2ab=12ab=1 を使い切ったことが伝わる。

問4の書き方

∣w∣<1|w|<1 と結論するだけでは、上半平面が単位円板全体に移る(全射である)ことが示せていない。逆変換を書いて Im⁡z>0\operatorname{Im}z>0 を確認するか、境界 Im⁡z=0\operatorname{Im}z=0 が単位円周に移り、代表点 z=i↦w=0z=i\mapsto w=0 が内部に来ることを述べる。一次分数変換は円・直線を円・直線に移すという性質を使うと後者が正当化できる。

失点しやすい点

問5で留数を cos⁡z\cos z の微分と取り違える誤りが多い。1位の極 z=z0z=z_0 をもつ g(z)/(z−z0)g(z)/(z-z_0) 型では留数は分子の z0z_0 での値であり、微分は2位以上の極のときに現れる。問2では b=0b=0 の場合に固有ベクトルが定まらないことへの一言があると丁寧である。

設問[B] 微分方程式・ベクトル解析・積分と変換

方針

[B] は問6が計算問題、残り4題が証明問題である。証明問題では「どの恒等式を使ったか」「どこで仮定を使ったか」を明示することが得点に直結する。問7・問8はいずれも rr 依存性を ∂r/∂xj=xj/r\partial r/\partial x_j=x_j/r で処理する点が共通で、この1本を書けるかどうかで所要時間が変わる。

問7の別解

球対称関数に対するラプラシアンの公式 ∇⃗2f(R)=1R2ddR(R2dfdR) \vec\nabla^2 f(R)=\frac{1}{R^2}\frac{d}{dR}\left(R^2\frac{df}{dR}\right) を使えば、f=1/Rf=1/R に対し R2f′=−1R^2f'=-1 が定数なので微分して 00 と即座に分かる。ただし公式を証明なしに使う場合は、原点 r⃗=a⃗\vec r=\vec a を除外していることを明記する。実際 ∇⃗2(1/R)=−4πδ3(R⃗)\vec\nabla^2(1/R)=-4\pi\delta^3(\vec R) であり、除外点でだけ発散が生じる。

問9の等号条件の詰め方

判別式が 00 というだけでは等号条件の記述として不十分で、「φ(t0)=0\varphi(t_0)=0 かつ被積分関数が非負連続」から f+t0g≡0f+t_0g\equiv0 を導く一段が要る。また ∫g2=0\int g^2=0 の場合を別扱いすることも忘れやすい。結論は「ff と gg が線形従属」であり、g≡0g\equiv0 の場合も含めるにはこの言い方が安全である。

問10の検算

得られた式で k→0k\to0 とすると sin⁡kr/(kr)→1\sin kr/(kr)\to1 となり F(0)=4π∫r2f dr=∫d3r fF(0)=4\pi\int r^2f\,dr=\int d^3r\,f となって定義と整合する。具体例として f=e−αrf=e^{-\alpha r} をとれば F=8πα/(α2+k2)2F=8\pi\alpha/(\alpha^2+k^2)^2 が得られ、確かに kk のみの関数である。

この設問が試していること

[B] はいずれも「対称性を使って計算量を減らす」訓練になっている。問8は角運動量的な量 A⃗×r⃗\vec A\times\vec r の湧き出しがないこと、問10は回転対称性が保存されることを述べており、後の力学・電磁気の設問(中心力、球対称ポテンシャル)と同じ構造をもつ。

解答

問1 3次の行列式

求める行列式を DD とおく。第1行と第2行からそれぞれ第3行を引いても行列式の値は変わらないので D=∣a0−c0b−c111+c∣. D= \begin{vmatrix} a & 0 & -c\\ 0 & b & -c\\ 1 & 1 & 1+c \end{vmatrix}. 第1行について余因子展開すると D=a∣b−c11+c∣−c∣0b11∣=a{b(1+c)+c}−c(0−b)=abc+ab+bc+ca. D =a\begin{vmatrix} b & -c\\ 1 & 1+c\end{vmatrix} -c\begin{vmatrix} 0 & b\\ 1 & 1\end{vmatrix} =a\bigl\{b(1+c)+c\bigr\}-c(0-b) =abc+ab+bc+ca.

問2 実2次行列の固有値と固有ベクトル

A=(ab−ba)A=\begin{pmatrix} a & b\\ -b & a\end{pmatrix} の特性方程式は det⁡(A−λI)=(a−λ)2+b2=0⟹λ=a±ib. \det(A-\lambda I)=(a-\lambda)^2+b^2=0 \quad\Longrightarrow\quad \lambda=a\pm ib . b≠0b\ne0 とする。λ+=a+ib\lambda_+=a+ib に対しては (A−λ+I)v⃗=(−ibb−b−ib)(v1v2)=0⃗ (A-\lambda_+I)\vec v =\begin{pmatrix} -ib & b\\ -b & -ib\end{pmatrix} \begin{pmatrix} v_1\\ v_2\end{pmatrix}=\vec 0 の第1式 −ibv1+bv2=0-ibv_1+bv_2=0 から v2=iv1v_2=iv_1 が得られる(第2式はこれと同値)。同様に λ−=a−ib\lambda_-=a-ib では v2=−iv1v_2=-iv_1 である。よって固有ベクトルは定数倍を除いて λ±=a±ib,v⃗±=(1±i) \lambda_\pm=a\pm ib,\qquad \vec v_\pm=\begin{pmatrix}1\\ \pm i\end{pmatrix} (複号同順)。b=0b=0 のときは A=aIA=aI なので固有値は aa(2重)で、任意の非零ベクトルが固有ベクトルである。

問3 平方根の実部と虚部

i−1=a+bi\sqrt{i-1}=a+bi(a,ba,b は実数)とおくと、両辺を2乗して a2−b2+2abi=−1+i⟹a2−b2=−1,2ab=1. a^2-b^2+2abi=-1+i \quad\Longrightarrow\quad a^2-b^2=-1,\qquad 2ab=1 . s=a2, t=b2s=a^2,\ t=b^2 とおくと t=s+1t=s+1 かつ 4st=14st=1 だから 4s(s+1)=1,4s2+4s−1=0,s=−1±22. 4s(s+1)=1,\qquad 4s^2+4s-1=0,\qquad s=\frac{-1\pm\sqrt2}{2}. s=a2>0s=a^2>0 より s=2−12s=\dfrac{\sqrt2-1}{2}、したがって t=2+12t=\dfrac{\sqrt2+1}{2} である。また 2ab=1>02ab=1>0 なので aa と bb は同符号でなければならない。よって a=±2−12,b=±2+12(複号同順). a=\pm\sqrt{\frac{\sqrt2-1}{2}},\qquad b=\pm\sqrt{\frac{\sqrt2+1}{2}} \qquad(\text{複号同順}).

問4 一次分数変換による上半平面の像

w=z−iz+iw=\dfrac{z-i}{z+i} より ∣w∣=∣z−i∣∣z+i∣ |w|=\frac{|z-i|}{|z+i|} である。z=x+iyz=x+iy とすると ∣z−i∣2−∣z+i∣2={x2+(y−1)2}−{x2+(y+1)2}=−4y |z-i|^2-|z+i|^2=\bigl\{x^2+(y-1)^2\bigr\}-\bigl\{x^2+(y+1)^2\bigr\}=-4y なので、Im⁡z=y>0\operatorname{Im}z=y>0 は ∣z−i∣<∣z+i∣|z-i|<|z+i|、すなわち ∣w∣<1|w|<1 と同値である。逆に w≠1w\ne1 に対して逆変換は z=i1+w1−wz=i\dfrac{1+w}{1-w} であり、 Im⁡z=Re⁡1+w1−w=1−∣w∣2∣1−w∣2 \operatorname{Im}z=\operatorname{Re}\frac{1+w}{1-w} =\frac{1-|w|^2}{|1-w|^2} だから ∣w∣<1|w|<1 なら Im⁡z>0\operatorname{Im}z>0 である。したがって上半平面は単位円の内部へ1対1に写る。

問5 留数定理

cos⁡z\cos z は全平面で正則だから、被積分関数 cos⁡z/z\cos z/z は z=0z=0 にのみ1位の極をもち、その留数は cos⁡0=1\cos 0=1 である。極 z=0z=0 は ∣z∣=1|z|=1 の内部にあり、CC は反時計回りなので留数定理より ∮Ccos⁡zz dz=2πi⋅1=2πi. \oint_C\frac{\cos z}{z}\,dz=2\pi i\cdot 1=2\pi i .

問6 1階線形微分方程式

x≠0x\ne0 の領域で考える。積分因子は μ(x)=exp⁡(∫2x dx)=x2 \mu(x)=\exp\left(\int\frac{2}{x}\,dx\right)=x^2 である。両辺に x2x^2 を掛けると x2dydx+2xy=ddx(x2y)=8x3. x^2\frac{dy}{dx}+2xy=\frac{d}{dx}\left(x^2y\right)=8x^3 . 積分して x2y=2x4+Cx^2y=2x^4+C(CC は任意定数)、すなわち y=2x2+Cx2. y=2x^2+\frac{C}{x^2}.

問7 点電荷型ポテンシャルの調和性

R⃗=r⃗−a⃗\vec R=\vec r-\vec a、R=∣R⃗∣R=|\vec R| とおく。R=(x−ax)2+(y−ay)2+(z−az)2R=\sqrt{(x-a_x)^2+(y-a_y)^2+(z-a_z)^2} より ∂R∂x=x−axR,∂∂x1R=−x−axR3, \frac{\partial R}{\partial x}=\frac{x-a_x}{R},\qquad \frac{\partial}{\partial x}\frac1R=-\frac{x-a_x}{R^3}, ∂2∂x21R=−1R3+3(x−ax)2R5. \frac{\partial^2}{\partial x^2}\frac1R =-\frac{1}{R^3}+\frac{3(x-a_x)^2}{R^5}. y,zy,z についても同形の式が成り立つので、r⃗≠a⃗\vec r\ne\vec a(すなわち R>0R>0)で ∇⃗21R=−3R3+3{(x−ax)2+(y−ay)2+(z−az)2}R5=−3R3+3R2R5=0. \vec\nabla^2\frac{1}{R} =-\frac{3}{R^3}+\frac{3\bigl\{(x-a_x)^2+(y-a_y)^2+(z-a_z)^2\bigr\}}{R^5} =-\frac{3}{R^3}+\frac{3R^2}{R^5}=0 .

問8 動径方向にのみ依存するベクトル場

まずベクトル恒等式 ∇⃗⋅(A⃗×r⃗)=r⃗⋅(∇⃗×A⃗)−A⃗⋅(∇⃗×r⃗) \vec\nabla\cdot(\vec A\times\vec r) =\vec r\cdot(\vec\nabla\times\vec A)-\vec A\cdot(\vec\nabla\times\vec r) を使う。∇⃗×r⃗=0⃗\vec\nabla\times\vec r=\vec 0 だから第2項は消える。第1項について、A⃗=A⃗(r)\vec A=\vec A(r) の各成分は r=∣r⃗∣r=|\vec r| のみの関数なので、∂r/∂xj=xj/r\partial r/\partial x_j=x_j/r を用いると (∇⃗×A⃗)i=ϵijk∂Ak∂xj=ϵijkxjrdAkdr=1r(r⃗×dA⃗dr)i. (\vec\nabla\times\vec A)_i =\epsilon_{ijk}\frac{\partial A_k}{\partial x_j} =\epsilon_{ijk}\frac{x_j}{r}\frac{dA_k}{dr} =\frac1r\left(\vec r\times\frac{d\vec A}{dr}\right)_i . したがって r⃗⋅(∇⃗×A⃗)=1r r⃗⋅(r⃗×dA⃗dr)=0 \vec r\cdot(\vec\nabla\times\vec A) =\frac1r\,\vec r\cdot\left(\vec r\times\frac{d\vec A}{dr}\right)=0 であり、∇⃗⋅[A⃗(r)×r⃗]=0\vec\nabla\cdot\bigl[\vec A(r)\times\vec r\bigr]=0 が示された。

問9 シュワルツの不等式

任意の実数 tt に対して φ(t)=∫ab{f(x)+tg(x)}2dx=t2∫abg2dx+2t∫abfg dx+∫abf2dx ≥0. \varphi(t)=\int_a^b\bigl\{f(x)+tg(x)\bigr\}^2dx =t^2\int_a^b g^2dx+2t\int_a^b fg\,dx+\int_a^b f^2dx\ \ge 0 . ∫abg2dx>0\int_a^b g^2dx>0 のとき φ(t)\varphi(t) は tt の下に凸な2次式で、すべての tt で非負だから判別式が非正である。すなわち (∫abfg dx)2−∫abf2dx∫abg2dx≤0. \left(\int_a^b fg\,dx\right)^2-\int_a^b f^2dx\int_a^b g^2dx\le0 . ∫abg2dx=0\int_a^b g^2dx=0 のときは(gg が連続なら)g≡0g\equiv0 で両辺とも 00 となり不等式は等号で成立する。

等号成立は判別式が 00 のとき、つまりある t0t_0 で φ(t0)=0\varphi(t_0)=0 となるときである。被積分関数が非負の連続関数だから、これは f(x)+t0g(x)=0([a,b] 上で恒等的に) f(x)+t_0g(x)=0\qquad([a,b]\ \text{上で恒等的に}) を意味する。すなわち ff と gg が線形従属(一方が他方の定数倍、あるいは一方が恒等的に 00)であることが等号成立条件である。

問10 球対称関数のフーリエ変換

f(r⃗)=f(r)f(\vec r)=f(r) とする。与えられた k⃗\vec k に対し、zz 軸を k⃗\vec k の向きにとる球座標を使うと k⃗⋅r⃗=krcos⁡θ\vec k\cdot\vec r=kr\cos\theta であり、u=cos⁡θu=\cos\theta とおいて F(k⃗)=∫0∞dr r2f(r)∫02πdϕ∫−11du eikru=2π∫0∞dr r2f(r)⋅eikr−e−ikrikr F(\vec k) =\int_0^\infty dr\,r^2 f(r)\int_0^{2\pi}d\phi\int_{-1}^{1}du\,e^{ikru} =2\pi\int_0^\infty dr\,r^2f(r)\cdot\frac{e^{ikr}-e^{-ikr}}{ikr} となる。よって F(k⃗)=4π∫0∞dr r2f(r) sin⁡krkr F(\vec k)=4\pi\int_0^\infty dr\,r^2f(r)\,\frac{\sin kr}{kr} であり、右辺は k=∣k⃗∣k=|\vec k| のみを含む。したがって F(k⃗)F(\vec k) は kk だけの関数である。

(回転不変性による別証)任意の回転行列 R\mathsf R について r⃗=Rr⃗ ′\vec r=\mathsf R\vec r\,' と変数変換すると、ヤコビアンは 11、∣Rr⃗ ′∣=∣r⃗ ′∣|\mathsf R\vec r\,'|=|\vec r\,'|、(Rk⃗)⋅(Rr⃗ ′)=k⃗⋅r⃗ ′(\mathsf R\vec k)\cdot(\mathsf R\vec r\,')=\vec k\cdot\vec r\,' だから F(Rk⃗)=∫d3r ei(Rk⃗)⋅r⃗f(∣r⃗∣)=∫d3r′ eik⃗⋅r⃗ ′f(∣r⃗ ′∣)=F(k⃗). F(\mathsf R\vec k)=\int d^3r\,e^{i(\mathsf R\vec k)\cdot\vec r}f(|\vec r|) =\int d^3r'\,e^{i\vec k\cdot\vec r\,'}f(|\vec r\,'|)=F(\vec k). 大きさの等しい2つのベクトルは回転で移り合うので、FF は kk のみに依存する。

最終答

問1 abc+ab+bc+ca,問2 λ=a±ib,  v⃗=(1,±i)t (複号同順, b≠0),問3 a=±2−12,b=±2+12 (複号同順),問4 単位円の内部 ∣w∣<1,問5 2πi. \begin{gathered} \text{問1 } abc+ab+bc+ca,\qquad \text{問2 } \lambda=a\pm ib,\ \ \vec v=(1,\pm i)^{t}\ (\text{複号同順},\ b\ne0),\\ \text{問3 } a=\pm\sqrt{\tfrac{\sqrt2-1}{2}},\quad b=\pm\sqrt{\tfrac{\sqrt2+1}{2}}\ (\text{複号同順}),\\ \text{問4 } \text{単位円の内部 } |w|<1,\qquad \text{問5 } 2\pi i . \end{gathered}

問6 y=2x2+Cx2,問7 ∇⃗21∣r⃗−a⃗∣=0 (r⃗≠a⃗),問8 ∇⃗⋅[A⃗(r)×r⃗]=0,問9 等号成立は f,g が線形従属のとき,問10 F(k⃗)=4π∫0∞dr r2f(r)sin⁡krkr. \begin{gathered} \text{問6 } y=2x^2+\frac{C}{x^2},\qquad \text{問7 } \vec\nabla^2\frac{1}{|\vec r-\vec a|}=0\ (\vec r\ne\vec a),\qquad \text{問8 } \vec\nabla\cdot\bigl[\vec A(r)\times\vec r\bigr]=0,\\ \text{問9 } \text{等号成立は } f,g \text{ が線形従属のとき},\qquad \text{問10 } F(\vec k)=4\pi\int_0^\infty dr\,r^2f(r)\frac{\sin kr}{kr}. \end{gathered}

第2問 — 力学:万有引力の場の方程式と一様球内の運動

方針

静電場のガウスの法則 ∇⃗⋅E⃗=ρe/ε0\vec\nabla\cdot\vec E=\rho_e/\varepsilon_0 と、万有引力は 1/(4πε0)→−G1/(4\pi\varepsilon_0)\to-G の置き換えで対応する。符号(引力なので負)と、F⃗\vec F が質量 mm を含む「力」であって場ではないことの2点だけ注意すれば、問1・問2は数行で書ける。

問3の論理の型

「安定 ⇒\Rightarrow 小球面上で力が一様に内向き ⇒\Rightarrow 面積分が負」と「真空 ⇒\Rightarrow 面積分がゼロ」を突き合わせる背理法である。これは静電場に対するアーンショーの定理と同じ議論で、電磁気の設問でもそのまま使える。答案では、ε\varepsilon を十分小さくとれば近傍が真空であることを一言添えると論理が閉じる。

失点しやすい点

問2で「VV の内部の質量」ではなく「全空間の質量」を書いてしまう誤りが目立つ。外部質量の寄与は面積分の中で相殺し、正味の値には現れない。また問3で「力がゼロ」だけを条件にすると不安定な釣り合い(鞍点)を排除できない。復元力という条件を面積分の符号に翻訳する段が要である。

設問[B] 一様密度球の内部を通るトンネル

方針

[B] は「一様球の内部では万有引力が −mω2r⃗-m\omega^2\vec r になる」という問1の結果に尽きる。ここから先はすべて等方調和振動子の性質で、軌道は原点中心の楕円、周期は振幅によらず 2π/ω2\pi/\omega である。問4で y0y_0 が消えるのも、単振動の周期が振幅によらないという同じ事実の現れである。

問3で書くべきこと

答えが v=0v=0 と単純なので、結論だけでは点にならない。(i) 拘束力が速度に垂直で仕事をしない、(ii) 万有引力が保存力である、(iii) 両端はともに r=Rr=R でポテンシャルが等しい、の3点を順に書くこと。設問が「保存量の表式を書き、それが保存する理由を簡潔に述べよ」と要求しているのは、この (i) と (ii) を答えさせるためである。

問4の検算

地球の平均密度 ρ≃5.5×103 kg m−3\rho\simeq5.5\times10^{3}\,\mathrm{kg\,m^{-3}} と G=6.67×10−11G=6.67\times10^{-11} を入れると t≃2.5×103 st\simeq2.5\times10^{3}\,\mathrm{s}、およそ42分となる。よく知られた「重力トンネルの片道42分」と一致する。別の見方として、球面すれすれの円軌道の周期 2πR3/(GM)2\pi\sqrt{R^3/(GM)} の半分がこの時間に等しいことも確かめられる(M=43πR3ρM=\frac43\pi R^3\rho を代入すればよい)。

問2(c)の答え方

「楕円」とだけ書くと、中心が原点であること、長半径が RR であることが伝わらない。x,yx,y の一般解が同じ角振動数の正弦振動であることを述べ、t=0t=0 を通過点 (R,0,0)(R,0,0) に合わせると係数が RR と AA に決まる、という流れで書く。A=RA=R なら円軌道、A=0A=0 なら球の中心を通る直線振動という極端な場合も式に含まれている。

つまずきやすい点

問1で球殻定理を使わずに全質量 43πR3ρ\frac43\pi R^3\rho を用いると、内部でも 1/r21/r^2 の力になってしまい以降がすべて崩れる。内部では「自分より内側の質量だけが効き、外側の球殻は力を及ぼさない」ことを、問2で書いた積分形から述べておくと安全である。

力学:万有引力の場の方程式と一様球内の運動の途中式・最終答をPDFで見る

第3問 — 量子力学:2スピン系の合成と調和振動子のスクイズド状態

方針

3題とも「4次元のヒルベルト空間で固有値を全部並べる」だけで済む。問1は積の演算子なので s^z\hat s^z の直積基底が固有基底、問2・問3は合成スピンの基底が固有基底になる。どちらの基底で対角化されるかを最初に決めると、計算せずに答えが出る。

問3の縮退度

最大値 5/45/4 を与えるのは M=1M=1 の状態だけなので縮退はない。ここで −3/4-3/4 が三重項の M=−1M=-1 と一重項の両方から出て2重に縮退することにも気付けると、4状態の固有値の内訳(5/4, 1/4, −3/4, −3/45/4,\,1/4,\,-3/4,\,-3/4)がすべて説明できる。和が 2⋅14+…2\cdot\frac14+\ldots となる検算として、演算子のトレースが 4×0+0=04\times0+0=0 であることを使える。実際 54+14−34−34=0\frac54+\frac14-\frac34-\frac34=0 である。

失点しやすい点

s⃗^1⋅s⃗^2\hat{\vec s}_1\cdot\hat{\vec s}_2 を s^1zs^2z\hat s^z_1\hat s^z_2 と混同すると問1と問3が同じ答えになってしまう。前者はスカラー積で s^xs^x+s^ys^y+s^zs^z\hat s^x\hat s^x+\hat s^y\hat s^y+\hat s^z\hat s^z を含み、直積基底では非対角成分(スピン交換)をもつ。合成スピンの2乗を経由して評価するのが最短である。

設問[B] 調和振動子の生成・消滅演算子とスクイズド状態

方針

[B] は「消滅演算子型の条件 (αa^+βa^†)∣ψ⟩=0(\alpha\hat a+\beta\hat a^\dagger)|\psi\rangle=0 を座標表示に直すと1階の線形微分方程式になり、ガウス型が出る」という一本の筋で貫かれている。問2・問4・問6はすべてこの型で、係数 α,β\alpha,\beta が違うだけである。したがって問4を解いた時点で、問6は係数を差し替えるだけで済む。

問3の交換関係の意味

n^a^=a^(n^−1)\hat n\hat a=\hat a(\hat n-1) は「a^\hat a を右から作用させてから数を数えるのと、数を数えてから1を引くのが同じ」という関係で、a^\hat a が量子数を1つ下げる演算子であることの言い換えである。ハイゼンベルク描像では a^(t)=a^e−iωt\hat a(t)=\hat ae^{-i\omega t} となり、古典的な複素振幅 x+ip/(mω)x+ip/(m\omega) が角振動数 ω\omega で回転することに対応する。

問6の物理的な意味

問4の状態は幅が e−re^{-r} 倍に絞られたガウス波束(スクイズド真空)である。t=π/(2ω)t=\pi/(2\omega) は周期の 1/41/4 で、位相空間での回転が 90∘90^\circ 進む時刻にあたる。そのため xx 方向に絞られていた分布が pp 方向に絞られた分布へ移り、指数の肩が e2re^{2r} から e−2re^{-2r} に入れ替わる。位置の分散は e−2rℏ/(2mω)e^{-2r}\hbar/(2m\omega) から e2rℏ/(2mω)e^{2r}\hbar/(2m\omega) へと変わるが、xx と pp の分散の積は最小不確定のまま保たれる。

検算

問4・問6の結果は r→0r\to0 でともに真空状態 e−mωx2/2ℏe^{-m\omega x^2/2\hbar} に帰着する。また問5の A^(t)\hat A(t) は ∣c1∣2−∣c2∣2=cosh⁡2r−sinh⁡2r=1|c_1|^2-|c_2|^2=\cosh^2r-\sinh^2r=1 を満たし、A^\hat A が正準変換(ボゴリューボフ変換)で得られる消滅演算子であること、すなわち [A^,A^†]=1[\hat A,\hat A^\dagger]=1 が保たれていることが確かめられる。

失点しやすい点

問5で A^(t)\hat A(t) の定義に現れる指数の符号を、問3の結果とそろえずに代入すると c1,c2c_1,c_2 の位相が逆になる。A^(t)\hat A(t) では e−iH^t/ℏe^{-i\hat Ht/\hbar} が左にあるので、問3の tt を −t-t に置き換えて使う、と明記して代入するのが安全である。

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第4問 — 電磁気学:荷電粒子の運動と導体球の鏡像法

問1(b)の要点

電場と磁場が同じ向きなので、運動は「磁場に垂直な面内の円運動」と「磁場方向の等加速度運動」に完全に分離する。らせん運動のピッチが時間とともに伸びていく状況である。速度の初期値 vx(0)=0v_x(0)=0 を明記しないと tt が一意に決まらないので、円運動の速度が磁場に垂直であることを一言添える。

答案の書き方

[A] は基本問題なので、結果だけでなく根拠を1行ずつ添えると差がつく。問2なら「電流を I=C dV/dtI=C\,dV/dt で求め、振幅の比をとる」、問3なら「球対称性から E⃗\vec E が動径方向で大きさが rr のみに依存する」という前提の明示である。特に問3は「ガウスの法則を用いて」と指定されているので、対称性の議論を省くと減点対象になりやすい。

設問[B] 導体球と鏡像法

方針

鏡像法の要点は「導体を取り除き、代わりに球の内部に置いた点電荷で境界条件(球面が等電位)を再現する」ことである。接地なら球面の電位は 00、孤立中性なら球面は等電位だが値は 00 でなく全電荷が 00、という違いが問1と問2を分ける。中心に置く QCQ_{\mathrm C} は球面上で一定の電位しか与えないので、等電位条件を壊さずに全電荷だけを調整できる。

問2の仕事の求め方

誘導電荷は点電荷の位置に応じて分布が変わるので、静電エネルギーを「2つの点電荷の相互作用エネルギー」として素朴に書くと係数 1/21/2 を誤る。安全なのは、各位置 xx での力 F(x)F(x) を像電荷から求め、W=−∫ℓ∞F dxW=-\int_\ell^\infty F\,dx と積分することである。積分は ∫x−3dx=−1/(2x2)\int x^{-3}dx=-1/(2x^2) と ∫x(x2−R2)−2dx=−1/{2(x2−R2)}\int x(x^2-R^2)^{-2}dx=-1/\{2(x^2-R^2)\} の2本で終わる。

問2の検算

R→0R\to0 では W→0W\to0(導体球がなければ仕事は不要)、ℓ→R+\ell\to R^+ では W→∞W\to\infty(表面に貼り付いた電荷を引き離すのに無限の仕事)となり、いずれも妥当である。ℓ≫R\ell\gg R では W≃Q2R3/(8πε0ℓ4)W\simeq Q^2R^3/(8\pi\varepsilon_0\ell^4) となり、これは中性導体球が誘起される双極子と点電荷の相互作用が 1/ℓ41/\ell^4 で減衰するという分極の描像と一致する。

問5の別解(像電荷による)

一様電場を ±Q\pm Q の極限として作ったのだから、接地球の像も問1をそのまま2回使える。+Q+Q の像は −RℓQ-\frac{R}{\ell}Q が x=R2/ℓx=R^2/\ell に、−Q-Q の像は +RℓQ+\frac{R}{\ell}Q が x=−R2/ℓx=-R^2/\ell にできる。この2つは原点にある双極子で、双極子モーメントは p′=(−RℓQ)R2ℓ+(RℓQ)(−R2ℓ)=−2QR3ℓ2 p'=\left(-\frac{R}{\ell}Q\right)\frac{R^2}{\ell}+\left(\frac{R}{\ell}Q\right)\left(-\frac{R^2}{\ell}\right) =-\frac{2QR^3}{\ell^2} である。双極子場 Er=2p′cos⁡θ/(4πε0r3)E_r=2p'\cos\theta/(4\pi\varepsilon_0r^3) を計算すると、上の解の 2R3/r32R^3/r^3 の項に一致する。境界条件から係数を決める方法と像電荷を使う方法のどちらでもよいが、答案では一方をきちんと最後まで書く。

失点しやすい点

問4で電場の向きを取り違えやすい。+Q+Q が正の xx 側にあると原点の電場は −x-x 向きであり、−Q-Q が負の xx 側にあるときの寄与も −x-x 向きで、2つは打ち消し合わずに足し合う。問3は逆に r≫ℓr\gg\ell の遠方場なので、同じ配置でも近似の向きが正反対であることに注意する。どちらの極限を使っているかを冒頭で宣言すると混乱しない。

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第5問 — 統計力学:カノニカル分布と理想気体の表面吸着

方針

4題とも定義の確認である。カノニカル分布 (N,V,T)(N,V,T)、ミクロカノニカル分布 (N,V,E)(N,V,E)、グランドカノニカル分布 (μ,V,T)(\mu,V,T) という3つの組を整理して覚えておけば、問1は即答でき、後半 [B] でグランドカノニカル分布に移る意味も見通せる。

示強性・示量性の判定

迷ったときは「同じ系を2つ並べて1つの系とみなす」操作を考える。粒子数・体積・エネルギー・エントロピーは足し算されるので示量性、温度と化学ポテンシャルは2つの系が平衡なら等しい値のままなので示強性である。示量量どうしの比(密度やモル体積)は示強量になる、という点も押さえておきたい。

この設問が試していること

問3の F=−kTlog⁡ZF=-kT\log Z は [B] 問1・問3で実際に使う関係であり、[A] は [B] の前振りになっている。短答であっても、ZZ が「状態和」であって「エネルギーの和」ではないことなど、定義の言葉づかいを正確に書くこと。

設問[B] 理想気体の分配関数と表面吸着

方針

[B] の流れは「気体側で μ\mu と PP の関係を作る(問1〜問3)」「吸着側で μ\mu と被覆率の関係を作る(問4・問5)」「共通の μ\mu を消去して PP と Θ\Theta を結ぶ(問6)」の3段である。最後に μ\mu を消すことが目的だと分かっていれば、問3で PP を μ\mu の式として残す意味がはっきりする。

問1で書き落としやすい因子

1/N!1/N!(同種粒子の数え過ぎの補正)と 1/h3N1/h^{3N}(位相空間の量子的な単位胞)の2つは、示せという設問である以上、根拠を一言添えて書く必要がある。前者を落とすとギブスのパラドックスが生じ、FF が示量的にならない。最後に h=2πℏh=2\pi\hbar を使って ℏ\hbar の形に整えるところまでが答案である。

問4の1サイトあたりの評価

サイトが独立なので Ξ\Xi はサイトごとの大分配関数の積になる。「空」の項の重みが eβ(μ⋅0−0)=1e^{\beta(\mu\cdot0-0)}=1、「吸着」の項の重みが eβ(μ⋅1−(−v))=eβ(v+μ)e^{\beta(\mu\cdot1-(-v))}=e^{\beta(v+\mu)} である。吸着エネルギーが −v<0-v<0 と定義されているため、指数の肩の符号が +v+v になる点を取り違えやすい。

問6の物理的な意味と極限

得られた Θ=P/(P+P0)\Theta=P/(P+P_0) はラングミュアの吸着等温式である。低圧 P≪P0P\ll P_0 では Θ≃P/P0\Theta\simeq P/P_0 と圧力に比例し(ヘンリー則)、高圧 P≫P0P\gg P_0 では Θ→1\Theta\to1 と飽和する。これは1サイトに1分子までという制限の直接の帰結である。また P0(β)∝e−βvP_0(\beta)\propto e^{-\beta v} なので、吸着エネルギー vv が大きいほど P0P_0 は小さく、低い圧力で表面が埋まる。温度を上げると P0P_0 が大きくなり被覆率が下がることも、脱離が優勢になるという描像と合う。

検算

問5の ⟨N⟩\langle N\rangle は μ→−∞\mu\to-\infty で 00、μ→+∞\mu\to+\infty で NsN_{\mathrm s} となり、0≤⟨N⟩≤Ns0\le\langle N\rangle\le N_{\mathrm s} を満たす。問3の圧力は log⁡Ξ=βPV\log\Xi=\beta PV と ⟨N⟩=∂log⁡Ξ/∂(βμ)=log⁡Ξ\langle N\rangle=\partial\log\Xi/\partial(\beta\mu)=\log\Xi から PV=⟨N⟩kTPV=\langle N\rangle kT、すなわち理想気体の状態方程式を再現する。この確認を1行入れておくと、問3までの結果が正しいことを自分で保証できる。

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年度別の解答例(6年度)

  • 2026年度(全5問)

    物理数学 / 力学 / 量子力学

  • 2025年度(全5問)

    物理数学 / 力学 / 量子力学

  • 2024年度(全5問)

    物理数学 / 力学 / 量子力学

  • 2023年度(このページ・全5問)

    数学:線形代数・複素関数・ベクトル解析 / 力学:万有引力の場の方程式と一様球内の運動 / 量子力学:2スピン系の合成と調和振動子のスクイズド状態

  • 2022年度(全5問)

    数学:線形代数・ベクトル解析・複素関数・微分方程式 / 力学:保存則と剛体球振り子の基準振動 / 量子力学:角運動量の基礎と水素原子の一次シュタルク効果

  • 2020年度(全5問)

    数学:線形代数・複素関数・ベクトル解析・微分方程式 / 力学:二体の衝突と剛体、円錐面上の質点のラグランジュ力学 / 量子力学:規格化・スピン・角運動量代数、磁場中の2次元調和振動子

2023年度の出題内容

全5問

この5問の分野は数学1問・電磁気学・回路1問・熱・統計力学1問・量子力学1問・力学1問です。

大問分野主題解説の小見出し最終答
第1問数学線形代数・複素関数・ベクトル解析選択の目安 / 問1の別解と検算あり
第2問力学万有引力の場の方程式と一様球内の運動問3の論理の型 / 問3で書くべきことあり
第3問量子力学2スピン系の合成と調和振動子のスクイズド状態問3の縮退度 / 問3の交換関係の意味あり
第4問電磁気学・回路荷電粒子の運動と導体球の鏡像法問1(b)の要点 / 問2の仕事の求め方あり
第5問熱・統計力学カノニカル分布と理想気体の表面吸着示強性・示量性の判定 / この設問が試していることあり

2023年度の解説には失点しやすい点4件・検算2件・答案の書き方1件が付いています。

前年度(2022年度)との違い

大問数
2022年度 5問 → 2023年度 5問
2022年度の解答例

筑波大学の公式過去問

公開年度範囲
2024〜2026年度(直近3年分)
公式の解答例
非公開(問題冊子のみ)
英語の扱い
一般入試(8月・2月)の外国語は外部英語試験スコアの提出。
院試hubの最終確認
2026-08-13
筑波大学の公式過去問PDF