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九工大大学院の外部受験|倍率・TOEIC換算・情報工学府の試験

九工大情報工学府の2027年4月入学・博士前期一般選抜は、他大学の卒業者・卒業見込み者も対象です。英語は100点、筆記は300点、面接は100点。出願前の教員への連絡が必要です。大学院全体の公式入試実績と、情報工学府の出願・試験条件を分けて説明します。

情報工学府は志願者313人・合格者273人。外部だけの合格率は分からない

2026・2025年度の公式入試実績にある、4月入学・博士前期課程の人数です。 下表の倍率は志願者数÷合格者数で計算しています。2026年の情報工学府は313÷273で約1.15倍、2025年も288÷251で約1.15倍です。

学府・研究科/専攻2025年4月
志願/合格・倍率
2026年4月
志願/合格・倍率
2026年
入学者
工学府・工学389人/321人
約1.21倍
396人/312人
約1.27倍
290人
情報工学府・情報創成工学288人/251人
約1.15倍
313人/273人
約1.15倍
260人
生命体工学研究科・生体機能応用工学83人/71人
約1.17倍
80人/65人
約1.23倍
55人
生命体工学研究科・人間知能システム工学89人/76人
約1.17倍
143人/91人
約1.57倍
85人

この資料には受験者数、学内・学外別、一般・特別選抜別の内訳がありません。ダブルディグリー入学者も含みます。 したがって、この数字から「外部でも約87%受かる」「一般選抜なら簡単」とは判断できません。 10月入学の人数は別表なので、4月の数字と混ぜません。更新された実績は大学院共通の入試案内から確認できます。

以下の出願・英語・試験の条件は、情報工学府の2027年4月入学・博士前期一般選抜を対象にしています。 工学府・生命体工学研究科の試験条件とは区別してください。

他大学から出願できる。希望教員への連絡は出願前に行う

募集要項の冊子10ページは、日本の大学を卒業した人・2027年3月までに卒業見込みの人を出願資格⑴に含みます。 外部受験であること自体を理由とした資格審査はありません。個別の資格審査や飛び入学は、資格ごとの条件を確認します。 飛び入学の資格⑼は第1次募集のみで、第2次へ同じ条件で出願できるわけではありません。

出願前に、希望指導教員へ自分の学歴・研究テーマを伝え、入学後に扱う内容を相談します。冊子12ページは、各研究室の受入人数に上限があること、十分に意思疎通しないまま出願すると合否と研究室配属に不利な扱いを受ける場合があることを明記しています。 第1次は希望教員を3名まで、第2次は1名だけ選びます。志望理由書も、希望教員へ連絡した後に作成します。

連絡では、希望する入学時期、学んできた科目、卒業研究の内容、その研究室で調べたいことを伝えます。 まだ卒業研究が始まっていなければ、授業・演習で扱った内容と関心のある問いを説明してください。 教員との相談後も、成績証明書などの出願書類と試験の準備は必要です。

TOEIC600点は英語73点。800点以上で100点満点

情報工学府の現行の入試案内が案内する英語科目得点換算表では、次のように換算します。 英語の配点は100点で、筆記300点・面接100点と合わせて500点です。換算点が高くても、総合の合格を保証する数字ではありません。

TOEIC L&R英語の換算点/100点
500点60点
600点73点
650点80点
700点86点
750点93点
800点以上100点

例えば600点から700点へ上がると英語は13点増え、700点から800点へ上がると14点増えます。 800点を超えても英語の換算点は100点です。専門科目の過去問で不足する範囲と、英語を上げたときの換算点を比べて学習時間を決められます。 この点数を、合格最低点や出願の足切り点とは呼びません。

TOEFL iBTは旧0〜120点のスコアで換算し、88点以上が100点です。TOEICと同じ数式ではなく、公式表の対応する行を使います。冊子15ページにも旧スコアで換算する指定があります。 1〜6の新尺度から独自に換算せず、証明書にある旧尺度の点数を確認してください。

有効期限は出願受付初日から2年。TOEFLは印刷と大学への送付が必要

冊子14ページでは、TOEIC L&Rの公式認定証か、TOEFL iBTのTest Taker Score Reportを指定しています。出願受付初日から遡って2年以内に受験したスコアが対象で、証明書の発行日から数える条件ではありません。 第2次では書類受付初日の2027年1月12日が基準です。Web登録開始の1月4日や締切の1月15日を基準にしないでください。

  • TOEICの紙の認定証:原本とコピー1通を提出。原本は後日返却されます。
  • TOEICのデジタル認定証:保有している場合は印刷して提出。内容が鮮明で、QRコードを読み取れる印刷にします。
  • TOEFL iBT:ダウンロードしたTest Taker Score ReportのPDFを印刷して提出し、ETSへOfficial Score Reportの大学へのデータ送付も依頼。DIコードは8000です。

TOEFLのデータは、出願期間内に大学が確認できないと語学0点になります。送付を申し込むだけで期限を満たすわけではありません。 TOEIC IP、カレッジTOEIC、TOEFL ITPは使えず、出願書類提出後のスコア差し替えも認められません。 未提出は語学0点として扱いますが、筆記免除の希望者は語学成績書が必須です。 Home EditionやMyBestについて、この要項の確認箇所から可否は断定できません。該当するスコアは入試担当へ照会してください。

GPA2.7は筆記免除の申請条件の一つ。外部出身者も審査を受けられる

第1次一般選抜には筆記免除制度があり、免除されると筆記の得点は300点になります。冊子15ページは、次のいずれかを満たす人を対象とし、免除申請書や成績証明書等を総合して決定するとしています。

  • 全在学期間のGPAが4点満点換算で2.7以上。
  • GPA制度のない大学では、80点以上相当の科目が総修得単位の2分の1以上。
  • 情報工学府に関する十分な基礎能力があるとして、出身大学等から推薦されている。

所定の筆記試験免除推薦書を厳封して提出し、語学成績書も必ず添えます。 九工大情報工学部の卒業・卒業見込み者以外は、GPAの算出根拠となる資料も必要です。 GPA2.7に届けば自動的に免除・合格となる制度ではありません。飛び入学には別の成績条件があります。

2027年入学の第1次募集は既に終了しています。第2次には筆記免除制度がありません。次年度に申請したい場合は、次年度要項でも条件が同じか確認してから、出身大学へ推薦書・成績証明書を依頼してください。

第1次は数学・情報基礎・専門科目が各60分・100点

情報創成工学専攻の第1次一般選抜は、共通科目の数学と情報基礎、選択した1区分の専門科目を受けます。 専門5区分は別々の募集専攻ではありません。以下は冊子16〜17ページの2027年入学の構成です。

科目・区分解答する問題時間・配点
共通数学線形代数1問、解析1問の計2問。60分
100点
共通情報基礎プログラミング、計算機システム、確率・統計から1問。60分
100点
知能情報工学離散数学系科目群とプログラミング系科目群。専門5区分から1区分。
60分
100点
情報・通信工学システムソフトウェア、計算機ハードウェア、情報通信ネットワークから2問。
知的システム工学ロボット工学系、古典制御、現代制御、機械力学、流体力学、材料力学から2問。
物理情報工学力学、電磁気学、電気回路、情報科学I、現代物理学から2問。
生命化学情報工学生命科学、化学、情報科学IIから2問。

第1次の面接は専門適性や成績証明書等に関する内容が中心です。筆記だけでなく、履修科目や研究経験を説明する準備も必要です。公式過去問ページには2024年度実施分から問題・解答例・出題意図があります。 院試Hubの「2026年度」は2025年度実施分、「2025年度」は2024年度実施分に対応します。実施年と入学年度を区別して使ってください。

第2次は1月出願・2月試験の予定。実施有無は10月下旬発表

要項は、第1次の状況によって第2次を実施しない場合があり、実施有無を2026年10月下旬に公表するとしています。10月16日時点では開催確定として案内していません。次の日程を準備の目安にし、情報工学府の公式入試案内で実施通知を確認してください。

手続き2027年4月入学・第2次の予定
Web出願登録・検定料支払い2027年1月4日9時〜1月15日16時。
書類受付1月12日9時〜1月15日16時。Web登録だけでは出願完了にならない。
受験票取得1月25日9時〜2月15日17時。Webから取得しA4で印刷。
試験2月15日9時から。志願者との相談で日時変更の場合あり。予備日は2月19日。
合格発表2月24日10時。大学のWebで受験番号を掲載し、合格者へ通知。

第2次の筆記は、第1次の科目に関連する問題が基本ですが、希望教員の専門分野に関する問題や口頭試問へ替える場合があります。 面接は卒業研究またはそれに代わる内容が中心です。筆記300点・面接100点・英語100点という配点は同じでも、第1次と同じ60分3科目を受けるとは限りません。

Web登録の後に、印刷物と証明書を提出する

教員との相談と書類準備を済ませ、Web登録、検定料30,000円と手数料の支払い、志願内容確認票等の印刷を行います。 印刷物に卒業・卒業見込み証明書、厳封した成績証明書、志望理由書、英語成績書などを添えて提出します。冊子12〜14ページに資格・経歴別の書類が示されています。他大学院に在学中の人には受験許可書も必要です。

国内郵送は宛名ラベルを貼った角2封筒を簡易書留で送ります。持参は飯塚キャンパスの教務学生支援課大学院係へ、平日の9〜16時に提出します。冊子7ページは、提出方法を問わず出願期間を超過すると受理できないとしています。締切日の発送でよいとは考えず、受付期間中に提出してください。

個別の資格審査が必要な人は、通常出願より先に手続きがあります。 第2次の資格審査書類の期限は2026年12月15日で、その1か月程度前までの問い合わせが必要です。 対象資格は冊子41ページで確認します。国内大学の卒業・卒業見込みで資格⑴に該当する人と混同しないでください。

2028年4月入学から、情報基礎はプログラミングと計算機システムの2問へ

2026年3月13日付の変更予告は、2028年4月入学・2027年10月入学を対象に、一般選抜と外国人留学生特別選抜の情報基礎を変更するとしています。 現行の3分野から1問選ぶ方式から、プログラミング1問と計算機システム1問の計2問へ変わり、確率・統計は選択肢から外れます。 共通数学の線形代数1問・解析1問には変更がありません。

この予告には変更後の時間・配点の記載がありません。2027年4月入学の「60分・100点」を次年度へ自動的に当てはめないでください。 2028年入学を目指す人は、過去問のプログラミングと計算機システムの両方を準備し、次年度要項で時間と配点を確認します。情報基礎ガイドの年度別の使い方で、旧形式の過去問をどの分野に使うか説明しています。

公式資料確認日:2026年10月16日。2027年一般選抜要項、英語換算表、2025・2026年入試実績、2028年入学対象の変更予告を参照しています。

過去問は何年分あるか(公式の公開年度と院試hubの収録年度)

3件

九州工業大学の院試過去問は、工学府・情報工学府・生命体工学研究科ごとに公開されています。工学府と情報工学府は2024〜2025年度実施分に問題・解答例・出題意図があり、生命体工学研究科は2022〜2025年度実施分の問題を掲載しています。年度や科目によって解答の公開範囲が異なります。

公式の配布先公式が公開している年度院試hubの収録年度確認日
情報工学府(博士前期課程)2024〜2025年度(令和6〜7年度)実施分・第1次募集2025〜2026年度(2年度分)・14回専門科目(情報・通信工学) 解答PDF共通科目(情報基礎) 解答PDF専門科目(知能情報工学) 解答PDF専門科目(知的システム工学) 解答PDF専門科目(生命化学情報工学) 解答PDF共通科目(数学) 解答PDF専門科目(物理情報工学) 解答PDF2026-10-16
工学府(博士前期課程)2024〜2025年度実施分・第1回/第2回収録なし2026-10-16
生命体工学研究科(博士前期課程)2022〜2025年度実施分・第2回収録なし2026-10-16

公式の解答例が公開されている配布先

3件

確認した3件のうち、公式解答の掲載は「あり」2件・「一部あり」1件・「なし」0件・窓口閲覧0件です。

解答PDF(研究科・専攻 × 科目 × 収録年度)

7件

7件の解答PDFに、のべ14回の試験・48大問を収録しています。

研究科・専攻科目収録年度大問数価格解答PDF
情報工学府共通科目(情報基礎)2025〜2026年度(2年度分)・2回6¥1,680解答PDF
情報工学府共通科目(数学)2025〜2026年度(2年度分)・2回4¥1,680解答PDF
情報工学府専門科目(情報・通信工学)2025〜2026年度(2年度分)・2回6¥1,680解答PDF
情報工学府専門科目(生命化学情報工学)2025〜2026年度(2年度分)・2回6¥1,680解答PDF
情報工学府専門科目(知的システム工学)2025〜2026年度(2年度分)・2回12¥1,680解答PDF
情報工学府専門科目(知能情報工学)2025〜2026年度(2年度分)・2回4¥1,680解答PDF
情報工学府専門科目(物理情報工学)2025〜2026年度(2年度分)・2回10¥1,680解答PDF

関連 リソース

外部受験のよくある質問

九工大大学院の倍率はどのくらいですか。

2026年4月入学の公式実績は、博士前期の情報工学府で志願者313人・合格者273人、志願者÷合格者は約1.15倍です。工学府は396人・312人で約1.27倍。受験者数、外部・内部、選抜区分別の人数はこの資料にないため、実質倍率や外部受験者の合格率とは呼べません。

九工大の院試はTOEIC何点で満点ですか。

情報工学府博士前期の公式換算表では、TOEIC L&R800点以上が英語100点です。600点は73点、650点は80点、700点は86点、750点は93点。これは英語の換算点で、出願最低点や合格最低点ではありません。工学府や生命体工学研究科へ同じ基準を流用しないでください。

英語スコアを提出しなくても受験できますか。

情報工学府の2027年一般選抜要項では、未提出は語学0点と扱います。ただし筆記試験免除を希望する場合は提出必須です。TOEIC IP・カレッジTOEIC・TOEFL ITPは認められず、スコアは出願受付初日から遡って2年以内の受験に限ります。

外部受験でも筆記試験免除を申請できますか。

情報工学府の2027年第1次一般選抜は外部出身者も申請対象です。GPA4点満点換算2.7以上などの条件があり、所定の推薦書、成績証明書、語学成績書などで審査します。条件を満たすだけで免除や合格が確定するわけではありません。第2次には筆記免除制度がありません。

冬の第2次募集は夏と同じ試験ですか。

情報工学府の2027年第2次一般選抜は、専門学力の問題や口頭試問へ替えて実施する場合があります。面接は卒業研究などが中心です。試験日は2027年2月15日ですが、実施有無は第1次の状況で決まり、2026年10月下旬公表予定です。10月16日時点では開催確定として案内していません。

2028年度から情報基礎はどう変わりますか。

2028年4月・2027年10月入学対象の変更予告では、情報基礎はプログラミングと計算機システムを各1問、計2問解く方式になります。現行のプログラミング・計算機システム・確率統計から1問選ぶ方式とは異なります。共通数学の線形代数1問・解析1問は変更しないとされています。