神戸大学大学院の倍率と外部受験|数学・経済の実績と試験条件
2026年度の受験者数÷合格者数は、理学研究科数学専攻が1.27倍、経済学研究科の一般選抜Ⅰ期が1.73倍、Ⅱ期が2.11倍です。数学は6年分、経済学は3年分の公式実績を示します。外部だけの合格率はこの資料から分かりません。出願・英語の条件は、理学研究科の2027年4月入学・一般選抜を対象に説明します。
数学は2026年度1.27倍。受験者33人のうち26人が合格
数学専攻の「大学院試験経過」をもとに、受験者数÷合格者数を実質倍率として計算しています。年は入学年度です。志願者数には欠席した人も含まれるため、分母・分子を変えると数字が変わります。
| 入学年度 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | 37人 | 33人 | 26人 | 23人 | 1.27倍 |
| 2025年度 | 34人 | 32人 | 26人 | 25人 | 1.23倍 |
| 2024年度 | 39人 | 37人 | 30人 | 25人 | 1.23倍 |
| 2023年度 | 33人 | 29人 | 27人 | 22人 | 1.07倍 |
| 2022年度 | 24人 | 22人 | 21人 | 18人 | 1.05倍 |
| 2021年度 | 30人 | 26人 | 24人 | 19人 | 1.08倍 |
2026年度なら、志願者÷合格者は37÷26で約1.42倍、実質倍率は33÷26で約1.27倍です。入学者23人を合格者と取り違えると、辞退した3人まで不合格として数えてしまいます。
公表表には内部・外部別や選抜区分別の内訳がありません。この1.27倍を「外部一般選抜の倍率」や自分の合格確率としては使えません。受験先を決める際は、数学Ⅰの必答範囲と数学Ⅱの選択問題を解き、現時点で書ける答案も確認してください。
経済学は2026年度Ⅰ期1.73倍、Ⅱ期2.11倍
経済学研究科の2024〜2026年度入試結果から、博士課程前期課程・一般選抜のⅠ期とⅡ期を抜き出しました。推薦・社会人・KIMAPなどの実績を加えていません。倍率の計算は数学と同じく受験者数÷合格者数です。
| 入学年度 | 区分 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年度 | Ⅰ期 | 182人 | 170人 | 98人 | 32人 | 1.73倍 |
| 2026年度 | Ⅱ期 | 82人 | 57人 | 27人 | 13人 | 2.11倍 |
| 2025年度 | Ⅰ期 | 184人 | 165人 | 123人 | 52人 | 1.34倍 |
| 2025年度 | Ⅱ期 | 76人 | 59人 | 21人 | 9人 | 2.81倍 |
| 2024年度 | Ⅰ期 | 66人 | 57人 | 48人 | 32人 | 1.19倍 |
| 2024年度 | Ⅱ期 | 72人 | 60人 | 51人 | 33人 | 1.18倍 |
2026年度Ⅱ期は志願者82人に対して受験者57人です。志願者÷合格者なら約3.04倍ですが、実質倍率は約2.11倍となります。また、Ⅰ期の合格者98人と入学者32人は異なる数です。入学者数から合格の難しさを計算しないでください。
2025年度はⅡ期が2.81倍でしたが、2024年度はⅠ期1.19倍・Ⅱ期1.18倍です。「冬なら常に難しい」「毎年難化している」とはこの3年だけで言えません。内部・外部別の合格率も示されていません。受験する区分の要項と、経済理論・統計学の収録年度を照合して準備してください。
他大学から出願できる。理学研究科はWeb登録後に書類を提出する
2027年4月入学・理学研究科一般選抜要項の出願資格は、日本の大学の卒業者・2027年3月31日までの卒業見込み者を含みます。他大学出身でもこの資格で出願できます。飛び入学や個別の資格認定で出願する場合は、事前審査の対象と期限を別途確認します。
- 専攻と入試区分を決める。一般選抜と外国人留学生特別選抜は要項内で章が分かれています。自分の資格に対応する書類を確認します。
- 研究内容と教員を調べる。数学・物理は出願時の志望指導教員名の入力が不要です。これを他専攻へ流用せず、化学・生物・惑星学は要項にある事前連絡の指定を確認します。数学・物理でも、希望分野の研究指導が受けられるかは教員情報から調べておきます。
- 証明書と専攻別書類を用意する。成績証明書、卒業・卒業見込み証明書等を準備します。物理は入学しようとする理由をA4用紙1枚に書きます。要項では字数・書式の指定はありません。
- Web登録・検定料支払いを済ませ、印刷物と書類を提出する。Web登録だけでは出願は完了しません。出願資格や経歴によって必要書類が異なるため、一般選抜の提出書類表で確認します。
これは理学研究科の2027年度夏の一般選抜の手順です。経済学研究科の出願には経済学研究科の募集要項を使い、追加募集もその回の要項に従います。
数学は30分の英語筆記。物理はTOEICのReadingを重く評価する
理学研究科2027年度要項の別表では、数学と物理の英語の扱いが異なります。
| 専攻 | 英語の方式と準備 |
|---|---|
| 数学 | 30分の英語筆記。辞書持ち込み不可。英語過去問はWeb公開されず、理学研究科教務学生係で8時30分〜17時に閲覧する案内。 |
| 物理 | TOEIC L&R公開テスト。Listening:Readingを1:3の重みで評価。TOEIC IP・TOEFLのスコアは使えない。 |
物理の2027年度要項では、筆記試験日から過去2年以内に受験したTOEICスコアが有効です。国内受験者は所定の受験情報確認票に加え、TOEIC申込サイトから申請コード00010402を使って大学へ送信します。国内受験の紙の公式認定証による提出は受け付けません。海外受験者は公式認定証の原本を提出します。複数回のスコア提出も認められません。
この2027年度夏の選抜ではスコア提出期限が2026年8月3日でした。2028年度入試(2027年10月入学を含む)からは出願期間最終日へ前倒しする予告が出ています。対象は物理・化学・生物・惑星学で、期限までにスコアを提出できない場合は出願不受理となります。次の受験計画には変更予告を反映してください。
2027年度の夏入試は終了。理学研究科の冬期実施は11月中旬発表予定
以下は2027年4月入学の理学研究科一般選抜の日程です。2026年夏に実施済みの回であり、これから出願できる日程ではありません。
| 手続き・試験 | 数学・物理の日程 |
|---|---|
| Web登録 | 2026年6月13日0時〜7月2日16時59分。 |
| 書類提出 | 6月29日〜7月2日17時。 |
| 数学 | 8月19日:数学Ⅰ9時30分〜12時、数学Ⅱ13時〜14時30分、英語15時〜15時30分。8月20日9時30分から面接。 |
| 物理 | 8月18日:物理Ⅰ9時30分〜11時30分、物理Ⅱ13時〜15時。8月19日9時30分から面接。 |
| 合格発表 | 9月9日10時。 |
数学の面接は第一次選考の受験者全員が対象です。物理は第一次選考の合格者が対象となります。数学の過去問の選択条件と練習方法も確認してください。
理学研究科の公式案内では、2026年10月16日時点で秋期追加募集なし。冬期は実施有無を11月中旬に発表する予定です。実施する場合の目安は要項公開が12月中旬、試験が2月上旬〜中旬であり、開催や対象専攻はまだ確定として案内できません。
経済学研究科の募集要項配布ページには2027年度Ⅰ期と、配布期間が終了した2026年度Ⅱ期が載っています。古いⅡ期の資料を2027年度の冬入試と取り違えないでください。
過去問は何年分あるか(公式の公開年度と院試hubの収録年度)
6件
神戸大学は理学研究科の専攻ごとに独立した過去問ページを持ち、物理学専攻・数学専攻・化学専攻・惑星学専攻などがそれぞれ年度別問題を配布しています。数学専攻の英語は2027年度一般選抜でも筆記試験で、英語過去問は教務学生係での閲覧のみです。物理学専攻はTOEIC L&R公開テストのスコアを使います。学部の第3年次編入学試験は経済学部が別ページで公開しています。
| 公式の配布先 | 公式が公開している年度 | 院試hubの収録年度 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 工学研究科 機械工学専攻(博士前期課程) | 2024〜2026年度・各6科目 | 収録なし | 2026-10-16 |
| 工学研究科 市民工学専攻(博士前期課程) | 2023〜2025年度実施分 | 収録なし | 2026-10-16 |
| 農学研究科 博士課程前期課程 | 2024〜2026年度 | 収録なし | 2026-10-16 |
| 経済学研究科 博士課程前期課程(一般選抜) | 2024〜2026年度のⅠ期・Ⅱ期(直近3年) | 2024〜2026年度(3年度分)・12回経済理論 解答PDF統計学 解答PDF | 2026-09-04 |
| 理学研究科 物理学専攻(修士) | 2013〜2025年の物理I・物理II(実施年で表記) | 2020〜2025年度(6年度分)・6回物理 解答PDF | 2026-10-16 |
| 理学研究科 数学専攻 | 2015〜2026年度(数学IIは2020年度に出題傾向変更) | 2021〜2026年度(6年度分)・6回数学 解答PDF | 2026-10-16 |
公式の解答例が公開されている配布先
0件
確認した6件のうち、公式解答の掲載は「あり」0件・「一部あり」0件・「なし」6件・窓口閲覧0件です。
解答PDF(研究科・専攻 × 科目 × 収録年度)
4件
関連 リソース
外部受験のよくある質問
神戸大学大学院の倍率は何倍ですか。
2026年度の実質倍率(受験者数÷合格者数)は、数学専攻が33人÷26人で約1.27倍、経済学研究科一般選抜Ⅰ期が170人÷98人で約1.73倍、Ⅱ期が57人÷27人で約2.11倍です。研究科・専攻と選抜区分を指定せずに大学全体の倍率とは呼べません。
神戸大学大学院は外部からでも出願できますか。
理学研究科の2027年4月入学一般選抜は、他大学の卒業者・2027年3月31日までの卒業見込み者も対象です。日本の大学の卒業・卒業見込みという出願資格なら、外部出身であることだけを理由とした資格審査はありません。飛び入学や個別資格審査は別の条件を確認します。
数学専攻の英語はTOEFLやTOEICの提出ですか。
2027年度一般選抜の数学専攻は英語の筆記試験30分で、辞書は持ち込めません。物理・化学・生物・惑星学のTOEIC提出条件を数学へ当てはめないでください。英語の過去問はWeb公開されず、理学研究科教務学生係での閲覧が案内されています。
物理学専攻の英語はTOEIC何点を目標にすべきですか。
2027年度一般選抜はTOEIC L&R公開テストを使い、ListeningとReadingを1対3で評価します。ここで確認した要項には合格保証点や出願最低点は示されていません。総点だけでなくReadingの点数、証明書の形式と提出期限を確認してください。
2027年入学の冬の追加募集はありますか。
理学研究科は2026年10月16日時点で、秋期追加募集なし、冬期追加募集の実施有無は11月中旬発表予定です。実施する場合の要項は12月中旬、試験は2月上旬〜中旬予定。経済学研究科の配布ページには2026年度Ⅱ期が残っていますが、2027年度Ⅱ期の開催確定や現行要項としては扱えません。