院試hub

第1問 — 偏微分方程式:波動方程式の変数変換とダランベールの公式

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第2問 — 複素解析:鍵穴型の積分路と広義積分 ∫_0^∞ x^a-1(1+x)^-ndx

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第3問 — 実解析:指数型関数の積分の評価と優収束定理

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第4問 — 線形代数:部分空間の共通部分と固有値の最小最大原理

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第5問 — 解析学:ラプラス型の積分、積分順序の交換とディリクレ積分

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第6問 — 位相・距離空間:絶対収束数列の空間と、連続でない関数の閉じた準位集合

設問1 dd は SS 上の距離

距離の定義は、(i)d≥0d\ge0 かつ d(x,y)=0  ⟺  x=yd(x,y)=0\iff x=y、(ii)d(x,y)=d(y,x)d(x,y)=d(y,x)、(iii)d(x,z)≤d(x,y)+d(y,z)d(x,z)\le d(x,y)+d(y,z) の3つで、先に dd が S×SS\times S から R\mathbb R への写像として意味をもつこと(値が有限)が前提になる。無限級数の和は発散することがあるので、級数が収束することの確認が、最初の一歩になる。SS が絶対収束する数列の集合であることは、この収束を保証するために使われている。

dd の重み 1n\frac1n は、通常の距離 ∥x−y∥1=∑∣xn−yn∣\|\boldsymbol x-\boldsymbol y\|_1=\sum|x_n-y_n| より弱い距離を作る。d(x,y)≤∥x−y∥1d(\boldsymbol x,\boldsymbol y)\le\|\boldsymbol x-\boldsymbol y\|_1 なので、∥⋅∥1\|\cdot\|_1 で近い数列は dd でも近いが、逆は成り立たない。たとえば xn=2−n\boldsymbol x_n=2^{-n} と y=0\boldsymbol y=\mathbf 0 では、d(x,0)=∑n≥12−nn=log⁡2=0.6931d(\boldsymbol x,\mathbf 0)=\sum_{n\ge1}\frac{2^{-n}}n=\log2=0.6931 で、∥x∥1=1\|\boldsymbol x\|_1=1 より小さい。設問3と4は、この2つの距離の違いに関わる。

答案で起こりやすい誤りは、(i)の「d=0⇒x=yd=0\Rightarrow\boldsymbol x=\boldsymbol y」で、各項が非負であることに触れずに「和が 00 だから」とだけ書くことである。非負でない項が混じると、和が 00 でも各項が 00 とは限らない。また、三角不等式で級数の収束を断らずに項ごとの不等式を足すと、∞≤∞\infty\le\infty のような意味のない式になる。有限の台をもつ数列から無作為に選んだ3つ組を5000通り、有理数の厳密計算で調べたが、距離の公理を破るものはなかった。

設問2 ff は連続

距離空間 (S,d)(S,d) 上の関数 ff が点 x0\boldsymbol x_0 で連続であるとは、任意の ε>0\varepsilon>0 に対し、ある δ>0\delta>0 が存在して、d(x,x0)<δd(\boldsymbol x,\boldsymbol x_0)<\delta ならば ∣f(x)−f(x0)∣<ε|f(\boldsymbol x)-f(\boldsymbol x_0)|<\varepsilon となることをいう。ここでは δ\delta が x0\boldsymbol x_0 にも依存せず ε\varepsilon に取れるので、一様連続でもある。

証明の核は、dd の1項だけを残す不等式である。同じ手順を第 nn 項に使うと、一般に ∣xn−yn∣≤n d(x,y)|x_n-y_n|\le n\,d(\boldsymbol x,\boldsymbol y)(nn 番目の座標を取り出す関数は、リプシッツ定数 nn で連続)が得られる。この不等式は設問4で使う。有限台の数列の無作為な組5000通りで ∣x1−y1∣≤d(x,y)|x_1-y_1|\le d(\boldsymbol x,\boldsymbol y) と ∣xn−yn∣≤n d(x,y)|x_n-y_n|\le n\,d(\boldsymbol x,\boldsymbol y) (1≤n≤12)(1\le n\le12) を確かめ、反例はなかった。

ここで使うのは距離 dd であることに注意する。∣f(x)−f(y)∣≤∥x−y∥1|f(\boldsymbol x)-f(\boldsymbol y)|\le\|\boldsymbol x-\boldsymbol y\|_1 も成り立つが、これは ∥⋅∥1\|\cdot\|_1 に関する連続性を示すだけで、dd に関する連続性は示さない。d≤∥⋅∥1d\le\|\cdot\|_1 なので、dd に関して連続であるほうが強い主張になる。

設問3 gg は連続でない

距離空間では、連続性は点列で言い換えられる。ff が x0\boldsymbol x_0 で連続であることは、x0\boldsymbol x_0 に収束する全ての点列 xk\boldsymbol x_k で f(xk)→f(x0)f(\boldsymbol x_k)\to f(\boldsymbol x_0) が成り立つことと同値である。したがって、不連続性の証明では、x0\boldsymbol x_0 に収束するのに像が収束しない点列を1つ挙げれば足りる。

原因は、重み 1n\frac1n が遠くの座標を割り引くことである。ek\boldsymbol e_k は「質量 11 を第 kk 項に置いた数列」で、kk が大きいほど質量が遠くへ逃げる。dd は第 kk 項の違いを 1k\frac1k に縮めて測るので、質量が逃げると dd では 0\mathbf 0 に近づく。gg は質量の総量を測るので、逃げても 11 のままである。通常のノルム ∥⋅∥1\|\cdot\|_1 では ∥ek−0∥1=1\|\boldsymbol e_k-\mathbf 0\|_1=1 で、ek\boldsymbol e_k は 0\mathbf 0 に近づかず、g(x)=∥x∥1g(\boldsymbol x)=\|\boldsymbol x\|_1 は連続である(∣g(x)−g(y)∣≤∥x−y∥1|g(\boldsymbol x)-g(\boldsymbol y)|\le\|\boldsymbol x-\boldsymbol y\|_1)。dd を使うことで連続性が失われる。

別の例でも同じことが起こる。x=(12,0,0,… )\boldsymbol x=(\frac12,0,0,\dots) に 5ek5\boldsymbol e_k を加えた点列は、k=10, 50, 500k=10,\ 50,\ 500 で d=0.5, 0.1, 0.01d=0.5,\ 0.1,\ 0.01 と近づくが、g=5.5g=5.5 のままで、g(x)=0.5g(\boldsymbol x)=0.5 には近づかない。

誤りとして、「g=∑∣xn∣g=\sum|x_n| は連続関数 ∣xn∣|x_n|(設問2と同様に連続)の和だから連続」と書くものがある。連続関数の無限和は、収束が一様でない限り連続になるとは限らない。ここでは、残りの項 ∑n>N∣xn∣\sum_{n>N}|x_n| が x\boldsymbol x に関して一様に小さくならない。その反例が、まさに ek\boldsymbol e_k(N<kN<k なら残りの和が 11)である。

設問4 T={g≤1}T=\{g\le1\} は閉集合

「T=g−1([0,1])T=g^{-1}([0,1]) で gg は連続だから閉集合」という標準の論法は、設問3で見たとおり gg が連続でないために使えない。連続関数による閉集合の逆像は閉集合になるが、連続でない関数では一般に成り立たない。答案ではこの論法を取れないことを自覚し、gg を連続な hNh_N の上限として扱って、準位集合を hNh_N の準位集合の共通部分に分解するのが、上の解答の方針である。

点列を使う書き方もある。TT の点列 x(k)\boldsymbol x^{(k)} が dd に関して x∈S\boldsymbol x\in S に収束するとする。設問2の不等式から各座標が収束し、xn(k)→xnx^{(k)}_n\to x_n なので hN(x)=lim⁡khN(x(k))≤1h_N(\boldsymbol x)=\lim_kh_N(\boldsymbol x^{(k)})\le1(各 kk で hN(x(k))≤g(x(k))≤1h_N(\boldsymbol x^{(k)})\le g(\boldsymbol x^{(k)})\le1)となる。NN は任意なので g(x)=sup⁡NhN(x)≤1g(\boldsymbol x)=\sup_Nh_N(\boldsymbol x)\le1 で、x∈T\boldsymbol x\in T である。

gg は連続関数 hNh_N の上限で、このような関数は下半連続といい、準位集合 {g≤c}\{g\le c\} が閉集合になる。一方、{g<1}\{g<1\} は開集合でない。x=(12,0,0,… )\boldsymbol x=(\frac12,0,0,\dots) は g(x)=12<1g(\boldsymbol x)=\frac12<1 だが、半径 0.10.1 の球には x+5ek\boldsymbol x+5\boldsymbol e_k(k≥51k\ge51、d=5/k<0.1d=5/k<0.1)が入り、その gg は 5.5>15.5>1 である。k=51,…,99k=51,\dots,99 の 4949 個の点で確かめた。{g<1}\{g<1\} が開集合にならないのは、距離 dd のもとで gg が連続でないことの、もう1つの現れである。

極限を扱うときは、不等号の向きを確かめる。g(x)=lim⁡kg(x(k))g(\boldsymbol x)=\lim_kg(\boldsymbol x^{(k)}) とは書けず、g(x)≤lim inf⁡kg(x(k))g(\boldsymbol x)\le\liminf_kg(\boldsymbol x^{(k)})(下半連続性)が成り立つ。TT の点列では g(x(k))≤1g(\boldsymbol x^{(k)})\le1 なので、g(x)≤1g(\boldsymbol x)\le1 に至る。反対の不等号は一般には成り立たない。ek→0\boldsymbol e_k\to\mathbf 0 では g(0)=0<1=lim inf⁡g(ek)g(\mathbf 0)=0<1=\liminf g(\boldsymbol e_k) と、不等号が真に成り立つ。

解答

設問1 dd は SS 上の距離

x,y∈S\boldsymbol x,\boldsymbol y\in S とする。

d(x,y)d(\boldsymbol x,\boldsymbol y) が有限の実数であること

各 nn で ∣xn−yn∣n≤∣xn−yn∣≤∣xn∣+∣yn∣\dfrac{|x_n-y_n|}n\le|x_n-y_n|\le|x_n|+|y_n| で、∑∣xn∣<∞, ∑∣yn∣<∞\sum|x_n|<\infty,\ \sum|y_n|<\infty なので、比較判定法により級数 ∑∣xn−yn∣n\sum\frac{|x_n-y_n|}n は収束する。よって d(x,y)∈[0,∞)d(\boldsymbol x,\boldsymbol y)\in[0,\infty) である。

距離の公理

(i) 非負性と d(x,y)=0  ⟺  x=yd(\boldsymbol x,\boldsymbol y)=0\iff\boldsymbol x=\boldsymbol y。上で d≥0d\ge0 を示した。x=y\boldsymbol x=\boldsymbol y なら全ての項が 00 なので d=0d=0 である。逆に d(x,y)=0d(\boldsymbol x,\boldsymbol y)=0 とすると、各項が 00 以上で和が 00 だから全ての項が 00 で、xn=yn (n=1,2,… )x_n=y_n\ (n=1,2,\dots) となり x=y\boldsymbol x=\boldsymbol y である。

(ii) 対称性。∣xn−yn∣=∣yn−xn∣|x_n-y_n|=|y_n-x_n| より d(x,y)=d(y,x)d(\boldsymbol x,\boldsymbol y)=d(\boldsymbol y,\boldsymbol x)。

(iii) 三角不等式。z∈S\boldsymbol z\in S とする。各 nn で ∣xn−zn∣≤∣xn−yn∣+∣yn−zn∣|x_n-z_n|\le|x_n-y_n|+|y_n-z_n| で、両辺を n>0n>0 で割る。3つの級数 ∑∣xn−zn∣n, ∑∣xn−yn∣n, ∑∣yn−zn∣n\sum\frac{|x_n-z_n|}n,\ \sum\frac{|x_n-y_n|}n,\ \sum\frac{|y_n-z_n|}n はすべて収束するので、項を足し合わせて d(x,z)≤d(x,y)+d(y,z) d(\boldsymbol x,\boldsymbol z)\le d(\boldsymbol x,\boldsymbol y)+d(\boldsymbol y,\boldsymbol z) を得る。以上で dd は SS 上の距離である。

設問2 ff は連続

x,y∈S\boldsymbol x,\boldsymbol y\in S に対し、dd の定義の和の第1項だけを取り出し、残りの項が 00 以上であることを使うと ∣f(x)−f(y)∣=∣x1−y1∣=∣x1−y1∣1≤∑n=1∞∣xn−yn∣n=d(x,y). |f(\boldsymbol x)-f(\boldsymbol y)|=|x_1-y_1|=\frac{|x_1-y_1|}1\le\sum_{n=1}^\infty\frac{|x_n-y_n|}n=d(\boldsymbol x,\boldsymbol y). 任意の ε>0\varepsilon>0 に対し δ=ε\delta=\varepsilon とおけば、d(x,y)<δd(\boldsymbol x,\boldsymbol y)<\delta ならば ∣f(x)−f(y)∣<ε|f(\boldsymbol x)-f(\boldsymbol y)|<\varepsilon である。したがって ff は (S,d)(S,d) 上の連続関数(一様連続で、リプシッツ定数 11)である。

設問3 gg は連続でない

SS の点列 ek\boldsymbol e_k(第 kk 項が 11、他は 00)を考える。∑∣ek,n∣=1<∞\sum|e_{k,n}|=1<\infty なので ek∈S\boldsymbol e_k\in S である。零列 0\mathbf 0 も SS の元である。 d(ek,0)=∑n=1∞∣ek,n−0∣n=1k→0(k→∞) d(\boldsymbol e_k,\mathbf 0)=\sum_{n=1}^\infty\frac{|e_{k,n}-0|}n=\frac1k\to0\quad(k\to\infty) なので、SS の距離 dd について ek→0\boldsymbol e_k\to\mathbf 0 である。一方で g(ek)=1 (k=1,2,… )g(\boldsymbol e_k)=1\ (k=1,2,\dots)、g(0)=0g(\mathbf 0)=0 なので、g(ek)↛g(0)g(\boldsymbol e_k)\not\to g(\mathbf 0) である。

ε\varepsilon-δ\delta の形では次のようになる。gg が 0\mathbf 0 で連続なら、ε=12\varepsilon=\frac12 に対する δ>0\delta>0 があるが、k>1/δk>1/\delta を選ぶと d(ek,0)<δd(\boldsymbol e_k,\mathbf 0)<\delta なのに ∣g(ek)−g(0)∣=1≥ε|g(\boldsymbol e_k)-g(\mathbf 0)|=1\ge\varepsilon となって矛盾する。よって gg は 0\mathbf 0 で連続でなく、(S,d)(S,d) 上の連続関数ではない。

設問4 T={g≤1}T=\{g\le1\} は閉集合

N=1,2,…N=1,2,\dots に対し hN(x)=∑n=1N∣xn∣h_N(\boldsymbol x)=\sum_{n=1}^N|x_n| とおく。

hNh_N は (S,d)(S,d) 上で連続

設問2の考察から ∣xn−yn∣≤n d(x,y)|x_n-y_n|\le n\,d(\boldsymbol x,\boldsymbol y) なので ∣hN(x)−hN(y)∣≤∑n=1N∣xn−yn∣≤(∑n=1Nn)d(x,y)=N(N+1)2 d(x,y). |h_N(\boldsymbol x)-h_N(\boldsymbol y)|\le\sum_{n=1}^N|x_n-y_n|\le\Bigl(\sum_{n=1}^Nn\Bigr)d(\boldsymbol x,\boldsymbol y)=\frac{N(N+1)}2\,d(\boldsymbol x,\boldsymbol y). よって hNh_N はリプシッツ連続である。

TT は閉集合の共通部分

TN={x∈S∣hN(x)≤1}T_N=\{\boldsymbol x\in S\mid h_N(\boldsymbol x)\le1\} は、連続関数 hNh_N による閉集合 (−∞,1](-\infty,1] の逆像なので閉集合である。各項が 00 以上なので、g(x)=∑n=1∞∣xn∣=sup⁡NhN(x)g(\boldsymbol x)=\sum_{n=1}^\infty|x_n|=\sup_Nh_N(\boldsymbol x) で、 g(x)≤1  ⟺  全ての N で hN(x)≤1 g(\boldsymbol x)\le1\iff\text{全ての }N\text{ で }h_N(\boldsymbol x)\le1 が成り立つ。したがって T=⋂N=1∞TNT=\bigcap_{N=1}^\infty T_N で、閉集合の共通部分は閉集合だから、TT は (S,d)(S,d) の閉集合である。

最終答

設問1 dd は SS 上の距離

dd は有限の値をとり、非負性・d(x,y)=0⇔x=yd(\boldsymbol x,\boldsymbol y)=0\Leftrightarrow\boldsymbol x=\boldsymbol y・対称性・三角不等式をみたす。よって SS 上の距離である(証明終)

設問2 ff は連続

∣f(x)−f(y)∣≤d(x,y)|f(\boldsymbol x)-f(\boldsymbol y)|\le d(\boldsymbol x,\boldsymbol y) より、ff は (S,d)(S,d) 上で連続である(証明終)

設問3 gg は連続でない

ek→0\boldsymbol e_k\to\mathbf 0(dd に関して)だが g(ek)=1↛0=g(0)g(\boldsymbol e_k)=1\not\to0=g(\mathbf 0) なので、gg は 0\mathbf 0 で連続でない(証明終)

設問4 T={g≤1}T=\{g\le1\} は閉集合

T=⋂N≥1{x∈S∣∑n=1N∣xn∣≤1}T=\bigcap_{N\ge1}\{\boldsymbol x\in S\mid\sum_{n=1}^N|x_n|\le1\} は閉集合の共通部分なので、(S,d)(S,d) の閉集合である(証明終)

第7問 — 数理統計:正規母集団の平均の検定と検出力

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第8問 — 数理統計:2次元正規分布、標本相関係数と信頼区間

数理統計:2次元正規分布、標本相関係数と信頼区間の途中式・最終答をPDFで見る

第9問 — 数理統計:指数分布の最尤推定量と、丸めた観測による推定量の一致性

数理統計:指数分布の最尤推定量と、丸めた観測による推定量の一致性の途中式・最終答をPDFで見る

第10問 — 数理統計:中央値が絶対偏差の期待値を最小にする

数理統計:中央値が絶対偏差の期待値を最小にするの途中式・最終答をPDFで見る

数理科学IIの解答・解説PDF

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年度別の解答例(5年度)

  • 2026年度(解説10項目)

    位相:連続関数の空間の部分集合は開か閉か / 解析:関数の下限と、下限に収束する数列 / 線形代数:固有ベクトルによる分解と行列のべき

  • 2025年度(このページ・解説10項目)

    偏微分方程式:波動方程式の変数変換とダランベールの公式 / 複素解析:鍵穴型の積分路と広義積分 ∫_0^∞ x^a-1(1+x)^-ndx / 実解析:指数型関数の積分の評価と優収束定理

  • 2024年度(解説9項目)

    線形代数・数値解析:べき乗法(優越固有値の固有ベクトルへの収束) / 解析学:広義積分 ∫_0^∞\bigl(x^α-1-(x+1)^α-1\bigr)dx とガンマ関数 / 解析学:数列空間 \ell^2 の内積不等式と、弱収束とノルム収束から強収束

  • 2023年度(解説9項目)

    実解析:平行移動した可積分関数と、無限遠で消える関数の積の積分 / 位相・距離空間:離散距離の開集合と、コンパクト空間からの連続写像 / 複素解析:切れ目に沿う2本の半直線と留数定理による実積分の計算

  • 2022年度(解説10項目)

    微積分:広義積分 ∫_0^∞ x^-α(1+x)^-\betadx の収束条件と対数因子の働き / 微積分:下限を含むパラメータ付き広義積分の微分と、漸化式による ∫_1^∞(x^3+1)^-3dx / 解析学:優級数による級数の収束と、∑ g_n(π/2)/n! の値

2025年度の出題内容

解説10項目

この10問の分野は微分積分・解析2問・位相・幾何1問・線形代数1問・微分方程式1問です。

大問分野主題解説の小見出し最終答
第1問微分方程式波動方程式の変数変換とダランベールの公式—あり
第2問—複素解析:鍵穴型の積分路と広義積分 ∫_0^∞ x^a-1(1+x)^-ndx—あり
第3問微分積分・解析指数型関数の積分の評価と優収束定理—あり
第4問線形代数部分空間の共通部分と固有値の最小最大原理—あり
第5問微分積分・解析ラプラス型の積分、積分順序の交換とディリクレ積分—あり
第6問位相・幾何絶対収束数列の空間と、連続でない関数の閉じた準位集合—あり
第7問—数理統計:正規母集団の平均の検定と検出力—あり
第8問2次元正規分布、標本相関係数と信頼区間—あり
第9問—数理統計:指数分布の最尤推定量と、丸めた観測による推定量の一致性—あり
第10問中央値が絶対偏差の期待値を最小にする—あり

前年度(2024年度)との違い

大問数
2024年度 9問 → 2025年度 10問
2024年度の解答例

大阪大学の公式過去問

公開年度範囲
領域別。電子光・物性物理・化学・化学工学・数理科学は2022〜2026年度など
公式の解答例
解答例の掲載なし
英語の扱い
受験する年度・専攻の募集要項で確認してください。
院試hubの最終確認
2026-10-26
大阪大学の公式過去問PDF