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静岡大学大学院の日程・英語|数学と情報学の科目・冬入試

静岡大学の院試は、同じ総合科学技術研究科でも理学専攻と情報学専攻で日程・英語要件が違います。数学は外部英語スコア不要ですが、英語で証明を書く問題があります。情報学は外部スコアを使い、冬の多様分野人材入試・リカレント教育入試にはそれぞれ出願条件があります。

2027年4月入学の一般入試は夏に実施済み

下表は理学専攻の第1次募集要項と情報学専攻の募集要項一式(ZIP)に記載された一般入試の日程です。2026年10月16日時点では、いずれも出願・試験が終了しています。次の出願先を探している場合は、後述の冬の特別選抜と資格条件を確認してください。

項目理学専攻・数学コース情報学専攻・一般入試
出願2026年7月17〜24日、16時必着。郵送は書留。2026年7月8〜14日、17時必着。郵送は書留速達。
筆記8月27日9時30分〜12時30分。7月25日13時〜15時。
口述・面接8月28日9時から。口述受験資格者は8月27日19時頃にWebで発表。7月26日13時から面接。
合格発表9月4日正午予定。7月31日正午予定。
会場静岡キャンパス・理学部。浜松キャンパス・情報学部。

同じ大学でも、出願締切の時刻と試験会場が異なります。理学の窓口受付は平日の9時〜12時30分・13時30分〜16時です。数学の一般入試募集人員は6人程度、全選抜を合わせた数学コースの募集人員は10人程度で、内部生・外部生の別枠を示す数字ではありません。

数学の2次募集は毎年の実施が確約されていない

理学専攻の2027年度第1次要項は、数学・化学・生物科学・地球科学の2次募集について、欠員がある場合に実施する扱いです。理学専攻全体の定員が充足している場合は実施しないこともあります。2026年10月16日確認の理学専攻の入試一覧には2027年度2次募集要項がなく、掲載済みの2026年度2次は終了した募集です。

11月出願の情報学は、多様分野人材・リカレント教育の特別選抜

情報学専攻の入試案内に掲載されている次の2方式は、領域情報学コースの募集です。一般入試CSの過去問を解けば同じ条件で受験できる、という制度ではありません。条件は募集要項の「多様分野人材入試」「リカレント教育入試」で区別されています。

項目多様分野人材入試・第2回リカレント教育入試
資格の要点大学卒業等の所定資格を満たす人。静岡大学情報学部で学士を取得した人・取得見込みの人は対象外。第1回の受験者は第2回へ出願不可。大学卒業等の所定資格を満たし、2027年3月31日までに3年以上の実務経験がある人。または、個別資格審査で同等以上と認められ、同日時点で25歳以上の人。
出願2026年11月20〜27日、17時必着。郵送は書留速達。どちらも希望研究指導教員の事前許諾が必要。
事前資格審査対象となる資格区分で出願する場合は11月5日必着で申請。結果は11月10日に発送予定。通常の出願締切より前に手続きする。
試験・発表試験は12月5日10時から、合格発表は12月11日正午予定。会場は浜松キャンパス・情報学部。
試験内容外部英語300点と面接300点。これまで学んだ情報学以外の分野や研究、入学後の研究計画等を15分程度で発表し、質疑応答。面接900点・口頭試問900点。これまでの研究や入学後に希望する研究等を10分程度で発表し、質疑応答。
英語・書類一般入試と同じ有効期間の外部英語スコアを1種類提出。各試験科目で原則50%以上を得た人を成績順に選抜。この区分の提出書類・配点表には外部英語スコアの指定なし。職務経歴報告書と研究計画書を提出。面接・口頭試問それぞれ原則50%以上が必要。

多様分野人材入試で明記されている除外対象は「静岡大学情報学部」です。他大学の情報系学部出身者も一律に出願不可という記載ではありません。一方、情報学以外の学習・研究経験をどう入学後の研究につなげるかが問われるため、希望教員と出願内容を相談します。リカレント教育入試の条件を、夏の社会人入試へそのまま当てはめることもできません。

数学は外部スコア不要。理学と情報学でTOEFL・IELTSの有効日付が違う

下表は2027年4月入学の一般入試を対象としています。理学の英語条件は募集要項の提出書類、情報学は一般入試の出願書類・選抜方法に基づきます。

対象TOEIC L&RTOEFL iBT・IELTS Academic英語の評価
理学・数学外部英語スコア提出不要。専門筆記に英語の問題を含む。
理学・物理学/化学/生物科学/地球科学IPを含む。2023年4月1日以降の受験成績。2023年8月1日以降の受験成績。外部英語50点。
情報学・一般入試IPを含む。2023年4月1日以降の受験成績。2024年8月1日以降。TOEFL iBTはHome Editionを含む。配点表では300点。

証明書をいつ、どの形式で提出するか

  • 理学の英語対象4コース:出願時にスコア証明書のA4コピーを提出し、口述試験日に原本を持参します。Web上の得点確認画面だけでは認められません。
  • 理学でTOEICのデジタル公式認定証を使う場合:原本証明用QRコードが付いたPDFを印刷して提出します。この場合、口述試験当日の原本持参は不要です。
  • 理学でTOEFLを使う場合:MyBestスコアは不可。口述当日に持参する原本は郵送版のTest Taker Score Reportという指定です。
  • 情報学:出願時に1種類の成績証明書のコピーを提出します。インターネットで発行された証明書は印刷して添付できます。複数の証明書を同封すると受理されない場合があるため、使う1枚を選びます。

情報学の要項は、CEFRを参考に100点満点へ換算する説明と、英語300点の配点表を併記しています。TOEICの何点を何点に換算するかという具体式は示していません。大学全体に共通する「TOEIC何点なら合格」という基準として案内できる数字ではありません。

数学は180分で4問必答。専門100点・口述200点

2027年度一般入試の数学コースは、微分積分・線形代数・位相等の4問を出題し、うち1問は基本的な数学を英語で理解して英語で解答する指定です。公開されている2026年度一般入試の表紙も、英語のEと数学1・2・3の全問解答を指示しています。

数学は専門筆記100点に対し、口述試験200点です。口述では数学の専門的な知識、論理的な思考力・表現力、研究への意欲や目的意識等を評価します。大学が公表しているのは評価内容で、実際に聞かれた質問や模範回答は公開されていません。

演習では180分で4問に答案を書き、解いた後に使った定理の仮定と証明の流れを口頭でも説明します。英語の問題も含めた練習方法は静岡大数学の過去問対策で説明しています。

情報学CSは120分で5分野から3つを選ぶ

情報学専攻には基盤情報学・領域情報学の2コースがあり、試験の出題分野は情報科学(CS)・行動情報学(BI)・情報社会デザイン(ID)のプログラムで分かれます。出願用の志望調書も、コースの志望順位とプログラムを別々に記入する形式です。

CSの選択分野要項に示された主な内容
数学・数理微分積分、線形代数、集合・確率、代数、グラフ、符号、オートマトン、形式論理等。
ソフトウェアアルゴリズム・データ構造、プログラミング、人工知能・機械学習、デジタル信号処理等。プログラミングの使用言語はC。
ハードウェア数値表現、論理回路、CPU、キャッシュ、アセンブリ言語等。
OS・ネットワークプロセス・スケジューリング、メモリ管理、TCP/IP、セキュリティ等。
ヒューマンサイエンス認知、知覚、心理学、ヒューマンインタフェース等。

一般入試の専門科目は600点、英語は300点、面接は300点です。原則として学力検査と面接のそれぞれで50%以上を得た人から成績順に選抜します。「TOEICで半分取ればよい」という意味ではありません。詳細な範囲と参考図書は募集要項「一般入試・飛び入学特別入試・外国人留学生入試の出題分野等」にあります。

BIは「情報処理」と「情報システムとデータ分析」、IDは「情報社会デザイン」が出題分野です。CSの5分野3選択をBI・IDにも当てはめないでください。

外部受験は出願前の教員相談と書類の取り寄せから始める

理学・情報学とも、他大学を卒業した人や2027年3月までに卒業見込みの人は、所定の一般入試資格の対象です。理学は希望指導教員へ事前相談、情報学は希望研究指導教員の事前許諾が必要です。研究分野、卒業研究やこれまで学んだ内容、受験予定の方式を整理して相談します。

募集要項をダウンロードするだけでは、出願書類一式は揃いません。理学は公式案内に従って出願書類を請求します。情報学は「入学検定料払込取扱票」と「あて名シール」がWeb公開されておらず、情報学部教務係への請求が必要です。卒業証明書・卒業見込証明書、成績証明書、英語成績などの取得と並行して準備します。

個別の入学資格審査が必要な人は、通常の出願より前に申請します。一般入試の2027年度日程では理学が2026年6月19日、情報学が5月21日必着でした。冬の特別選抜は前述の11月5日必着です。大学卒業見込みの通常の資格と、個別審査を必要とする資格を混同しないでください。

公式問題は無料公開。数学・CSの解説は収録回を確認する

理学専攻の公式過去問は、2024〜2026年度の一般入試・2次募集をコース別に公開しています。正解解答例と口述試験の設問は非公開です。情報学専攻の公式過去問は現在2020〜2026年度が掲載され、CS・BI・IDで分かれています。2021・2022年度はレポート問題という表記です。出題資料の一部が著作権のためWeb非公開の問題は、公式案内の閲覧方法を確認します。

院試Hubの数学の解答解説は、2023〜2025年度の一般・2次と2026年度2次の計7実施回を収録しています。公式に公開されている2026年度一般の解説は、この商品の収録対象に含まれていません。情報科学CSの解答解説は2019〜2026年度の8年度分で、BI・IDの解説は含みません。購入前に、必要な年度・募集回・プログラムと見本を照合してください。

過去問は何年分あるか(公式の公開年度と院試hubの収録年度)

3件

静岡大学の大学院過去問は専攻ごとに入手先が分かれています。工学は浜松・静岡の窓口と閲覧室で過去問を閲覧できます。理学は数学等5コースの一般・2次募集、情報学はCS・BI・IDのプログラム別問題を公開し、公式解答は非公開です。数学は外部英語スコア不要でも英語で解答する問題があり、情報学は外部英語スコアを使います。

公式の配布先公式が公開している年度院試hubの収録年度確認日
総合科学技術研究科 工学専攻2027年度募集要項に過去問の閲覧場所を掲載(閲覧可能年度は要確認)収録なし2026-10-17
総合科学技術研究科 情報学専攻(情報科学 CS)2020〜2026年度(2021・2022年度はレポート問題。2020年度CSは情報科学基礎・情報科学)2019〜2026年度(8年度分)・8回情報科学 解答PDF2026-10-17
総合科学技術研究科 理学専攻(数学コース)2024〜2026年度入試(各年度とも一般入試+一般入試2次募集の筆記試験(専門)を公開)2023〜2026年度(4年度分)・7回数学 解答PDF2026-10-17

静岡大学 公式の大学院入試案内

公式の解答例が公開されている配布先

0件

確認した3件のうち、公式解答の掲載は「あり」0件・「一部あり」0件・「なし」2件・窓口閲覧0件・未確認1件です。

解答PDF(研究科・専攻 × 科目 × 収録年度)

2件

2件の解答PDFに、のべ15回の試験・72大問を収録しています。

研究科・専攻科目収録年度大問数価格解答PDF
総合科学技術研究科 情報学専攻情報科学2019〜2026年度(8年度分)・8回44¥3,200解答PDF
総合科学技術研究科 理学専攻 数学コース数学2023〜2026年度(4年度分)・7回28¥3,200解答PDF

関連 リソース

外部受験のよくある質問

静岡大学大学院の数学にTOEICは必要ですか。

2027年4月入学・理学専攻一般入試の数学コースは、TOEIC等の外部英語スコア提出が不要です。ただし専門筆記4問のうち1問は、英語を理解し英語で解答する問題です。数学以外の理学4コースは外部英語50点を使います。

静岡大学大学院でTOEIC IPは使えますか。

2027年4月入学の理学専攻一般入試と情報学専攻一般入試は、TOEIC L&RのIPを含め、2023年4月1日以降の受験成績を認めています。数学コースは外部スコア不要です。証明書の提出形式や、TOEFL・IELTSの有効日付は専攻別に確認してください。

静岡大学大学院の冬入試はいつですか。

情報学専攻の2027年4月入学・多様分野人材入試第2回とリカレント教育入試は、2026年11月20〜27日17時必着で出願し、12月5日10時から試験です。多様分野には本学情報学部出身者の除外と第1回受験者の再出願不可、リカレントには実務経験等の条件があります。一般入試CSの冬募集と同一ではありません。

静岡大学の数学は冬も受験できますか。

2027年度理学専攻第1次募集要項では、数学の2次募集は欠員がある場合の実施です。2026年10月16日確認の公式一覧には2027年度2次の要項は掲載されていません。2026年度2次の過去問や終了した募集要項を、次回の確定日程として使わないでください。

静岡大学の情報学CSは全問解答ですか。

2027年4月入学の一般入試では、数学・数理、ソフトウェア、ハードウェア、OS・ネットワーク、ヒューマンサイエンスの5分野から3つを選び、120分で解答します。BI・IDは別の出題分野です。

外部生は静岡大学の教員に事前連絡が必要ですか。

2027年4月入学の理学専攻一般入試は、出願前に志望する指導教員との相談が必要です。情報学専攻の一般・多様分野人材・リカレント教育入試は、出願前に希望研究指導教員の許諾を得る指定です。出願書類を送る前に研究内容と受入れを相談してください。