広島大学大学院の入試日程|2027年先進理工系の出願・試験
広島大先進理工系科学研究科の2027年4月入学・一般選抜は、数学・物理などのB日程が12月7〜11日出願、1月28・29日試験です。DX科学のA日程と、応用化学・量子物質科学などのC日程は、これより早く出願します。プログラム別の日程と、出願前に済ませる手続きを説明します。
対象は先進理工系科学研究科・博士課程前期の2027年4月入学一般選抜です。 人間社会科学・統合生命科学・医系科学など、他研究科の日程は各研究科の募集要項で確認してください。 また、2026年度に実施する試験と、2027年度の入学を区別して掲載しています。
DX科学Aは10月、Cは10〜11月、Bは12月に出願する
公式の博士課程前期募集ページと2026年9月更新の日程一覧による日程です。A・B・Cは募集区分なので、Aから順に3回の試験を受ける制度ではありません。同じAでも、DX科学と他プログラムでは時期が異なります。
| 一般選抜 | 対象 | 出願書類受付 | 試験 | 合格発表 |
|---|---|---|---|---|
| DX科学A | DX科学 | 2026年10月19〜22日17時 | 11月4日 予備日11月5日 | 11月18日12時予定 |
| C | 応用化学、スマートイノベーションの応用化学分野、量子物質科学 | 10月30日〜11月6日17時 | 12月4日 予備日12月5日 | 12月14日12時予定 |
| B | 数学・物理学・情報科学など。対象一覧は下記。 | 12月7〜11日17時 | 2027年1月28・29日 | 2月17日 |
B日程の対象プログラム
数学、物理学、地球惑星システム学、化学、化学工学、電気システム制御、機械工学、輸送・環境システム、社会基盤環境工学、情報科学、DX科学、 スマートイノベーションの電気システム制御分野、理工学融合の環境自然科学分野・開発科学分野です。一般Bの一覧には建築学・応用化学・量子物質科学は含まれていません。建築学の学部3年次生特別選抜など、同時期の別区分と混同しないでください。
2026年10月16日時点では、Bの日程・対象プログラムは公表されていますが、B専用の募集要項PDFは未掲載です。 日程表では10月公表予定とされています。科目別の時刻、募集人数、書類の形式、郵送期限の詳細は、Bの要項が出てから確認します。 下記のDX A・Cの提出条件をそのままBに当てはめないでください。
DX以外の夏のA日程は終了している
2027年4月入学の夏Aは、2026年7月17〜24日出願、8月27・28日試験、9月3日合格発表でした。 これから出願する人は、上表から志望プログラムの募集を探してください。この日付は2028年入学向けの夏試験日ではありません。 なお、公式日程表はプログラム独自入試を除いているため、独自募集の有無は志望プログラムにも確認します。
DX A・Cは出願前に志望教員へ相談する。資格審査は通常出願より早い
DX科学Aの要項4ページとCの要項5ページは、出願前に必ず志望教員と研究内容等を相談するよう指定しています。主指導教員一覧で教員を確認し、希望する研究内容と自分の履修・研究経験を伝えてください。 DX Aでは、相談に加えて志望指導教員が作成する所定の同意書も出願書類に含まれます。
日本の大学を卒業した人・2027年3月末までに卒業見込みの人は、DX A・Cとも出願資格⑴に含まれます。 他大学出身という理由だけで資格審査を受ける必要はありません。個別の資格認定などを使う場合は、次の事前審査が必要です。
| 選抜 | 資格審査の対象・受付 | 2026年10月16日時点 |
|---|---|---|
| DX科学A | 資格⑨・⑩。2026年10月5〜9日17時。 | 受付終了。通常出願の10月22日まで延長されるものではない。 |
| C | 資格⑨・⑩・⑪。10月13〜19日17時。 | 通常出願より先に審査書類を提出する。 |
| B | 事前審査の公表日程は11月16〜20日。 | 対象資格・書類はB専用要項の公表後に確認。 |
Cの資格⑪は、大学3年次からの進学に関する単位・成績要件を設けており、応用化学系と量子物質科学で条件が異なります。 該当する人はC要項7〜9ページを確認してください。資格審査の認定後も、通常の出願手続きは別に必要です。
Cの応用化学系で資格⑪を使う場合は、資格審査の段階で指導予定教員の受入内諾書も必要です。 また、資格⑪で大学院へ入学すると、学部は卒業ではなく退学の扱いになります。所属大学の事務・学生支援教員へ出願前に連絡し、必要な手続きを確認してください。要項9ページに書類と注意事項があります。
Web登録・検定料・書類提出の3つを終える。締切日の消印では足りない
DX A・Cは、Webで志望情報を入力し、検定料30,000円と出願システム手数料を支払い、書類を提出します。 Web登録と支払いだけでは出願完了になりません。DX Aの11〜12ページ、Cの16〜17ページに提出方法があります。
| 選抜 | 書留郵便の到着期限 | 期限後に届いた場合の例外 |
|---|---|---|
| DX科学A | 2026年10月22日17時必着。 | 10月20日までの消印があるものに限り受理。 |
| C | 11月6日17時必着。 | 11月4日までの消印があるものに限り受理。 |
例えばDX Aを10月22日に発送して、翌日以降に届く場合は、この例外を満たしません。 持参は出願期間中の平日8:30〜17時です。提出先は志望プログラムで異なり、DX・応用化学系は工学系総括支援室、量子物質科学は理学系支援室(先端)です。 宛先は各要項の募集プログラム表で確認してください。
プログラムごとの追加書類も用意する
- DX科学A:成績・卒業見込み等の証明書、指導教員作成の同意書、英語成績書の本紙とA4コピーなど。成績・卒業証明書は原本または原本証明された写しを指定。
- Cの応用化学系:成績・卒業見込み等の証明書、口述試験調書、研究室希望届、英語証明書など。英語をデジタル提出する場合の追加手続きは次節を参照。
- Cの量子物質科学:成績・卒業見込み等の証明書、研究計画書、指導教員等が作成する推薦書、試験科目届、英語証明書など。英語が間に合わない場合の手続きも次節に記載。
経歴や出願資格に応じた追加書類・提出免除があるため、上の一覧だけで全書類が揃うとは限りません。DX Aの書類表、Cの応用化学系の書類表、Cの量子物質科学の書類表と照合します。 受験票はUCAROから各自で印刷し、試験に持参します。公開予定はDX Aが10月28日12時、Cが11月12日12時です。
TOEIC450点の要件は全プログラム共通ではない
DX AとCの応用化学系には、英語の出願要件があります。 対象は2024年5月から出願までに実施された試験で、TOEICは公開L&RまたはIP L&Rを使えますが、オンライン版IPは不可です。DX Aの8ページ、Cの10ページの最低点を比較します。
| 試験 | DX A/C応用化学系の資格⑴〜⑩ | C応用化学系の資格⑪ |
|---|---|---|
| TOEIC L&R | 450点以上 | 500点以上 |
| TOEFL ITP | 453点以上 | 470点以上 |
| TOEFL iBT 従来の0〜120点尺度 | 46点以上 | 52点以上 |
| IELTS Academic | 4.0以上 | 4.5以上 |
| ケンブリッジ英語検定 | 140点以上 | 150点以上 |
いずれか1種類の要件を満たす必要があります。C応用化学系の資格⑴〜⑩では、英語で高等教育を受けた旨の証明書も選べます。 この代替をDX AやCの資格⑪へ広げることはできません。また、出願最低点は合格最低点ではありません。
DX AとCではデジタル証明書の案内も異なる
DX Aは英語成績書の本紙とA4コピーを指定し、デジタルTOEICの利用は工学系総括支援室へ問い合わせるよう案内しています。 C応用化学系は、デジタルTOEICの印刷に加えて「公開テスト スコア確認サービス」での提出も必須です。申請コードは00021001。 この方法では紙の認定証と別のコピーは不要です。
CのTOEFL iBTは、ETSから取得したPDFの印刷と、大学へのスコアレポート送付手続きが必要です。DIコードは7942です。 Test Dateのスコアを使い、MyBestは対象外、Home Editionは対象とされています。 応用化学系は12ページ、量子物質科学は15ページの指定を確認してください。
量子物質科学Cは英語未提出でも出願できるが、英語の得点が付かない
量子物質科学Cには、上表のTOEIC450点などの要件を適用しません。英語は100点配点ですが、スコア証明書の提出がない場合も出願は認めると要項にあります。 証明書が出願に間に合わない場合は、出願期間内に後日提出する旨の連絡票を出したうえで、試験前日の12月3日13時までに理学系支援室(先端)へ提出できます。 既に提出したスコアの差し替えは認められません。
DX Aは専門筆記600点。Cは口述だが、応用化学系には筆記調査もある
DX科学A:専門I・IIを各2時間で解く
11月4日の専門Iは9〜11時、専門IIは13:30〜15:30です。 専門600点・英語100点に加え、学業成績をA〜Dの4段階で評価します。要項10ページの選択方法は次のとおりです。
- 専門I:線形代数、微積分・微分方程式、確率論、離散数学から3問を選び、さらに人工知能に関する知識・思考力などを問う1問を解く。
- 専門II:システム制御、アルゴリズムとデータ構造、プログラミング言語、機械学習、推定・検定から3問を選び、さらに情報科学に関する知識・思考力などを問う1問を解く。
C:応用化学系は9:30、量子物質科学は9時開始
応用化学系は口述400点と学業成績で評価します。口述の資料として簡単な筆記調査を行い、有機化学・物理化学・無機化学から2分野を選びます。「口述試験」という名称でも、筆記の準備は必要です。範囲は要項13ページにあります。
量子物質科学は専門口述400点・英語100点のほか、一般の口述と提出書類を3段階で評価します。 試験科目届で、物理学分野(力学・電磁気学・量子力学・熱統計力学)か、電子工学分野(電磁気学・回路工学・半導体工学・量子力学)を指定します。 一般の口述では志望動機、適性、学力を確認します。要項15ページの説明を使って準備してください。
量子物質科学Cは、他プログラムのBなどと併願できない
公式日程一覧の脚注は、量子物質科学Cへ出願する人について、他プログラムが2026年度下半期に実施する次の選抜への出願を認めていません。
- 2027年4月入学の一般選抜B日程。
- 2027年4月入学の学部3年次生特別選抜。
- 2027年4月入学の外国人留学生特別選抜(国内在住者・国外在住者)。
Cは12月、Bは翌1月の試験ですが、日が重ならないことだけでは併願できません。 量子物質科学Cを選ぶ人は、この制限を踏まえて出願先を決めてください。 合格発表については、DX A・CともWeb掲載は情報提供で、正式な発表は合格通知書の郵送と要項に記されています。
受験するプログラム・日程と一致する過去問を選ぶ
大学の公式過去問ページでプログラムと実施回を確認します。 DX科学には、人工知能・システム制御の大学公開の出題例もあります。 資料は試験全体を網羅するものではなく、情報科学プログラムとは出題内容・方針が一部異なると明記されています。
院試Hubでは、広島大数学、物理、情報科学の専門科目の収録年度・実施回と解答の内容を確認できます。 情報科学の教材を、DX科学の全科目に対応する教材として選ばないでください。
公式資料確認日:2026年10月16日。先進理工系科学研究科の募集案内、2026年度実施日程表、2027年4月入学のDX科学A・C募集要項、DX科学の出題例を参照しています。
過去問は何年分あるか(公式の公開年度と院試hubの収録年度)
4件
広島大学は理学・工学が統合された先進理工系科学研究科に再編されており、博士課程前期の過去問ページに数学・物理・化学から機械・電気・建築・情報科学・量子物質まで主要プログラムが集約されています。数学の2025年8月分は出題意図のみ、物理の同回と情報科学の2026年1月分は解答例も掲載されています。実施年と入学年度、一般A・Bの区別に合わせて探せます。
| 公式の配布先 | 公式が公開している年度 | 院試hubの収録年度 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 先進理工系科学研究科 数学プログラム | 2019〜2025年度実施 | 2023〜2026年度(4年度分)・8回数学 解答PDF | 2026-10-17 |
| 先進理工系科学研究科 物理学プログラム | 2019〜2025年度実施 | 2021〜2026年度(6年度分)・6回物理 解答PDF | 2026-10-17 |
| 先進理工系科学研究科 工学系・情報科学プログラム | 2020〜2026年実施(プログラムにより異なる) | 2023〜2026年度(4年度分)・7回情報科学プログラム 専門科目Ⅰ・Ⅱ 解答PDF | 2026-10-17 |
| 全学共通(大学院入試過去問題の閲覧) | 各研究科ページに依存 | 収録なし | 2026-06-03 |
公式の解答例が公開されている配布先
2件
確認した4件のうち、公式解答の掲載は「あり」0件・「一部あり」2件・「なし」2件・窓口閲覧0件です。
- 先進理工系科学研究科 物理学プログラム — 一部の年度・科目のみ公式解答あり(2019〜2025年度実施)
- 先進理工系科学研究科 工学系・情報科学プログラム — 一部の年度・科目のみ公式解答あり(2020〜2026年実施(プログラムにより異なる))
解答PDF(研究科・専攻 × 科目 × 収録年度)
3件
関連 リソース
外部受験のよくある質問
広島大学大学院の数学・物理の冬入試はいつですか。
先進理工系科学研究科の2027年4月入学・一般選抜B日程は、2026年12月7〜11日17時が出願期間、2027年1月28・29日が試験日、2月17日が合格発表です。数学・物理学は対象プログラムに含まれます。10月16日の確認時点では日程が公表され、B専用の募集要項PDFはまだ掲載されていません。
A・B・C日程は順番に受ける試験ですか。
募集区分の名称です。一般選抜でも対象プログラムと出願・試験日が異なります。DX科学のAは2026年10月出願・11月試験、応用化学・スマートイノベーション応用化学分野・量子物質科学のCは10〜11月出願・12月試験です。DX以外の夏のA日程は既に終了しています。
Web出願を登録すれば手続きは完了しますか。
DX科学AとCの要項では、Web登録・検定料30,000円の支払い・書類提出の全てが必要です。DX Aの書類は10月22日17時必着、遅着時は10月20日までの消印があるものに限り受理。Cは11月6日17時必着、遅着時は11月4日までの消印に限ります。どちらも郵送は書留です。
外部受験者は全員、出願資格の事前審査が必要ですか。
DX科学AとCの一般選抜は、日本の大学卒業者・2027年3月末までの卒業見込み者を出願資格⑴に含みます。他大学出身という理由だけでは事前審査の対象になりません。DX Aは資格⑨・⑩、Cは資格⑨・⑩・⑪が事前審査の対象で、通常出願より前に手続きがあります。
広島大の院試はTOEIC450点が必要ですか。
DX科学Aと、Cの応用化学・スマートイノベーション応用化学分野の資格⑴〜⑩では、TOEIC450点以上などの英語要件があります。C応化系では英語で高等教育を受けた証明書も選べます。Cの資格⑪はTOEIC500点以上などの別条件です。量子物質科学Cは英語未提出でも出願できますが、英語の得点はありません。B日程にはこれらの条件をそのまま適用できません。
量子物質科学Cと、他プログラムのBは併願できますか。
2026年度実施の日程表は、量子物質科学Cへの出願者について、他プログラムの同年度下半期の一般B、学部3年次生特別選抜、国内・国外在住者向け外国人留学生特別選抜への出願を認めていません。試験日が重ならなくても、この制限を確認してから出願先を決めてください。