第1回(9月)と第2回(2月)の日程
どちらの回も1日目の午前にA方式の外国語、午後に専門科目、2日目に口述試験を行います。口述の時刻と会場は、受験票と同時にWeb出願システムで通知されます。
| 回 | 出願登録 | 試験・合格発表 |
|---|---|---|
| 2027年4月入学・第1回 | 2026年7月10日〜7月15日17時(Web出願) | 外国語(A方式)9月9日9〜11時、専門9月9日12時半〜15時、口述9月10日。合格発表9月18日。実施済み |
| 2027年4月入学・第2回 | 2026年12月7日9時〜12月9日17時(Web出願) | 外国語(A方式)2027年2月9日9〜11時、専門2月9日12時半〜15時、口述2月10日。合格発表2月19日13時頃 |
| 2028年4月入学 | 研究科の案内では、第1回の募集要項は4月末頃、第2回は10月末頃に交付の予定 | パンフレットの目安は、第1回が9月上旬、第2回が2月中旬の各2日間 |
出典:2027年度第1回 修士課程学生募集要項、2027年度第2回 修士課程学生募集要項、人間・環境学研究科・大学院の入試情報、研究科パンフレット2026-2027・入試について
募集人員(第1回123人・第2回65人)と10講座
人間・環境学専攻の1専攻で、修士課程の入学定員は164人です。2027年4月入学の募集人員は第1回が123人、第2回が65人で、講座別の内訳は示されていません。第2回の人数は、定員と第1回の合格者数などをもとに決めるとパンフレットに書かれています。前年度(2026年4月入学)の第2回は59人の募集でした。
2023年4月の改組で1専攻10講座(数理・情報科学、人間・社会・思想、芸術文化、認知・行動・健康科学、言語科学、東アジア文明、共生世界、文化・地域環境、物質科学、地球・生命環境)になりました。2027年度の修士課程で学生を募集しない教員が13人おり、研究科の募集要項ページに名前が掲載されています。
出典:2027年度第1回 修士課程学生募集要項、2027年度第2回 修士課程学生募集要項、2026年度第2回 修士課程学生募集要項、研究科パンフレット2026-2027・入試について、人間・環境学研究科・募集要項(学生を募集しない教員)、京都大学通則 別表第2(入学定員)
講座別の外国語方式と専門科目
外国語の方式、選べる言語、専門科目は、第1志望教員の講座と要項の別表1の指示で決まり、出願後は変更できません。配点は外国語100点(A方式は第1外国語80点・第2外国語20点)と専門科目300点の計400点です。口述試験は1人約25分で、専門分野の学力などを問います。前日の専門科目を受けなかった人は口述試験を受けられません。専門試験では辞書を使えず、解答は問題で指定がない限り日本語です。
| 講座 | 外国語 | 専門科目(第1志望教員が指示) |
|---|---|---|
| 01 数理・情報科学 | B方式(TOEFL・TOEIC) | 数理科学(線型代数学・解析学)または情報科学 |
| 02 人間・社会・思想 | A方式(筆答) | 哲学・思想、社会行動論、人間形成論 |
| 03 芸術文化 | A方式(筆答) | 世界文学、演劇学・映画学、芸術学・音楽学 |
| 04 認知・行動・健康科学 | B方式(TOEFL・TOEIC) | 認知・行動・健康科学のみ。「基礎」「発展」の大問から小問を1問ずつ選ぶ |
| 05 言語科学 | A方式(筆答) | 言語情報科学、言語比較論、外国語教育学 |
| 06 東アジア文明 | A方式(筆答) | 東アジア文学・言語論、東アジア歴史・思想論、博物館文化財学 |
| 07 共生世界 | B方式(TOEFL・TOEIC) | 現代世界論、歴史社会論、共生社会論 |
| 08 文化・地域環境 | A方式(筆答) | 文化人類学、地域空間論、環境構成論、文化遺産学 |
| 09 物質科学 | B方式(TOEFL・TOEIC) | 理科科目(物理学、化学・物質科学、生物学、地球科学)から教員の指定に従う |
| 10 地球・生命環境 | B方式(TOEFL・TOEIC) | 理科科目から教員の指定に従う。化学・物質科学は5題から4題、生物学は少数の問題を選んで解答 |
B方式はTOEFL・TOEIC、A方式は筆答
B方式の5講座は、筆答試験日の2年前以降に受けたTOEFL iBT(Home Edition可)かTOEIC L&R公開テストのスコアで外国語試験に替えます。MyBestスコア、TOEFL ITP、TOEICのIP・S&W・Bridgeは使えず、IELTSは要項の対象にありません。TOEFLはETSからのスコア直送(コード9501)とTest Taker Score Reportのアップロード、TOEICはデジタル公式認定証のアップロードが必要です。
有効期間を2年に限る規定は2027年度入試からです。第2回で2024年4月1日〜2025年2月8日に受けたスコアを出す場合は、出願前に大学院教務掛へ個別に相談します。TOEFLとTOEICの換算には、要項に載っている換算式とETSの換算表を使います。
A方式の5講座は、英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・イタリア語・中国語・スペイン語・アラビア語・朝鮮語から、第1志望教員の指示に従って第1外国語と第2外国語を選び、筆答で受けます。1言語につき紙の辞書1冊を使えます。外国人留学生(永住者を除く)の第1外国語は日本語AまたはBです。
出典:2027年度第1回 修士課程学生募集要項、2027年度第2回 修士課程学生募集要項、2027年度入試の試験方法の変更(TOEFL・TOEICの有効期間)
志願者数と合格者数
研究科の自己点検報告書(人環レビュー2024)の入学状況表では、2024年度の修士課程は志願者319人、合格者156人、入学者141人です。志願者数÷合格者数は約2.0倍で、受験者数と第1回・第2回の内訳は載っていません。2020〜2023年度は志願者281〜323人、合格者138〜168人でした。
2026年4月入学の第1回の合格者は105人でした(研究科が受験者の便宜のために掲載した受験番号一覧で、正式なものではないと注記されています)。2027年度入試から合格発表はWeb出願システム上で合否だけを示す方式になり、2027年4月入学の第1回の合格者数は研究科のサイトで確認できません(2026年10月22日時点)。
出典:人環レビュー2024【資料3-2】入学状況、2026年度第1回 修士課程入学試験合格者、2027年度第1回 修士課程学生募集要項
Web出願と志望教員の選び方
2027年度入試から、出願はすべて京都大学WEB出願システムでの登録、書類のアップロード、検定料3万円の納入で完了し、窓口では受け付けません。アップロードするのは顔写真データ、卒業(見込)証明書と成績証明書、B方式のスコアなどです。修士課程の提出書類に研究計画書は含まれていません。
第2回では、外国語の方式が同じ講座に限り、講座をまたいで第2志望まで選べます。第2志望の教員が別の講座なら、その教員へ事前に連絡します。博物館文化財学・現代世界論・歴史社会論を受ける人は、出願前に指導を希望する教員へ連絡するよう求められています。
大学3年次在学者(出願資格9)や個別の資格審査(出願資格10)で第2回に出願する人は、11月6日までに審査書類を請求し、11月13日17時必着で提出します。外国の大学の卒業(見込)者は、11月24日までにAAOで出願資格の照会を終えないと出願できません。
出典:2027年度第1回 修士課程学生募集要項、2027年度第2回 修士課程学生募集要項、人間・環境学研究科・募集要項(学生を募集しない教員)
過去問の入手先
研究科のサイトで、2026年度第1回(2025年9月)・第2回(2026年2月)と2027年度第1回(2026年9月)の外国語(A方式)と専門科目がPDFで公開されています。解答は掲載されておらず、英文などの本文には著作権処理の黒塗りがあります。志願者がいなかった科目は掲載されていません。
2025年度以前の問題は、京都大学吉田南総合図書館で過去4回分を閲覧できます。2025年度の第1回・第2回は、図書館のページにある目次を見てフォームで申し込むとPDFで受け取れます。