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東北大 電気・情報系 院試 基礎科目・専門科目の選択戦略
東北大学大学院 電気・情報系(電気情報物理工学・通信工学・知能情報科学)の院試対策。基礎科目と専門科目の選択判断、過去問演習の組み方を整理する。
最終更新: 2026-05-08
東北大学大学院の電気・情報系は、電気情報物理工学・通信工学・知能情報科学などをまとめた「系」の呼称で、院試では基礎科目と専門科目の両方が課されるのが近年の運用です。専門科目は複数分野からの選択方式が中心で、外部生にとっては「どの分野で勝負するか」をいかに早く決めるかが学習効率を左右します。本ガイドは、東北大 電気情報 院試 を受ける外部生が、専攻分岐・選択判断・過去問演習の進め方を整理するための実務メモです。系の中で志望専攻を決めかねている、あるいは決めたばかりの段階の方を主な読者として想定しています。
公式情報で必ず確認すること
東北大の電気・情報系は専攻ごとに運用が分かれているため、志望先の公式募集要項を最初に取りに行くことが必須です。
- 志望専攻(電気情報物理工学・通信工学・知能情報科学 等)の試験日程と出願締切
- 基礎科目の構成(数学・物理・電気回路・信号処理 等)と配点
- 専門科目の選択ルール(何問選ぶか、分野間の組み合わせ制限の有無)
- 口述試験・志望理由書・研究計画書の運用
- 外部英語スコア(TOEIC等)の提出要件
- 志望専攻ごとの公式過去問PDFの配置(直近5年分以上)
系全体ではなく専攻単位で運用が違うため、たとえば電気情報物理工学と知能情報科学では選べる専門分野の組み合わせも異なります。志望研究室の教員ページから所属専攻を辿り、その専攻の入試情報ページに必ず行き着くようにしてください。
出題傾向と科目構成
基礎科目では数学(線形代数・微積分・複素関数・フーリエ変換)と物理(電磁気・解析力学)の出題が中心で、これは系全体で重なります。専門科目側は、電気回路・電磁気学・電子回路・半導体デバイス・通信工学・信号処理・制御工学・情報理論・計算機アーキテクチャ・アルゴリズムといった複数分野から指定数を選ぶ形式が中心です。電気情報物理工学なら電磁気・回路・半導体寄り、通信工学なら信号処理・通信路・確率統計寄り、知能情報科学なら情報理論・アルゴリズム・確率寄りに重みが偏る傾向があります。具体的な出題実績は 対応する年度別解答パック の収録範囲で随時更新しています。
答案で失点する典型パターン
東北大 電気情報 院試 で外部生が落としがちなのは、選択判断の遅さによる時間切れです。本番で問題冊子を開いてから「どの分野を選ぶか」を考え始めると、解き始めが遅れて部分点しか積めません。回路問題で初期条件の扱いを省略する、信号処理でフーリエ変換の定義式を確認せず計算する、半導体で近似の条件を書かないままバンド図を描くといった失点も頻発します。基礎科目側では、線形代数の固有値問題で対角化可能性を確認しない、複素関数で被積分関数の極を分類せず留数を計算するといった、京大・阪大の数学・物理と共通する論理の飛びが見られます。
3か月・6か月の演習計画
残り6か月の場合
最初の1か月で志望専攻を確定させ、選択する専門分野を2〜3パターン仮決めしてください。2〜3か月目は基礎科目と決めた専門分野の学部教科書を総復習する期間に充てます。電気回路は奥村浩士・大野克郎、電磁気は砂川重信、信号処理はOppenheim、情報理論はCover-Thomas、アルゴリズムは標準的な学部教科書で十分です。4か月目から直近5年分の公式過去問を年度別に解き、5か月目で誤答ノートを作って2周目、最後の1か月は本番形式で時間を計った通し演習に切り替えるのが現実的な流れです。
残り3か月の場合
残り3か月では選択分野を絞り切ることが最優先です。1か月目に直近3年の公式過去問を時間を計らずに解き、得点が安定する分野を2つ確定させます。2か月目はその2分野と基礎科目に絞って2周目、3か月目は時間を計った通し演習で本番形式に慣れる、というシンプルな構成が外部生に最も向きます。広く薄くやるより、選んだ分野で完答に近づける方が、東北大 電気情報 院試 では結果に直結します。
InshiHub の解答パックの使い方
InshiHub の 対応する年度別解答パック は基礎科目と専門科目をまとめて収録するセット構成で、選択判断の訓練に向いています。使い方の手順は、公式PDFを開く→冊子全体を眺めて「自分ならどの問題を選ぶか」をメモする→時間を計って実際に解く→解答パックと突き合わせて選択判断の妥当性を見直す、の順です。院試hub では、東北大の電気・情報系のように選択方式の試験について、分野ごとの解説を独立に読める形に整えています。
公開前に必ず最新の公式募集要項・公式過去問ページで試験科目・実施時期・出題範囲を確認してください。
この大学・研究科の解答パック
上記の出題範囲をカバーするオリジナル解答・解説PDFを年度別に整備しています。
対応する解答パックを見るよくある質問
- 東北大の電気・情報系とはどの専攻を指しますか。
- 東北大学大学院 工学研究科の電気情報物理工学専攻、通信工学専攻、知能情報科学専攻といった複数の専攻をまとめた「系」を指す呼称です。志望専攻ごとに口述や受け入れ運用が異なります。
- 基礎科目と専門科目はどちらも必須ですか。
- 近年の運用では基礎科目と専門科目の両方が課され、専門科目の中で複数分野から選択する形式が中心です。選択ルールは年度ごとに更新されるため、公式過去問PDFと募集要項で必ず確認してください。
- 選択問題はどう絞り込むのが現実的ですか。
- 学部での履修科目と志望研究室の研究内容に近い分野を軸に、過去問で得点が安定する組み合わせを2〜3パターン用意するのが定石です。本番で初見の捻りが入っても切り替えられるよう、複数候補を持っておくと安全です。
- 外部生が押さえるべき基礎は何ですか。
- 電磁気・回路・信号処理・線形代数・微積分は系全体で問われやすい基礎です。志望専攻が情報寄りの場合でも、電気回路や電磁気の基礎は捨てずに最低限の解答力を残しておくと選択肢が広がります。
- 公式過去問はどこで配布されていますか。
- 東北大学 工学研究科 各専攻の公式入試情報ページに過去問PDFが掲載されています。年度ごと・専攻ごとにファイルが分かれているため、志望専攻のフォルダを直近5年分以上まとめて確認するのが基本です。
- 院試hub の解答パックはどう使うべきですか。
- 公式PDFを自力で解いてから、自分の答案と照合する用途を前提にしています。解答だけを先に読むと選択判断の訓練ができないため、必ず「自分ならどの問題を選ぶか」を決めてから解説に進む使い方を推奨します。